護法印
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護法印(Ward)は、それ自体がつけられた対象にプロテクションなどの防御用能力を与える個別エンチャント。『防御用』という性格上、基本的に白の呪文。
White Ward / 白の護法印 (白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーはプロテクション(白)を持つ。この効果は白の護法印を取り除かない。
Ward of Lights / 光の護法印 (白)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
あなたは、光の護法印をそれが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。あなたがソーサリーを唱えられないときにそれを唱えた場合、それがなったパーマネントのコントローラーは、次のクリンナップ・ステップの開始時にそれを生け贄に捧げる。
エンチャント(クリーチャー)
光の護法印が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
エンチャントされているクリーチャーは、選ばれた色に対するプロテクションを持つ。この効果は、光の護法印自身を取り除かない。
Tattoo Ward / 刺青の護法印 (2)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+1/+1の修整を受けるとともにプロテクション(エンチャント)を得る。この効果は、刺青の護法印を取り除かない。
刺青の護法印を生け贄に捧げる:エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
アルファで各色に対応した5種サイクルで作られたのが最初の護法印。それ以降、色以外のプロテクションや、使用時にプロテクション種別を選べる柔軟なもの、プロテクション以外の防御効果を持つものなど、いくつかのバリエーションが作られている。
単純なプロテクション付与以外に、これ自体が「自爆」しないようなテキストが付随するものも多い。
- これがないと、例えば白の護法印/White Wardでプロテクション(白)がついたクリーチャーは、護法印から「守られて」その護法印自体をはずしてしまう。ただし、これはプロテクションによって外されないことを示しているわけではない。別な効果でもう一つプロテクション(白)がつけられればはずれてしまうし、白の護法印が同じクリーチャーに2つつけられてもはずれてしまう。
- クリーチャーでなくアーティファクトにつける秘宝の護法印/Relic Wardも存在する。
- ちなみに、同じ"Ward"の名を持つ蘇生の印/Death Wardは含まれない。こちらはインスタント呪文でまったくプロテクションとは関係ない。いわゆる「訳のテンプレート」がない時代の翻訳で柔軟だったとはいえ、カード内容まで考慮してこのカード名にしたのであれば、案外名訳といえるのかもしれない。