エヴィンカー/Evincar
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任命権は[[インナー・サークル/Inner Circle]]が有する。 | 任命権は[[インナー・サークル/Inner Circle]]が有する。 | ||
自分の属する家族・一族・集団が壊滅している(もしくは自分の手で全滅させている)ことが、任命において大きなアドバンテージとなるようである。 | 自分の属する家族・一族・集団が壊滅している(もしくは自分の手で全滅させている)ことが、任命において大きなアドバンテージとなるようである。 | ||
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[[要塞/Stronghold]]に居を構え任務にあたり、[[流動石/Flowstone]]を操る[[能力]]を持つ(与えられる)。 | [[要塞/Stronghold]]に居を構え任務にあたり、[[流動石/Flowstone]]を操る[[能力]]を持つ(与えられる)。 | ||
− | * | + | *確認されているエヴィンカーは[[ダヴォール/Davvol]]、Burgess(バージェス)、[[ヴォルラス/Volrath]]、[[クロウヴァクス/Crovax]]の4人。 |
+ | **小説[[Apocalypse]]作中でエヴィンカーと呼称されていないものの、[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の力により改造され副官権限を与えれた[[ジェラード/Gerrard]]はクロウヴァクスに代わる実質上のエヴィンカーと言える。 | ||
**[[次元の混乱]]で語られる平行世界では、クロウヴァクスではなく[[ミリー/Mirri#parallel|ミリー/Mirri]]がエヴィンカーとなった。 | **[[次元の混乱]]で語られる平行世界では、クロウヴァクスではなく[[ミリー/Mirri#parallel|ミリー/Mirri]]がエヴィンカーとなった。 | ||
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+ | ==エヴィンカーは1人== | ||
+ | エヴィンカーの役職には1人しか就けないが、エヴィンカーが登場した初期にはその点が曖昧であった。 | ||
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+ | [[テンペスト・ブロック]]期の背景世界系テキスト([[テンペスト]]の[[スターターデッキ]]付属ブックレットや[[Duelist]]誌の記事)では、しばしば「Evincars」と複数形の表現があり2通りの解釈が成り立っていた。1つ目は「同時に複数のエヴィンカーが存在する」という解釈で、2つ目が「歴代のエヴィンカーたちを指す」である。和訳製品版では前者の解釈であり、その時点では無理のない解釈であった。 | ||
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+ | しかし、後の[[ウルザズ・デスティニー]]のストーリー(小説[[Bloodlines]])で明確にエヴィンカーの席は1人のみと描写され、[[ネメシス]]でも1つの席を巡る候補者同士の対立がストーリーを繋ぐ主軸となった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[ラース/Rath]] | ||
+ | *[[ファイレクシア/Phyrexia]] | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2018年11月27日 (火) 08:51時点における最新版
エヴィンカー/Evincarは、ファイレクシア/Phyrexiaがラース/Rathを支配するために任命する総督。またはその称号。しばしば「荒廃の王/Lord of the Wastesの副官」と称される。 任命権はインナー・サークル/Inner Circleが有する。 自分の属する家族・一族・集団が壊滅している(もしくは自分の手で全滅させている)ことが、任命において大きなアドバンテージとなるようである。
要塞/Strongholdに居を構え任務にあたり、流動石/Flowstoneを操る能力を持つ(与えられる)。
- 確認されているエヴィンカーはダヴォール/Davvol、Burgess(バージェス)、ヴォルラス/Volrath、クロウヴァクス/Crovaxの4人。
- 小説Apocalypse作中でエヴィンカーと呼称されていないものの、ヨーグモス/Yawgmothの力により改造され副官権限を与えれたジェラード/Gerrardはクロウヴァクスに代わる実質上のエヴィンカーと言える。
- 次元の混乱で語られる平行世界では、クロウヴァクスではなくミリー/Mirriがエヴィンカーとなった。
[編集] エヴィンカーは1人
エヴィンカーの役職には1人しか就けないが、エヴィンカーが登場した初期にはその点が曖昧であった。
テンペスト・ブロック期の背景世界系テキスト(テンペストのスターターデッキ付属ブックレットやDuelist誌の記事)では、しばしば「Evincars」と複数形の表現があり2通りの解釈が成り立っていた。1つ目は「同時に複数のエヴィンカーが存在する」という解釈で、2つ目が「歴代のエヴィンカーたちを指す」である。和訳製品版では前者の解釈であり、その時点では無理のない解釈であった。
しかし、後のウルザズ・デスティニーのストーリー(小説Bloodlines)で明確にエヴィンカーの席は1人のみと描写され、ネメシスでも1つの席を巡る候補者同士の対立がストーリーを繋ぐ主軸となった。