イマースターム/Immersturm (次元カード)
提供:MTG Wiki
次元カード
Immersturm / イマースターム次元 ― ヴァラ(Valla)
クリーチャーが1体戦場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーが選んだクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。その戦場に出たクリーチャーのコントローラーは「このクリーチャーは、それに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。」を選んでもよい。
あなたがカオス・シンボルを出すたび、クリーチャー1体を対象とする。それを追放し、その後それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
アーティスト:Raymond Swanland
カオス能力は一瞬の瞬き/Momentary Blinkに似ているが、コントローラーに係わらず追放できるので相手のトークンやオーラの除去にも使える。
関連カード
次元タイプ「ヴァラ(Valla)」を有するカード(→次元タイプ#ヴァラ参照)
- 伏魔殿/Pandemonium - 同じ能力を持つエンチャント。(エクソダス)
- 戦嵐のうねり/Warstorm Surge - 設定上の関係があり機能も近いエンチャント。(基本セット2012)
ストーリー
ヴァラ/Vallaのイマースターム/Immersturmを次元カード化したもの(イラスト)。
プレインチェイス時点の公式記事によれば、ドイツ語で「絶えることない嵐」を意味する「Immersturm(イマーシュトゥルム)」は、名前の通りヴァラに荒れ狂う戦争と混沌、雷の「絶えることない嵐(continual storm)」を表している。そして、プレインズウォーカー/Planeswalkerはここで自身のクリーチャーに起きる変化に驚かされる。血に飢えた雄叫びが召喚による霊気/Aetherのうなりと同時に発せられるが、これはプレインズウォーカーの信頼する軍隊がヴァラ生まれの戦士の魂を受け継いだ証であるという[1]。
その後、カルドハイムにてイマースタームとはカルドハイム/Kaldheimを構成する領界/Realmの一つであり、デーモン/Demonの住まう火と戦争の世界であるとされた[2][3]。元々ヴァラはカルドハイムの領界の一つであったが、二つに分裂してしまい、一つは独立した次元に、もう一つは領界として残った。その残った方はイマースタームの地帯が占めていたため、領界自体がイマースタームと呼ばれるようになったという。詳細はイマースターム/Immersturmを参照。
脚注
- ↑ The Planes of Planechase(Savor the Flavor 2009年9月2日 Doug Beyer著)
- ↑ Norsing Around, Part 1/北方へ その1(Making Magic 2021年1月11日 Mark Rosewater著)
- ↑ Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 2/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その2(Feature 2021年1月14日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)