第8版
提供:MTG Wiki
第8版/Eighth Edition
8番目の基本セット。このセットから新しい枠が採用された。 また、アルファからスカージまでの各セットから、それぞれ1枚以上のカードが再録されている。 主な再録元はマスクス・ブロックとインベイジョン・ブロック。
基本セットにおいて色の役割が変更されたのはこの第8版から。例として
- 解呪/Disenchant→帰化/Naturalize
- 放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer→アナーバのシャーマン/Anaba Shaman
- 彼方からの雄叫び/Howl from Beyond→怒髪天/Enrage
- 濃霧/Fog→聖なる日/Holy Day
- 砂嵐/Sandstorm→刃の雨/Rain of Blades
- 空飛ぶ男/Flying Men→陽光尾の鷹/Suntail Hawk
が挙げられる。 また、収録されているクリーチャー・タイプの整理も行われた。たとえば
- 真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident→脱走魔術師/Fugitive Wizard
- ゴミあさり/Scavenger Folk→エルフの潰し屋/Elvish Scrapper
- 残忍な影/Feral Shadow→薄暮のインプ/Dusk Imp
が挙げられる。詳しくは基本セットのちょっとした変化(英語)を参照のこと。
第8版を使用してのドラフトなどを想定したため稀少度が上げられているカードが多く、古参プレイヤーには不満も多い。 防御円や命の川/Stream of Lifeがアンコモンでは・・・。
このセットの導入に伴い、いくつかのルールの変更が行われている。 →第8版ルール更新(Wizards社;英語)
スターターセット 33枚の構築済みデッキ2個 カード14枚入りブースターパック1個 ルールブック、プレイガイド、プレイマット、プレミアムカード封入。
また、ブースターボックスには1箱に1枚、「ボックス・トッパー」と呼ばれる大判のカードが入っている。どの言語のボックスにも英語版が収録されている。全33種類。 また、6種類のプロモーション版も存在し、第8版の発売に前後して各イベントで配られている。
- 2003年5月14日:双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon(E3参加賞)
- 2003年6月26日:サバンナ・ライオン/Savannah Lions(Origins参加賞)
- 2003年7月12日:希望の化身/Avatar of Hope(GPバンコクのサイドイベント)
- 2003年7月17日:ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord(Comic Con参加賞)
- 2003年7月23日:アンデッドの王/Lord of the Undead(Gen Con参加賞)
- 2003年8月6日:抹消/Obliterate(世界選手権参加賞)
以上のボックス・トッパーにはそれぞれのイベントのロゴマークが入っている。
34種類目として大アナグマ/Giant Badger版が登場する予定だったが、結局直前で不採用になった。以下の記事参照。 →Giant Badger box topper(wizards)
マジック発売10周年記念のセットにするため、それまでの基本セットの通常の発売月である4月ではなく7月に発売された。
エキスパンション・シンボルは3枚のカードと数字の「8」。 パッケージイラストは
- エルフのチャンピオン/Elvish Champion(スターターセット)
- まばゆい天使/Blinding Angel
- 高潮のクラーケン/Tidal Kraken
- ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord
- 双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon
- ルアゴイフ/Lhurgoyf
2003年7月発売。全357種類(基本土地の絵違い含む)。
参考
- テーマデッキ
- 促成/Life Boost (白)
- 空撃/Sky Slam (青)
- 追放/Expulsion (黒)
- 焦土/Speed Scorch (赤)
- 重鎮/Heavy Hitters (緑)
- カード個別評価:8版(8th)
- カードセット一覧
- 第8版 カードリスト - Wisdom Guild