サラマンダー
提供:MTG Wiki
サラマンダー/Salamanderは、クリーチャー・タイプの1つ。伝説上の火トカゲ、転じて有尾両生類のサンショウウオやイモリを指す。赤に4体、青に2体、黒に1体存在する。赤のものは条件付きでクリーチャーにダメージを飛ばすものと、パンプアップの能力を持つものとがある。
Flowstone Salamander / 流動石のサラマンダー (3)(赤)(赤)
クリーチャー — サラマンダー(Salamander)
クリーチャー — サラマンダー(Salamander)
(赤):流動石のサラマンダーのブロックしているクリーチャー1体を対象とする。流動石のサラマンダーは、それに1点のダメージを与える。
3/4Scalding Salamander / 煮沸するサラマンダー (2)(赤)
クリーチャー — サラマンダー(Salamander)
クリーチャー — サラマンダー(Salamander)
煮沸するサラマンダーが攻撃するたび、あなたは「煮沸するサラマンダーは、防御プレイヤーがコントロールするすべての飛行を持たないクリーチャーそれぞれに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
2/1かつては紅蓮のサラマンダー/Pyric Salamanderもサラマンダーであり、そもそもこのカードがマジック界最初のサラマンダーだったのだが、Magic Onlineでのミラージュリリースに際しトカゲに変更された。そのため絶滅が心配されていたが、2007年9月サブタイプ変更により紅蓮のサラマンダーのクリーチャー・タイプがサラマンダーに戻り、絶滅の危機は回避された。また、2008年1月のオラクル変更で寄生牙のイモリ/Wormfang Newtがサラマンダーに変更され、その後もアンフィンの殺し屋/Amphin Cutthroat、ただれたイモリ/Festering Newtなど新種が登場している。
- サラマンダーとは黒と黄色の派手派手しくも美しい両生類であり、いわゆるサンショウウオなどのこと。ゾロアスター教徒は聖火を高く燃え上がらせるために捕獲して火の中に投げ入れたとされる。16世紀には医師パラケルススが四大精霊のうち火の精霊をサラマンダーと定義した。そのため、ファンタジーでは「火の中に住むトカゲ」というイメージが多い。日本や中国でも、火にくべても燃えず逆に火を食すという火鼠(かそ)の伝承がある。
- 寄生牙のイモリやアンフィンの殺し屋といった青のものは、単に有尾両生類の性質を持つクリーチャーとして設定されているようだ。