ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)
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ウィル・ケンリス/Will Kenrithはバトルボンド初出のキャラクター。カードとしてはバトルボンドのウィル・ケンリス/Will Kenrithが初出。
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解説
エルドレイン/Eldraine出身の人間/Humanのプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。氷の魔術を操る冷術師/Cryomancer(イラスト1、イラスト2)。ローアン・ケンリス/Rowan Kenrithとは双子。
アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrithとリンデン・ケンリス/Linden Kenrithの子とされており、エリック・ケンリス/Erec Kenrithとヘイゼル・ケンリス/Hazel Kenrithの兄にあたる。
慎重で優柔不断、動く前にじっくりと考えるタイプで、無類の本好き。総じてローアンとは対照的な性格だが、戦闘では互いの魔法を組み合わせ、優れたコンビネーションを発揮する。
ウィルとローアンは一つのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを共有しており、片方がプレインズウォークしたなら、もう片方も同じ場所に引っ張られてしまう。
新ファイレクシア/New Phyrexiaとの戦争後は、他の多くのプレインズウォーカーと同様に灯を失っている。
- 『エルドレインの森』アニメトレーラーにおける声優は梅原裕一郎氏。
- その出生から、モチーフはローアンと同様にアーサー王伝説におけるモルドレッドと思われる。王国を破滅させた悪辣な存在とされることが多いが、アーサー王伝説初期の創作では善良な人物として描かれることもあった。
経歴
エルドレインの森より前の彼の活動、および出生の秘密については双子のローアン・ケンリス/Rowan Kenrithのページを参照。
エルドレインの森
彼は荒廃したアーデンベイル城/Castle Ardenvaleを後にし、ヴァントレス城/Castle Vantressに居を構えるエルドレインの新たな王となった。だが、至高の探索/The High Questを経ておらずエルドレインでの功績もない彼は、覇王/High Kingではなく少年王/Boy Kingとして蔑まれていた。
忌まわしき眠り/Wicked Slumberがエルドレインを蝕む中、彼は寝る間も惜しんで内政に務め、人々を団結させるべく行動していた。しかしそれゆえに、眠りの早急な解決を求めるウィルとのすれ違いが生じてしまい、彼女が一人で解決の旅へ向かうことに繋がってしまった。
彼は軍を率い、忌まわしき眠りの元凶である魔女エリエット/Erietteを捕らえるためアーデンベイル城に攻め入る。その軍勢にはかつてウィルと対立したイモデーン/Imodaneの姿もおり、人々はウィルを少年王ではなく覇王であると認めていた。だが、城で目にしたのは魔女の協力者となったローアンの姿であった。ローアンはエルドレインを救うのは交渉ではなく力だと叫び、アショク/Ashiokとの連携でウィルを攻め立てる。隙を見て放った渾身の一矢で窮地を切り抜けることには成功するも、ローアンは大爆発に乗じてどこかへ姿を消した。
戦いが終わり、覇王ウィル・ケンリスはエリエット捕縛の功労者であるケラン/Kellanとルビー/Rubyを褒めたたえた。だが、その表情にはローアンとの決別による影が落ちていた。
登場
登場カード
- ウィル・ケンリス/Will Kenrith
- 王家の跡継ぎ/The Royal Scions
- 霜の学者、ウィル/Will, Scholar of Frost
- 平和の世継ぎ、ウィル/Will, Scion of Peace
フレイバー・テキストに登場
- バトルボンド
- 参集/Huddle Up
- エルドレインの王権
- 不可解な幻視/Unexplained Vision
- ストリクスヘイヴン:魔法学院
- 導師の導き/Mentor's Guidance(「双子」として)、教授の警告/Professor's Warning(同左)、弾ける力/Crackle with Power、爆発的歓迎/Explosive Welcome、マスコットの横取り/Mascot Interception、研究の集大成/Culmination of Studies、実践研究/Practical Research、合格通知/Letter of Acceptance
- ミスティカルアーカイブ
- 初子さらい/Claim the Firstborn
- エルドレインの森
- 武勇の時/Moment of Valor、紅蓮鎚、イモデーン/Imodane, the Pyrohammer(王様気取りの坊やとして)、戦争の世継ぎ、ローアン/Rowan, Scion of War
- おとぎ話
- 安らかなる眠り/Rest in Peace(王として)
イラストに登場
- バトルボンド
- 参集/Huddle Up、競技場の首長/Arena Rector、ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith(通常版、プレミアム・カード版)
- エルドレインの王権
- 不可解な幻視/Unexplained Vision
- 統率者レジェンズ
- 勝者の大霊堂/Vault of Champions(像)
- ストリクスヘイヴン:魔法学院
- 導師の導き/Mentor's Guidance、教授の警告/Professor's Warning、爆発的歓迎/Explosive Welcome、研究の集大成/Culmination of Studies、実践研究/Practical Research
- Magic Online Promos
- 天才の煽り/Blast of Genius
- 『エルドレインの森』アニメトレーラープロモキャンペーン
- 氷封/Ice Out
登場作品・登場記事
- ROWAN & WILL KENRITH (Internet Archive)(旧公式サイト)
- ウィル・ケンリス(公式サイト)
- Throne of Eldraine: The Wildered Quest(小説)
- A Portrait of the Kenriths (Internet Archive)/ケンリス家の肖像(Feature 2019年9月12日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第1回 その舞台と人物(マジック日本公式サイト 2019年10月3日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第2回 むかしむかし(マジック日本公式サイト 2019年10月10日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人(マジック日本公式サイト 2019年10月17日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視(マジック日本公式サイト 2019年10月24日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士(マジック日本公式サイト 2019年10月31日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第6回 王冠泥棒、オーコ(マジック日本公式サイト 2019年11月7日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第7回 野生語りの帰還(マジック日本公式サイト 2019年11月14日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第8回 めでたしめでたし(マジック日本公式サイト 2019年11月21日 若月繭子著)
- Episode 1: Class Is in Session/メインストーリー第1話:新学期、到来(Magic Story 2021年3月25日 Adana Washington著)
- Episode 3: Extracurriculars/メインストーリー第3話:課外授業(Magic Story 2021年4月7日 Adana Washington著)
- Episode 4: Put to the Test/メインストーリー第4話:試験開始(Magic Story 2021年4月14日 Adana Washington著)
- Episode 5: Final Exam/メインストーリー第5話:最終試験(Magic Story 2021年4月21日 Adana Washington著)
- March of the Machine | Arcavios: A Radiant Heart/サイドストーリー・アルケヴィオス編 光輝く心臓(Magic Story 2023年3月20日 Evelyn Teng著、名前のみ)
- Wilds of Eldraine | Episode 1: Pure of Heart/第1話 純なる心(Magic Story 2023年8月3日 K. Arsenault Rivera著)
- Wilds of Eldraine | Episode 2: Wandering Knight, Budding Hero/第2話 流浪の騎士、新米英雄(Magic Story 2023年8月9日 K. Arsenault Rivera著、片割れとして言及されるのみ)
- Wilds of Eldraine | Episode 3: Two Great Banquets/第3話 二つのもてなし(Magic Story 2023年8月10日 K. Arsenault Rivera著、名前のみ)
- Wilds of Eldraine | Episode 5: Broken Oaths/第5話 破られた誓約(Magic Story 2023年8月14日 K. Arsenault Rivera著)