リミテッド・エディション

提供:MTG Wiki

2015年2月24日 (火) 01:18時点における61.21.120.121 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

リミテッド・エディション/Limited Editionマジック:ザ・ギャザリング初のカードセット。1993年8月5日に発売が開始された。

目次

概要

マジックで最初に登場したカードセット。"Limited Edition"の名の通り、マジックの誕生を記念して発売された限定版で、最初の260万枚分を「アルファ」、追って印刷された780万枚分を「ベータ」と呼ぶ。いずれも黒枠で、英語版のみが発売された。「アルファ」と「ベータ」の違いなど詳細は各項目を参照のこと。

現在であれば基本セットに位置づけられるカードセットであるが、当時はエキスパンションセットすら存在しなかったため、その分類も無かった。基本セットとエキスパンションを分けるようになって以降は「最初に発売された基本セット」という意味で「第1版」とも呼ばれる。

収録されたカードの特徴

当時はルールや色の役割などが整備されておらず、アドバンテージなどの理論も未熟であったため、パワー9に代表される強力すぎるカードFarmsteadなどの弱すぎるカードなど、現在の価値基準からは大きく外れたカードが多く収録された。

希少価値

発売から20年弱が経過していることや、生産枚数自体が少なかったことなどから、現在ではリミテッド・エディションのカードの多くがプレミア価格で取引きされている。また、当時はゲーム用のスリーブが無く、ほとんどのプレイヤーがカードを裸で扱っていたため、美品の希少価値は特に高い(アルファのMoxは数十万円、Black Lotusは100万円を超える値で取引きされている)。

ブースターパック自体も高額で取引きされており、カードショップのディスプレイを飾っていることも多い。

参考

QR Code.gif