Koskun Mountains
提供:MTG Wiki
Koskun Mountains(コスカン山脈)はホームランドの舞台の1つとなった山脈地帯。
解説
ウルグローサ/Ulgrothaの本土にある山脈地帯。高い山々が連なり、石炭と金属類(ただし、ありふれた種類)の埋蔵量が多い。西側の山裾にはThe Great Wood(大森林)が広がり、その更に先にはアン=ハヴァ/An-Havva、都市国家アイゼン/Aysenがある。それとは別の方向(少なくとも西側ではない)にはKoskun Falls(コスカン滝)を挟んで暗き男爵領/The Dark Baronyがある。山裾は部分的に海に面している。ウルグローサの季節・天候は安定していないため、山脈の気候は定かではないが、雪に覆われたイラストが存在している(イラスト1、イラスト2)。
第1世代期(3200AR頃)、大破壊を生き延びたゴブリン/Goblinとオークが住み着き始め、鉱石(ore)と金を目当てに豊かな大地を掘るとともに、掘り抜いた洞窟を住居とした。鉄爪族の呪い/Ironclaw Curseは、この山脈のオークの起源にドミナリア/Dominariaは鉄爪山脈/Ironclaw Mountainsの鉄爪族が含まれていることを示唆している。
この山脈の政治的中心地は、ゴブリンの王/Goblin Kingが統治するKoskun Keep(コスカン砦)。第22世代期(3620AR頃)以降は不死身のエロン/Eronがゴブリン王の地位を独占し山脈を支配している。
山中には、ミノタウルス/Minotaurのアナーバ/Anaba族が隠れ住んでいるが、部族民の他にはアナーバの里の位置はほとんど明かされていない。アナーバ族は、コスカン山脈全体あるいは部族の居住地域を、カー山地帯(Kher Range)と呼んでいるようだ。
ドミナリアのサーシ/Sursiに通じるポータル/Portalが存在する。第30世代期(3780AR頃)、フェロッズ/Ferozの死後、セラ/Serraはウルグローサを離れてサーシ放浪中に命を落としている。フェロッズの封印/Feroz's Banが弱まったため、移動の際にこのポータルを利用した可能性がある。4500ARの大修復以後、このポータルは既に失われている。
登場
- Homelands:The Making of a Magic Expansion(Duelist7号の記事)
- Eron the Relentless(Duelist8号の記事)
- Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician(Internet Archive)(Duelist10号の記事 リンク先は2009年10月19日に行われた再掲)
- Sursi Lore(Feature 2007年5月8日 Wizards of the Coast著)
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(コミック版ホームランド)