嵐のイフリート/Tempest Efreet
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クリーチャー — イフリート(Efreet)
アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前に嵐のイフリートをあなたのデッキから取り除く。
(T),嵐のイフリートを生け贄に捧げる:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは10点のライフを支払ってもよい。そのプレイヤーがそうしなかった場合、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚無作為に選んで公開する。公開されたカードと嵐のイフリートの所有権を交換する。公開されたカードをあなたの手札に加え、嵐のイフリートをあらゆる領域からそのプレイヤーの墓地に置く。この所有権の変更は永続する。
数少ないアンティに関するカードの1つ。 公式トーナメントでは、禁止カードに指定されている。
手札のカード1枚と、このクリーチャーカードの交換を強要する。
相手はライフ10点で拒否することも可能。 10ライフは普通かなり痛いだろうし、もちろんこの交換以外に普通のアンティがある、実質的には『手札1枚か現状のアンティ、どっちかよこせ』というようなカードといえる。 奪えるカードはランダム選択で、これはレア。 最悪基本土地カードと交換される可能性もあるわけで、少々リスクは大きい。
フェイク・アンティで使うならば、『これ1枚の犠牲で、相手の手札1枚ゲームから除外&自分が1枚ゲーム外からカード入手』のようなものなので、とりあえず相手の手札を減らせるのはプラス。 あとは奪ったカードが自分で使えればラッキー、そうでなければハズレ。 まあ、赤で捨て札強要させたと思えば、悪くはあるまい。
リアニメイトした嵐のイフリートの能力では、相手の手札を奪うことはできなくなっているため。
- なぜかというと、『リアニメイトされた嵐のイフリート』も『嵐のイフリートの能力で選ばれた相手の手札』も、どちらもオーナーは『相手』になっているため。
嵐のイフリートの能力でこれらのオーナーが交換されても、結局選ばれたカードのオーナーは相手のまま。 そしてルール上、あるカードが手札に移動するという指定をされた場合、それは必ず『オーナーの手札』に移動するため(CR 217.1aによる。オーナーの解説も参照のこと)。
参考
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:レジェンド - レア