アナフェンザ/Anafenza

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[[タルキール/Tarkir]][[氏族/Clan]]、[[アブザン家/The Abzan Houses]]のタルキール覇王譚の時代における[[カン/Khan]]。[[人間]]の女性({{Gatherer|id=386476}})。
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[[タルキール/Tarkir]]に住む[[人間]]の女性。
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タルキールの[[氏族/Clan]]、[[アブザン家/The Abzan Houses]][[カン/Khan]]{{Gatherer|id=386476}})。
  
 
有事には2頭の[[ヤギ#アイベクス/Ibex|アイベクス]]が牽く重い[[カード名百科事典#戦車|戦車]]に乗り、自ら戦いの前線に赴いて指揮を執る。このことから'''先頭に立つもの'''/''The Foremost''の名でも知られる。平時にはアブザンの中心地、[[アブザン家/The Abzan Houses#アラシン/Arashin|アラシン/Arashin]]を取り囲むマー=エク要塞/Mer-Ek Fortressにて統治を行っている。彼女は征服のために戦うのではなく、交易路を維持しアブザンの経済活動を保護するため、および他氏族の侵攻からアブザンの民と領土を守るために戦う。
 
有事には2頭の[[ヤギ#アイベクス/Ibex|アイベクス]]が牽く重い[[カード名百科事典#戦車|戦車]]に乗り、自ら戦いの前線に赴いて指揮を執る。このことから'''先頭に立つもの'''/''The Foremost''の名でも知られる。平時にはアブザンの中心地、[[アブザン家/The Abzan Houses#アラシン/Arashin|アラシン/Arashin]]を取り囲むマー=エク要塞/Mer-Ek Fortressにて統治を行っている。彼女は征服のために戦うのではなく、交易路を維持しアブザンの経済活動を保護するため、および他氏族の侵攻からアブザンの民と領土を守るために戦う。
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髪は短く切っているが、左右のこめかみの髪だけは長く伸ばしている。
 
髪は短く切っているが、左右のこめかみの髪だけは長く伸ばしている。
  
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*[[先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost]]
 
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*[[族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit]]
  
 
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;タルキール覇王譚
 
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:[[果敢な一撃/Defiant Strike]]、[[まばゆい塁壁/Dazzling Ramparts]]、[[龍鱗の加護/Dragonscale Boon]]、先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost
 
:[[果敢な一撃/Defiant Strike]]、[[まばゆい塁壁/Dazzling Ramparts]]、[[龍鱗の加護/Dragonscale Boon]]、先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost
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;[[タルキール龍紀伝]]
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:[[族樹の残響/Echoes of the Kin Tree]]
  
 
===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===

2015年3月14日 (土) 02:08時点における版

アナフェンザ/Anafenzaタルキール覇王譚ブロックのキャラクター。カードとしてはタルキール覇王譚先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremostが初出。

目次

解説

タルキール/Tarkirに住む人間の女性。

歴史改変前

タルキールの氏族/Clanアブザン家/The Abzan Housesカン/Khanイラスト)。

有事には2頭のアイベクスが牽く重い戦車に乗り、自ら戦いの前線に赴いて指揮を執る。このことから先頭に立つもの/The Foremostの名でも知られる。平時にはアブザンの中心地、アラシン/Arashinを取り囲むマー=エク要塞/Mer-Ek Fortressにて統治を行っている。彼女は征服のために戦うのではなく、交易路を維持しアブザンの経済活動を保護するため、および他氏族の侵攻からアブザンの民と領土を守るために戦う。

クルーマ/Krumarオーク、ガヴァール・バーズィール/Gvar Barzeelとエイヴン/Avenの護衛隊長、クワーロ/Kwaroは彼女の信頼できる部下である。

髪は短く切っているが、左右のこめかみの髪だけは長く伸ばしている。

経歴

絆と血/Bond and Blood

アブザンの裕福な商家に生まれたアナフェンザは、人生の大半をビヒモスの牽く移動要塞に揺られながら、家族とともに都市を渡り歩いて過ごしてきた。彼女が13歳のとき、カヴァー/Kavahからアラシンに向けて塩路/The Salt Roadを旅していた一家は、カヴァーに新たな積み荷が届いたという情報を得た。アナフェンザの父は一度カヴァーに戻ることを提案したが、アナフェンザの従兄オレット/Oretはこのままアラシンに向かうべきだと主張し、大人たちの議論が始まった。子供のアナフェンザとガヴァール・バーズィール――盟族の関係/Bond-Kinによって彼女のおじの息子となったマルドゥ族/The Mardu Horde出身のオーク――は部屋から追い出された。

彼女はガヴァールが嫌いだった。大好きだった従兄弟がマルドゥとの戦いで命を落とし、入れ替わりにマルドゥのオークが従弟になるというのは受け入れがたい事実であった。ガヴァールに従姉扱いされた彼女は、私と貴方は家族なんかじゃないと反発し、彼に背を向けて屋上の族樹/Kin treeに登った。それを見ていた族樹の管理人、ハクリーズ/Hakrezは彼女を諭した。この族樹は血族と盟族の家族、全員のものであると。アナフェンザはその言葉の意味を考え、物思いに沈んだ。悲劇はその数時間後であった。

一家は待ち伏せしていたスゥルタイ群/The Sultai Broodの軍勢の襲撃を受けた。移動要塞はマストドンアンデッドの突進によって横倒しになり、アナフェンザは砂の上に放り出された。そこで彼女が目にしたのは、スゥルタイではなく、アブザンの人間がアブザンの人間を殺す光景であった。彼女は生き残ったガヴァールから、両親たちの死を知らされた。2人はその場から逃げることしかできなかった。

アブザンは正しく、残忍なのは他の氏族――そんな常識が覆されたようだった。彼女はガヴァールに、今もまだアブザンが良いと思っているかと尋ねた。ガヴァールは答えた、自分はアブザンに実の両親を殺されたが、もし立場が逆で自分がアブザンに生まれた子供だったなら、マルドゥは両親もろとも自分を殺していたかもしれない。僕らの家は裏切りに遭ったが、僕らの氏族は正義を求めていると。2人は変容する荒野/The Shifting Wastesを彷徨った末に運良く廃村を見つけたが、追手に追いつかれ、戦闘になった。2人は共闘して追手を捕らえ、首謀者の名を吐かせた。

それから長い時が経ち、アナフェンザは軍の将軍を経てアブザンのカンとなった。氏族の全家族の長が、新たなカンと盟約を結ぶために始まりの木の広場/The Plaza of the First Treeに集合した。彼女は集まった者たちと次々に盟約を交わしていったが、最後の家長は新たなカンの顔を見て驚愕の表情に包まれた――それは、かつて自分の家族を裏切ったオレットであった。彼は許しを請うた、僕は君の最後の家族じゃないかと。アナフェンザは聞き入れず、オレットと自らの血を炎の中に落とす縁切りの儀式を行い、彼をアブザンから追放することを宣言した。アナフェンザはオレットを退出させるよう命じた――彼女の真の最後の家族である、弟のガヴァールに。

登場

登場カード

カード名に登場

タルキール覇王譚
アナフェンザの伝令/Herald of Anafenza

フレイバー・テキストに登場

タルキール覇王譚
果敢な一撃/Defiant Strikeまばゆい塁壁/Dazzling Ramparts龍鱗の加護/Dragonscale Boon、先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost
タルキール龍紀伝
族樹の残響/Echoes of the Kin Tree

登場作品・登場記事

参考

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