地獄の蠍/Pit Scorpion

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(解説が冗長だったので整理。)
1行: 1行:
 
{{#card:Pit Scorpion}}
 
{{#card:Pit Scorpion}}
  
[[毒カウンター]]対応の[[クリーチャー]]。
+
[[毒カウンター]]対応の[[クリーチャー]]。[[攻撃]]が通れば、相手[[プレイヤー]]に毒カウンター1個を与えられる。
[[攻撃]]が通れば、相手[[プレイヤー]]に毒カウンター1個を与えられる。
+
  
毒対応というだけで、毒で勝利しようとするデッキでは大切なクリーチャー。
+
3マナ1/1と非常に[[マナレシオ]]が低く、10回攻撃が通れば勝利できるとはいえ、これは2/2のクリーチャーが10回攻撃が通るのとあまり変わりない。2/2のクリーチャーと違い、[[パワー]]1のクリーチャーにやられてしまうこれは強いとはいえない。
だが、このクリーチャーを見れば、毒があまり有効でない勝利手段ということが読めてしまうのが悲しいところ。
+
  
毒カウンターは10個たまれば勝てるので、こいつが10回突破できればいい。
+
毒カウンターを与える条件は[[ダメージ]]ならば何でもよいので、[[炎の鞭/Fire Whip]]などをつけてプレイヤーに10回飛ばせばゲームが終わる。しかしこの場合、一度に2個の毒カウンターを与える[[マーシュ・バイパー/Marsh Viper]]の方が効率はよい。
ということは、こいつが2/2クリーチャーでも結果はあまり変わらない。
+
そして毒はプレイヤー以外には意味がないので、『1/1+毒』と『2/2』では、クリーチャー戦闘ではどちらがうれしいかというと、2/2のほうなのは明らか。
+
ましてやこいつは3マナ、同じ[[マナ・コスト]]を使えば、普通2/2よりも強いクリーチャーが召喚できる。
+
つまり、コスト対効果でみても、普通のクリーチャーのほうが有利なのだ。
+
  
もちろん『[[ライフ]]は[[回復]]手段が多いが、毒は難しい』という差もあるし、毒対応クリーチャーにしてもカードによる性能ばらつきもあるので、一概にいえない部分もあるにはあるが…。
+
*同コストで緑になると[[剣歯コブラ/Sabertooth Cobra]]になる。
 
+
*とりあえず[[ダメージ]]なら何でもいいという利点がある。
+
*緑になると[[剣歯コブラ/Sabertooth Cobra]]になる。
+
<!-- 性能的には剣歯コブラの方が[[上位互換]]。 -->
+
 
*[[色拘束]]を強くすると[[スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin]]になる。[[畏怖]]がついて通しやすくなった。
 
*[[色拘束]]を強くすると[[スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin]]になる。[[畏怖]]がついて通しやすくなった。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
+
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[コモン]]2
*[[カード個別評価:5版(5th)]]
+
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:4版(4th)]]
+
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]

2008年7月27日 (日) 16:09時点における版


Pit Scorpion / 地獄の蠍 (2)(黒)
クリーチャー — 蠍(Scorpion)

地獄の蠍がプレイヤーにダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを1個得る。

1/1

毒カウンター対応のクリーチャー攻撃が通れば、相手プレイヤーに毒カウンター1個を与えられる。

3マナ1/1と非常にマナレシオが低く、10回攻撃が通れば勝利できるとはいえ、これは2/2のクリーチャーが10回攻撃が通るのとあまり変わりない。2/2のクリーチャーと違い、パワー1のクリーチャーにやられてしまうこれは強いとはいえない。

毒カウンターを与える条件はダメージならば何でもよいので、炎の鞭/Fire Whipなどをつけてプレイヤーに10回飛ばせばゲームが終わる。しかしこの場合、一度に2個の毒カウンターを与えるマーシュ・バイパー/Marsh Viperの方が効率はよい。

参考

QR Code.gif