熾天使/Seraph
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Seraph / 熾天使 (6)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
このターン、熾天使がダメージを与えたクリーチャーが死亡するたび、次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。あなたが熾天使のコントロールを失ったとき、そのクリーチャーを生け贄に捧げる。
うまく敵を倒せるならば、非常に強い能力。だが、倒されるのがわかっていて相手がこれをブロックすることもあまりないので、なかなか能力は誘発しない。飛行を持っているので、ブロックされにくいのが欠点。
加えて7マナというマナ・コストもネック。7マナで4/4では、同時期にいる相手クリーチャーを倒すどころか一方的にやられかねない。そのためほとんどお目にかかることはない。
- 他の天使同様、それでもカード取引価格はそれなりに高かった。
- 同じアイスエイジでは、黒にも同様の能力を持つクリーチャーがいる。むしろこの能力は黒向き。こちらのほうが、コスト・パフォーマンスは優れている。→クロヴの吸血鬼/Krovikan Vampire
- 「しきてんし」と読まれてしまうことが多いが、正しくは「してんし」。天使の階級のひとつ。「熾」は「熾き火」(炭が真っ赤になっている状態、一見静かだが炎が出ている状態よりも高い温度で燃えている)を意味し、神への愛で燃えている様子を指しているという。
- このカードの「倒れた敵をよみがえらせて手駒にする」というコンセプトは、後にアダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrieに受け継がれることとなる。