The Finals97
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テンペストの登場によって生まれた白シャドーウィニーやメダリオンブルー、メサクラフトなど、そして旧スタンダード(アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック)でミラージュ・ブロックのカードがほとんどを占めていた5CBやバーンなどが入り乱れた。 だが、結果は優勝、準優勝、ベスト4とベスト8に各一人とトップ8のうち半分を5CGが占めるというものだった。
- テンペストで不毛の大地/Wastelandが登場したため「5CGは生き残れない」という見解もあったが、実際には単色デッキには効果が薄かったためか不毛の大地はあまり使われなかった。そのことがこの結果に繋がったのかも知れない。
- この大会で有名なエピソードとして、当時「濃霧/Fog系のカードはトーナメントではまず使われない」と言われる中、ストンピィを用いる景山太郎氏が同じストンピィを用いる中村聡氏の踏み荒らし/Overrunを中休み/Respiteで回避し、投了に追い込んだという逸話がある。このことは多くのプレイヤーに衝撃を与え、濃霧系カードの再評価に繋がった。
基本データ
- 日時:1997年12月28日
- 開催地:渋谷DCIジャパントーナメントセンター
- フォーマット:スタンダード(第5版+ミラージュ・ブロック+テンペスト)
- 参加者:57名
ベスト8
- 優勝 塚本俊樹(5CG)
- 準優勝 有田隆一(5CG)
- ベスト4 松尾悟郎(5CG)
- ベスト4 松元篤志(バーン)
- ベスト8 田口雄一(5CG)
- ベスト8 藤田剛史(タッチ緑青白コントロール)
- ベスト8 野口猛雄(青黒コントロール)
- ベスト8 景山太郎(ストンピィ「ピュアグリーン・オーバーラン」)