カターリ/Kathari
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群れを成して飛び回り、発見した獲物の上空で輪を描き、骨の山で道具となる材料を漁り、金切り声を上げる姿が見かけられる。その他、様々な軍団においてカターリの部隊や斥候を(生ける者もアンデッドも混在した状態で)確認できる(→[[#登場作品・登場記事]]の各小説、掌編、コミックを参照)。 | 群れを成して飛び回り、発見した獲物の上空で輪を描き、骨の山で道具となる材料を漁り、金切り声を上げる姿が見かけられる。その他、様々な軍団においてカターリの部隊や斥候を(生ける者もアンデッドも混在した状態で)確認できる(→[[#登場作品・登場記事]]の各小説、掌編、コミックを参照)。 |
2021年12月7日 (火) 18:39時点における最新版
カターリ/Kathariはアラーラの断片ブロックのクリーチャー。
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[編集] 解説
グリクシス/Grixisに生息するエイヴン/Avenの1種。ハゲタカに似た頭部と長く曲がった首、黒い翼を有する腐食動物(scavenger)(イラスト)。
群れを成して飛び回り、発見した獲物の上空で輪を描き、骨の山で道具となる材料を漁り、金切り声を上げる姿が見かけられる。その他、様々な軍団においてカターリの部隊や斥候を(生ける者もアンデッドも混在した状態で)確認できる(→#登場作品・登場記事の各小説、掌編、コミックを参照)。
カターリの住処は山地帯の高所に設けられ、アンデッドや屍術師/Necromancerから身を守っている(しかし衝合/Confluxが始まる前のグリクシスでは、カターリに限らず、ヴィティア/Vithia人と変異したオーガ族も含めた「生きている人類」は絶滅寸前の状況にあった)。
- カターリの語源は、「pure」や「clean」つまり清潔や浄化などの意味をもつギリシア語の「Katharos」。また、南北アメリカには「Cathartes」というコンドルの1種が実在している。
[編集] スカイヴ
カターリの宗教は、現世より素晴らしい来世を説いた「スカイヴ/Skive」と呼ばれるもので、腐肉を漁る生活はこのスカイヴの教えに従ったものである。カターリは屍の骨から肉を綺麗に掃除することこそが、唯一適切な死者の弔い方であり、魂が来世で解放される唯一の道と信じている。「Skive」とは元々「薄く切り取る。断片を切り取る。削り取る」といった意味で、カターリが「腐肉を骨からきれいにこそぎとって食べる」様からの命名だろう。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
- アラーラの断片
- カターリの金切り声上げ/Kathari Screecher、骸骨のカターリ/Skeletal Kathari
- コンフラックス
- 黒死病のカターリ/Pestilent Kathari
- アラーラ再誕
- カターリの爆撃兵/Kathari Bomber、カターリの残影/Kathari Remnant
[編集] フレイバー・テキストに登場
- アラーラの断片
- 岸の噛みつき/Shore Snapper
- コンフラックス
- 本能の制御/Controlled Instincts、戦慄翼/Dreadwing
- モダンホライゾン2
- 骨の破片/Bone Shards
[編集] イラストに登場
- アラーラの断片
- 骨の粉砕/Bone Splinters
[編集] 登場作品・登場記事
- A Planeswalker's Guide to Alara(設定集)
- Shards of Alara Player's Guide(アラーラの断片のファットパック)
- Encounter at the Necropolis(掌編)
- Circumnavigation(掌編)
- 名誉にかけて/Honor Bound 第2部(コミック)
- Alara Unbroken(小説)
- Graduation Day(公式サイト)
[編集] 訳語
「Skive」は、タカラトミーのアラーラ観光ガイドでは「スカイヴ」と音写されている。しかし、同記事内では『「スカイヴ」と呼ばれる小社会を形成』と誤った解説がされている。