クルショク/Krushok

提供：MTG Wiki

2018年6月14日 (木) 12:44時点における最新版

クルショク/Krushokはクリーチャーの種族の一つ。大きな角を持つサイにも似た大型の獣だが、サイとは明確に区別される。タルキール/Tarkirに棲息する。

[編集] タルキール

外見は、巨大な角と硬質の分厚い皮を持つ四足歩行獣。イラストによって若干差異はあるが、鼻先にサイのような小さな角と、頭頂部に天に向かって伸びた巨大な一本角を持つのが特徴。顔面にはゴツゴツとした突起があり、顎先は鋭く尖っている。

カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountainsを繁殖地とし、群れを形成して旅をする性質がある。だが十分に成長し巨大になったクルショクはもう繁殖をすることはなく、群れを離れて単独で行動する。老いるにつれて賢くなり、追跡者を撒くために川を往復し、足跡を残さないように岩がちの場所に留まるなどの行動を取ることもある。ずんぐりとしているが素早く走ることができ、その突進は頑丈なバリケードをも容易く突き破る。荒野に棲息する個体は、その気候に適応してより大きな角と固い皮膚に守られる。

長きに渡ってティムール境/The Temur Frontier（あるいはアタルカ氏族/The Atarka clan）によって狩猟され、彼ら/彼女らの食糧となる。巨大な個体ならば、アタルカ/Atarkaの飢えを一週間程度は満足させることができるほど。毛皮は外套などに利用される。

軍獣としても使役され、物資の輸送に留まらず、戦闘要員や乗騎として利用される姿が確認できる。マルドゥ族/The Mardu Hordeでは、クルショクを含む大型獣を乗りこなす者は鞍暴れ/Saddlebrutesと呼ばれる（マルドゥの荒くれ乗り/Mardu Roughrider）。

ヤソヴァ/Yasovaはスゥルタイ群/The Sultai Broodとの外交の際、その土地がクルショクの繁殖地であることを隠して領地を割譲した。

[編集] ゲームでの特徴

ビーストのクリーチャー・タイプを持ち、緑・白に存在する。サイズは中堅～大型。

[編集] 登場作品

• Khanfall/カンの落日（Uncharted Realms 2015年2月18日 Kelly Digges著） - ヤソヴァに率いられたクルショク達は、アタルカへの貢物であるマンモスの死骸を乗せたそりを牽く。最終的に、マンモスと共にクルショク達もアタルカによって食われる。
• The Call/狩猟の呼び声（Uncharted Realms 2015年4月15日 Nik Davidson著） - スーラク/Surrakの一団によって狩りたてられた巨大なクルショクは、抵抗するもついには倒され、アタルカへの捧げ物となる。その肉を巡り、スーラクと一匹の龍が戦う。

[編集] 参考

• カード名を「クルショク」で検索
• 背景世界/ストーリー用語