鳥の乙女/Bird Maiden
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赤の小型飛行クリーチャー。とても一線級とは言えないが、ドラゴン以外の飛行が不得意な赤では標準レベル。赤の対空手段は火力に任せたほうが無難。
- アラビアンナイト版にはバージョン違いが存在する。一方は普通の不特定マナ・シンボルであるのに対し、もう一方は通常より暗くて小さい不特定マナ・シンボルとなっている。
- 印刷時のクリーチャー・タイプはカード名と同じ鳥の乙女/Bird Maidenであった。「クリーチャー・タイプは一単語」の規定からオラクル更新で「乙女」に変更され、2007年9月サブタイプ変更で乙女から人間に変更される。その後、2008年1月18日のオラクル更新で鳥が追加された。
- 愛らしいイラストに結構なファンがいるようだ。
- オンスロートで同型再版のゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raiderが登場した。
ストーリー
鳥の乙女/Bird Maidenはドミニア/Dominiaではたいていの場所(次元)で姿を見ることができる鳥人間。その名の通り全てが女性である。彼女たちは岩穴の高いところや、絶えず吹き付ける突風や砂漠の上昇気流にうがたれた岩肌に点々とその住居を作る。
「Wind sculpting(風刻み)」と呼ばれる芸術の技を持つ。熟練した乙女はダイアモンドダストと風で操り、整然と並んだ岩に括りつけた小さな骨の筒に風を入れる。それによって通常より早く風化を進ませ、数年〜十年ほど経つとその結果が岩に現れてくる。
鳥の乙女は人間と交わることができ、彼らの子は女の子であれば鳥の乙女に、男の子であれば人間として誕生する。人間の子であれば人間社会へ、女の子となれば鳥の乙女の世界に入れられる。すべての鳥の乙女は双子で生まれ、全ての双子が同じ性を持つ。元来鳥の乙女達は他の姉妹達にも大変な愛情を示すが、とりわけ双子同士の親愛の情は深い。鳥の乙女に万一男の子が生まれれば、その子は大変な力と幸運、魔力の才を持つという言い伝えがありこれがどの村でも捨てられた双子をありがたがる理由となっている。
登場
- Eater of the Infinite(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Bird Maiden(Encyclopedia Dominiaの見出し語)
参考
- カード個別評価:アラビアンナイト - コモン2(2種類)
- カード個別評価:第5版 - コモン
- カード個別評価:第4版 - コモン