大消失/the Vanishing
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大消失/the Vanishingとはミラディン/Mirrodinにおける各種族の長老世代の不可解な失踪事件のこと。
金属次元アージェンタム/Argentumの管理者メムナーク/Memnarchは、他の次元/Planeから生物を捕獲してアージェンタムを生命溢れるミラディンに改造した。長老世代とは、この拉致されてきた人々を後世から見た呼び名である。この大移民は(ミラディン・ブロック時点から見て)そう昔のことでないらしく、登場人物のうち少なくともラクシャ/Raksha、スロバッド/Slobad、グリッサ/Glissaとその両親は長老世代である。
フィフス・ドーンの物語の最終局面でメムナークがグリッサに倒された時、長老世代をミラディンに縛り付けていた魔法装置・魂の檻/Soul Trapが再起動し、彼らを元の次元に戻した。その顛末を知らないミラディン生まれの若い世代は、長老達の謎の失踪についてそれぞれに異なった名称や説を唱えている。
また、この事件がきっかけで大混乱に陥った部族も少なくなく、スロバッドはゴブリン族の騒乱に巻き込まれて命を落とした。