アーギヴィーア/Argivia
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アーギヴィーア/Argiviaはドミナリア/Dominariaの地名。
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概要
「Argivia」はドミナリア期に定義されるまで、「Argive」「New Argive」「Argivian」とともに不明瞭な用いられ方をしてきたストーリー用語である。
小説Song of TimeとPlaneswalkerでは「Argivia」と「Argive」は混在しほぼ同じ意味合いのように登場し、あるいは、近代以降のアルガイヴ国(すなわち新アルガイヴ/New Argive)の別称のように読み取れる。掌編Sisay's Questでは「Argivia」は「Argive」の一地域とも読み取れる[1]。短編VersipellisとPhyrexian Creationsでは「Argivia」は明確に都市を意味している。小説Apocalypseは国とも都市とも判別はつかない。
Ethan Fleischerはこの看過せざる矛盾を解決するために、アーギヴィーアは新アルガイヴの首都であると設定を確定させ、アーギヴィーアはしばしばアルガイヴとも呼ばれるとした。[2]
一方、日本語版では第5版・ウェザーライト期に「Argivian」を「アーギヴィーアの」と訳したが、ウルザ・ブロック期は「アーギブの」、コールドスナップ以降は「アルガイヴの」と変遷している。かつて「アーギヴィーア」と訳されているものが都市のアーギヴィーアを指しているとは必ずしも言えない。
解説
アーギヴィーアは新アルガイヴ/New Argiveの首都である(テリシア地図)。新アルガイヴ島の東岸地域にあり、北には入り江、南には川がある。この場所にはかつて兄弟戦争/Brothers' War時代のアルガイヴ/Argiveの首都ペンレゴン/Penregonがあった(兄弟戦争期の地図)。
アーギヴィーアはアルガイヴと略されて呼ばれることも多い。
4205AR、Godwyn(ゴドウィン)率いるファイレクシア/Phyrexia軍との激戦の末、アーギヴィーアは陥落し蔵書館は荒らされ街は業火に包まれた。
4560AR、この時代にはアーギヴィーアは再建されている。カー峠/Kher Ridgesのドラゴンのプローシュ/Prosshと崇拝者のコボルドを迎撃するため、ベイルド/Bairdは兵団を率いてアーギヴィーアから出陣した。兵団には当初、紅蓮術師ヤヤ・バラード/Jaya Ballardが協力者として随伴していた。後にヤヤを追ってきたチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarとも一時的に共同戦線を張った。
登場
登場カード
カードに「Argive」「Argivian」が登場するものは複数あるが、そのうちのいずれが都市アーギヴィーアに関連するか否かは不明瞭である。少なくとも新アルガイヴ成立より過去のカードは該当しない。
登場作品
- Song of Time(小説)
- Old Wars(Sisay's Questの3話最終話。Duelist25号掲載の掌編)
- Planeswalker(小説)
- Versipellis(The Colors of Magic収録の短編)
- Phyrexian Creations(The Myths of Magic収録の短編)
- Apocalypse(小説)
- Return to Dominaria: Episode 8/ドミナリアへの帰還 第8話(小説)
訳語
「Argivia」は設定が明確化してから初めて登場した作品ドミナリアへの帰還 第8話において「アーギヴィーア」と翻訳された。
脚注
- ↑ 泡のお守り/Juju Bubbleの所在地について、Sisay's Quest2話では「Argiveに存在」、3話では「Argiviaから数リーグ離れた場所に存在」の旨の記述が確認できるため
- ↑ Ethan Fleischerの証言