コー/Kor （ストーリー）

ラース/Rathに暮らす種族のひとつ。人間型生物ではあるが、肌の色が青灰色であり、ナマズのようなヒゲとも触覚ともつかないものが生えていたりと、分類的には亜人に該当する模様。

氏族の前にenをつけるが、氏族を裏切った追放者たちはilと呼ばれ、蔑まれるのは他の氏族と同じ。

シャーマンを指導者層とし、ラースの荒野で遊牧生活を営む。「隠遁者のように」引っ込み思案な性格の者が多く、氏族単位としてのまとまりには欠ける模様。双子に生まれた者たちは、ほぼ必ず槍騎兵となって氏族の防人となるようである。

エラダムリー/Eladamri率いるエルフとヴェク/Vec族とともに要塞/Strongholdへの反抗作戦を開始。主に斥候として活躍したようだ。

残念ながら、ストーリー上目だった活躍はない。

平行世界　

異なる歴史を刻む平行世界では、エヴィンカー/Evincarとなったミリー/Mirriにより、モグ/Moggに代わる新たな奉仕種族とされる。直接の言及はないが、彼女が吸血鬼であり、イラストの雰囲気を見るにつけ、血を吸われて従属させられているものと思しい。

ゼンディカー/Zendikarの世界にも登場。放浪の民であり、多くの者はその一生を聖地巡礼の旅の中で終える。また、鉤縄術に長けている。