ムル・ダヤの共同体/The Mul Daya Nation

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ムル・ダヤの共同体/The Mul Daya Nationは、ゼンディカー/Zendikarエルフの三大共同体の一つ。

目次

解説

秘密主義のムル・ダヤの共同体には変わった語り部、ハザーン/Hazzanがいる。彼は古きエルフで、何百年も前のエルフの幽霊、オブーン/Obuunの謎めいた布告に従う。ハザーン曰く、その幽霊は蔓と樹皮の絡み合った木の玉座に就いている。今は語り部ハザーンがその玉座に座り、オブーンと交信し、ムル・ダヤの民に呼びかけている。ムル・ダヤのエルフは多くの場合、自らの生存の次に語り部の命令を優先する。他のエルフはこれを、自己を第一に考えるエルフ文化の狂信的な曲解であると見なしている。

ムル・ダヤはスパイや暗殺者として働く可能性が最も高いエルフで、常にハザーンの発する言葉が行動目標の基礎となっている。ムル・ダヤの権力の座は、バーラ・ゲド/Bala Ged大陸の神秘的で致命的な、悪臭に満ちた密林の中にある。その地の湿潤で豊かな自然の中で、ハザーンは臣民たちの謁見式を行い、オブーンから授かった謎めいたメッセージを伝える。祖先の霊との関わりを持つことが、この共同体を他とは異なるものにしている。ムル・ダヤにとって、霊の世界と生者の世界には、触れるかどうかの違いしかない。ハザーンは単に、幽霊に順応しているだけなのだ。死と死者の霊は、自然界と同じくらいに彼らの生活の一部となっている。ムル・ダヤのエルフにとって、これは全く不気味なことではない。彼らはそれを、自然のシステムに対する真の見方であると考えている。

ムル・ダヤは多くの場合、フェイスペイントとタトゥーによって識別できる。多くのムル・ダヤの民は、包み込む蔓をモチーフに皮膚を飾りつけ、奇妙な毒と酸を用いる。これはバーラ・ゲドやカザンドゥ/Kazanduの深部に棲む奇妙な動植物から、多大な犠牲を払って選び抜かれたものだ。ムル・ダヤ最高の戦士は、音を立てずに戦闘に参加し遂行することから、霊蔓/Vine ghostと呼ばれる。霊蔓は迷彩、隠密、毒の使用、罠の設置を訓練する。

Soulspeaker

Soulspeakerは屍術/Necromancyの技を用いて、オブーンと交信する。そうするためには、その者は儀式を行い、自らを殺す毒を飲む。いったん死んだなら、死体は起き上がり、遠きオブーンの言葉を話す。その後、アンデッドとなったSoulspeakerは再生の儀式を行い、肉体に命を戻す。

重要人物

登場

登場カード

カード名に登場

ゼンディカー
ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya
エルドラージ覚醒
ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers
ゼンディカーの夜明け統率者デッキ
ムル・ダヤの祖、オブーン/Obuun, Mul Daya Ancestor

フレイバー・テキストに登場

ゼンディカー
緑織りのドルイド/Greenweaver Druid
ワールドウェイク
乱動する地形/Roiling Terrain東屋のエルフ/Arbor Elf新星破のワーム/Novablast Wurm
基本セット2014
荒野への突入/Into the Wilds
ゲートウォッチの誓い
野生生まれのミーナとデーン/Mina and Denn, Wildborn

登場作品・登場記事

参考

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