蝗の神/The Locust God (ストーリー)
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− | * | + | *モチーフの大本は[[Wikipedia:ja:蝗害|蝗害]]であろう。「locust(ワタリバッタ、トビバッタ)」と総称されるバッタの仲間は特定の条件下で巨大な群れを作り、農作物を食べ尽くして甚大な被害をもたらすことがある。なお、locustは日本語の「イナゴ」とは別種であるが、慣例的にイナゴと訳されることが多い。 |
+ | **新約聖書『ヨハネの黙示録』に登場する奈落の王[[Wikipedia:ja:アバドン|アバドン]]は蝗害を神格化した存在と考えられている。終末に第五の使徒がラッパを吹き鳴らしたときに地の底からアバドンに率いられた蝗の大群が現れ、神の印のない人間たちを5か月の間苦しめるとされる。また旧約聖書『出エジプト記』に記される[[Wikipedia:ja:十の災い|十の災い]]のうち8番目も蝗害である。この2つを合わせたものが直接のモチーフだろう。 | ||
**他の神と異なり、エジプト神話の神がモチーフではない。 | **他の神と異なり、エジプト神話の神がモチーフではない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2017年7月10日 (月) 18:53時点における版
蝗の神/The Locust Godはアモンケット・ブロックのキャラクター。カードとしては破滅の刻の蝗の神/The Locust Godが初出。
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解説
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasによって封印されていたアモンケット/Amonkhetの神の一柱。蝗(いなご)の頭部と2対の翅、人間の胴体を持つ(イラスト)。
その役割は約束の刻/The Hour of Promiseにおいて、魔法の障壁ヘクマ/The Hekmaを破壊し、ナクタムン/Naktamunを砂漠に変えることである。その手から生み出される無数の蝗は、生物のみならず、ヘクマそのものを喰らい尽くす。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
イラストに登場
- 破滅の刻
- 大群の諜報/Swarm Intelligence、削剥/Abrade、約束の刻/Hour of Promise
- 破滅の刻 トークン・カード
- 昆虫・トークン
- Amonkhet Invocations
- 禁止/Forbid(蝗のみ)、対立/Opposition(蝗のみ)、裂け目の突破/Through the Breach
- Archenemy: Nicol Bolas
- Choose Your Demise(蝗のみ)、Power Without Equal
登場作品・登場記事
- The Hour of Revelation/啓示の刻(Magic Story 2017年6月7日 Alison Luhrs著、前身となった神について)
- Hour of Glory/栄光の刻(Magic Story 2017年6月21日 Michael Yichao著)
- The Hour of Promise/約束の刻(Magic Story 2017年6月28日 Alison Luhrs著)
その他
- モチーフの大本は蝗害であろう。「locust(ワタリバッタ、トビバッタ)」と総称されるバッタの仲間は特定の条件下で巨大な群れを作り、農作物を食べ尽くして甚大な被害をもたらすことがある。なお、locustは日本語の「イナゴ」とは別種であるが、慣例的にイナゴと訳されることが多い。