ルーン封じの壁/Rune-Sealed Wall

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[[タップ]][[起動コスト]]として[[諜報]]を行う[[]][[アーティファクト・クリーチャー]]
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[[印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfish]][[]][[アーティファクト・クリーチャー]]になった[[上位種]][[タフネス]]だけでなく[[タップ能力]]も[[諜報]]にグレードアップしている。
  
過去の壁と同様、基本は[[リミテッド]]向けの[[ブロッカー]]。見ての通り[[タフネス]]は相当に高く、[[ファウンデーションズ]]の[[リミテッド]]において、これを単独で突破できる[[クリーチャー]][[アンコモン]]以下では[[揺らし歩きのケラトプス/Quakestrider Ceratops]][[X]]クリーチャーである[[野生林の災い魔/Wildwood Scourge]]、自身を[[強化]]した場合の[[踏み鳴らす薬屋/Apothecary Stomper]]程度。[[回避能力]]や[[確定除去]]に対しては無力なので過信は出来ないが、[[マナ総量]]に対して高い防御性能を持っている。[[起動型能力]]についても[[ドロー]]の有用性を高められる他、[[スレッショルド]][[フラッシュバック]]などの[[墓地]]利用手段を[[ピック]]出来ているなら期待値も上がる。
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[[ファウンデーションズ]]のリミテッドでは、[[タフネス]]6を単独で突破できる[[コモン]]の[[クリーチャー]][[踏み鳴らす薬屋/Apothecary Stomper]]だけであり、[[アンコモン]]にも[[揺らし歩きのケラトプス/Quakestrider Ceratops]][[X]]クリーチャーである[[野生林の災い魔/Wildwood Scourge]]、より広く見ても[[陰鬱]]で自分を[[強化]]した[[針歯の群れ/Needletooth Pack]]のみ。これらも特別強力で競って採用されるカードではないため、強化を重ねられない限り概ね乗り越えられない[[ブロッカー]]だと考えてよい。長期的に居座って[[ドロー]]の質を高めつつ[[スレッショルド]]や[[フラッシュバック]]を補助し、ある程度を仕事をした上で[[コンバットトリック]][[除去]]を切らせて退場、というのが理想的か。
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いっぽうファウンデーションズ[[環境]]は元より地上が[[睨み合い]]に陥りやすいためこのカードの防御性能も実利用上は高くなく、[[フライヤー]]の攻防に全く干渉できない点も評価を下げる。[[パワー]]0ゆえに[[強襲]]目当ての攻撃を許しやすい点もネックであり、3マナとそれなりの重さで防御一辺倒のこのカードを適当な小粒クリーチャーより率先して起用するのは案外難しい。基礎性能の高さ自体は間違いなく、ゲーム速度のそう高くない環境なのでタップ能力が活きることも予想され、青の3マナ以下のクリーチャーの中では強力な部類でもあるので、[[色の組み合わせ]]や[[ブースター・ドラフト]]での卓の動向などに応じて採用を決めたい。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]]

2025年1月7日 (火) 15:20時点における最新版


Rune-Sealed Wall / ルーン封じの壁 (2)(青)
アーティファクト クリーチャー — 壁(Wall)

防衛
(T):諜報1を行う。(あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。それをあなたの墓地に置いてもよい。)

0/6

印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfishアーティファクト・クリーチャーになった上位種タフネスだけでなくタップ能力諜報にグレードアップしている。

ファウンデーションズのリミテッドでは、タフネス6を単独で突破できるコモンクリーチャー踏み鳴らす薬屋/Apothecary Stomperだけであり、アンコモンにも揺らし歩きのケラトプス/Quakestrider CeratopsXクリーチャーである野生林の災い魔/Wildwood Scourge、より広く見ても陰鬱で自分を強化した針歯の群れ/Needletooth Packのみ。これらも特別強力で競って採用されるカードではないため、強化を重ねられない限り概ね乗り越えられないブロッカーだと考えてよい。長期的に居座ってドローの質を高めつつスレッショルドフラッシュバックを補助し、ある程度を仕事をした上でコンバットトリック除去を切らせて退場、というのが理想的か。

いっぽうファウンデーションズ環境は元より地上が睨み合いに陥りやすいためこのカードの防御性能も実利用上は高くなく、フライヤーの攻防に全く干渉できない点も評価を下げる。パワー0ゆえに強襲目当ての攻撃を許しやすい点もネックであり、3マナとそれなりの重さで防御一辺倒のこのカードを適当な小粒クリーチャーより率先して起用するのは案外難しい。基礎性能の高さ自体は間違いなく、ゲーム速度のそう高くない環境なのでタップ能力が活きることも予想され、青の3マナ以下のクリーチャーの中では強力な部類でもあるので、色の組み合わせブースター・ドラフトでの卓の動向などに応じて採用を決めたい。

[編集] 参考

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