ゾンビ使い/Zombie Master

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(5人の利用者による、間の7版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Zombie Master}}
 
{{#card:Zombie Master}}
  
[[ロード (俗称)|ロード]]の1つで、数少ない[[パワー]][[タフネス]]に[[修整]]を加えない[[部族 (俗称)|部族]]支援型ロードでもある。そのためもともと影が薄かったのに、[[アンデッドの王/Lord of the Undead]]の登場でますます存在感が薄れてしまった。
+
元祖[[ロード (俗称)|ロード]]の1つで、これは[[ゾンビ]]を支援する。数少ない[[P/T]]に修整を与えないタイプのロードである。
  
とはいえコスト対サイズ比が悪いわけではなく、また並んだ[[ゾンビ]]全てに[[再生]]が付く能力も馬鹿にはできない。
+
P/T[[強化]]がない分、単体の[[マナレシオ]]は悪くない。また、並んだ[[ゾンビ]]全てに[[再生]]が付く能力も馬鹿にはできない。
  
*当時の[[ゾンビ]][[マーフォーク]]や[[ゴブリン]]よりひとまわり大きかったのでバランスが取られたのだと思われる。
+
とはいえ、[[P/T]]強化がなく複数体並べても無意味という欠点はやはり大きく、ロードとしてあまり愛されることはなかった。その使い勝手の悪さは[[プレーンシフト]]で新たなロードの[[アンデッドの王/Lord of the Undead]]が作られるきっかけとなった([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/lord-things-2012-03-19 参考]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004172/ 邦訳])。アンデッドの王が登場した後はお役御免となり、[[第7版]]で[[基本セット]]落ち。
*初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[ロード]]であったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[ゾンビ]]に変更された(ロードは[[銀枠]]を除き廃止)。この変更に伴い、能力を与える範囲が「他のゾンビ」と自身に反映されないようになった。ゾンビ使いが複数体いるのならば、もちろん両方とも能力を得る。
+
 
 +
*[[リミテッド・エディション]]のロードで唯一[[P/T]]強化がない理由は定かではないが、他のロードが「仲間を鼓舞する指導者」であるのに対し、ゾンビ使いは「手下を自在に使役する者」といったフレイバーを表しているのかもしれない。あるいは、当時のゾンビが[[マーフォーク]]や[[ゴブリン]]より一回り大きかったためのバランス調整か。
 +
*リミテッド・エディション当時、ゾンビは[[スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies]]だけだったため、[[ザ・ダーク]]で[[Drowned]]が登場するまでスケイズ・ゾンビ専用のロードであった(ただしDrownedは再生持ち)。Drownedの次の仲間は[[アイスエイジ]]まで待たなくてはいけなかった。
 +
*初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[ロード]]であったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]でゾンビに変更された(ロードは[[アン・ゲーム]]を除き廃止)。この変更に伴い、能力を与える範囲が「他のゾンビ」と自身に反映されないようになった。ゾンビ使いが複数体いるのならば、もちろん両方とも能力を得る。
  
 
==参考==
 
==参考==
12行: 15行:
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2023年#Secret Lair x Creepshow|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Creepshow]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]

2023年9月28日 (木) 13:32時点における最新版


Zombie Master / ゾンビ使い (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

他のゾンビ(Zombie)・クリーチャーは沼渡りを持つ。(それらは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
他のゾンビは「(黒):このパーマネントを再生する。」を持つ。

2/3

元祖ロードの1つで、これはゾンビを支援する。数少ないP/Tに修整を与えないタイプのロードである。

P/T強化がない分、単体のマナレシオは悪くない。また、並んだゾンビ全てに再生が付く能力も馬鹿にはできない。

とはいえ、P/T強化がなく複数体並べても無意味という欠点はやはり大きく、ロードとしてあまり愛されることはなかった。その使い勝手の悪さはプレーンシフトで新たなロードのアンデッドの王/Lord of the Undeadが作られるきっかけとなった(参考/邦訳)。アンデッドの王が登場した後はお役御免となり、第7版基本セット落ち。

  • リミテッド・エディションのロードで唯一P/T強化がない理由は定かではないが、他のロードが「仲間を鼓舞する指導者」であるのに対し、ゾンビ使いは「手下を自在に使役する者」といったフレイバーを表しているのかもしれない。あるいは、当時のゾンビがマーフォークゴブリンより一回り大きかったためのバランス調整か。
  • リミテッド・エディション当時、ゾンビはスケイズ・ゾンビ/Scathe Zombiesだけだったため、ザ・ダークDrownedが登場するまでスケイズ・ゾンビ専用のロードであった(ただしDrownedは再生持ち)。Drownedの次の仲間はアイスエイジまで待たなくてはいけなかった。
  • 初出時のクリーチャー・タイプロードであったが、2007年9月サブタイプ変更でゾンビに変更された(ロードはアン・ゲームを除き廃止)。この変更に伴い、能力を与える範囲が「他のゾンビ」と自身に反映されないようになった。ゾンビ使いが複数体いるのならば、もちろん両方とも能力を得る。

[編集] 参考

QR Code.gif