無限
提供:MTG Wiki
無限(Infinity)とは、限りのないこと。しかし、マジックのルールにおいて「無限」というものは存在せず、「いくらでも大きい」という意味で使われる。
- かつては総合ルールにも直接「無限は存在しない」旨が明記されていたが、現行の総合ルールでは直接的な記載はない。
- ゲームが、ある一群の行為を永久に繰り返すこと(これを無限ループと呼ぶ)が可能な状況にあるとき、無限ルールの存在により、予め繰り返す回数を指定してその手順を省略することができる。その際も、マジックに無限は存在しないため、無限回を指定することはできない。1万回なら1万回、1億回なら1億回と、有限の整数のみが指定可能である。
- たとえ阻止不可能なコンボからいくらでもマナが生産できる状況にあったとしても、生み出されるマナは常に有限である。
銀枠における無限
アンヒンジドのMox Lotusにおいて初めて∞がテキスト文に使用され、実際に無色の無限マナを出すことが出来る。 後にアンステーブルにおいて、無限のパワーを持つInfinity Elementalが収録される。
- 銀枠といえどもX呪文などを使用する際、Xに∞を指定することはできない。有限整数を指定する必要がある。
- 無限マナの状態からいくらマナを消費しても無限マナである。
- このため、マナバーンのルールがあった頃ではそのフェイズ内で勝負をつけなければライフを無限に失い負けることになるだろう。
- Infinity Elementalに絆魂をつけるなどすれば無限ライフを獲得することも出来る。
- 無限ライフ状態になった場合では、いくらライフを失おうが無限のライフのままである。これはInfinity Elementalから無限ダメージを受けても無限のライフである。ただし、ライフを固定値にするのだけは弱点。
- 無限トークンや無限カウンターもInfinity Elementalを使えば可能である。無限ドローも可能であるが、ライブラリーアウトで負けてしまう。