神憑く相棒/Spirited Companion

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[[エルフの幻想家/Elvish Visionary]][[白]]版というべき[[]]。[[神河:輝ける世界]]らしく[[クリーチャー・エンチャント]]でもある。
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適切な色となった<ref>[https://twitter.com/PhaedaMTG/status/1608927320534024192 Twitter]([[2022年]]12月31日 [[Megan Smith]])</ref>[[白]][[エルフの幻想家/Elvish Visionary]]。[[犬]]になったうえ[[神河:輝ける世界]]らしく[[クリーチャー・エンチャント]]でもある。
  
とりあえず[[ハンド・アドバンテージ]]を失わずに盤面を埋めてくれる。[[エルフ]]に比べて[[クリーチャー・タイプ]]については利用しづらいので戦力として使うならば[[装備品]]などによる[[強化]]が欲しいところ。戦力として計算する予定がなければ[[生贄に捧げる]]もよし、クリーチャー・エンチャントであることを利用して、同セットに多く存在する[[アーティファクト]]とエンチャントの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を参照する[[カード]]に繋ぐもよし。爆発的な性能はないが、エルフの幻想家と同じく取り回しのよい[[クリーチャー]]。[[リミテッド]]でも悪くない活躍をしてくれるだろう。
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地味ながらエルフの幻想家と同じく取り回しのよい[[クリーチャー]]。戦力としては最小限だが、とりあえず[[ハンド・アドバンテージ]]を失わずに序盤を埋めてくれる。エルフの幻想家に比べて[[タイプ的]]支援を受けづらい[[クリーチャー・タイプ]]なので、戦力として使うならば[[装備品]]などによる[[強化]]が欲しいところ。クリーチャー・エンチャントであるため、同セットの[[エンチャント]][[シナジー]]と「[[アーティファクト]]とエンチャント両方の[[コントロール]]」ボーナスに貢献できる。
  
登場時の[[スタンダード]]で隆盛を誇った[[白ウィニー#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|白ウィニー]]は[[テンポ・アドバンテージ]]が重視されるため、[[戦場]]に出た後は実質1/1[[バニラ]]でしかないこれは基本採用されない。一方でエンチャントであることを活かし、[[樹海の自然主義者/Jukai Naturalist]]を用いた[[白緑ビートダウン/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角|緑白ビートダウン]]において、あちらの影響下なら1マナでエンチャントの数と盤面を整えつつ[[カード・アドバンテージ]]を稼げるクリーチャーとして搭載されている。
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登場時の[[スタンダード]]では、エンチャントであることを活かし、[[樹海の自然主義者/Jukai Naturalist]][[調和の織り手/Weaver of Harmony]]らとともに[[白緑ビートダウン/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期#緑白ビートダウン|緑白ビートダウン]]に採用されている。1マナで手札消費なくエンチャントの数と戦力を増やせて、調和の織り手でETBをコピーすれば[[カード・アドバンテージ]]を稼げる。
  
*同時収録の[[ウイルスの甲虫/Virus Beetle]]とは対をなしている。
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ローテーション後では、[[婚礼の発表/Wedding Announcement]]との相性の良さ、[[絶望招来/Invoke Despair]]への耐性などが評価され、白単ミッドレンジで採用されている。
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[[パイオニア]]では[[奇怪な具現]]で採用される。[[カード・アドバンテージ]]を失わない2マナエンチャントという点では競合先は多いが、[[岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks]]を[[奇怪な具現/Enigmatic Incarnation]]で生け贄に捧げてサーチし、そのまま次ターンの誘発のタネになれるという利点がある。
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[[パウパー]]では[[ブリンク#パウパー|オルゾフ・ブリンク]]などで採用されるほか、[[緑白呪禁#パウパー|呪禁オーラ]]で[[布告]]避け兼エンチャントの水増しとして採用される。
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*同時収録の[[ウイルスの甲虫/Virus Beetle]]とは対をなしている。さらにもう一つ対称にすると[[黒猫/Black Cat]]とも対である。
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*[[ファウンデーションズ]]では、真に「白いエルフの幻想家」として、単なるクリーチャーになった[[お手伝いする狩人/Helpful Hunter]]が登場。
 
*「Spirited」は「元気のよい」「活発な」といった意味も持つが、日本語訳もそれを踏まえて「神憑く」「噛みつく」のダブルミーニングになっていると思われる。
 
*「Spirited」は「元気のよい」「活発な」といった意味も持つが、日本語訳もそれを踏まえて「神憑く」「噛みつく」のダブルミーニングになっていると思われる。
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==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]]

2024年11月12日 (火) 00:59時点における最新版


Spirited Companion / 神憑く相棒 (1)(白)
クリーチャー エンチャント — 犬(Dog)

神憑く相棒が戦場に出たとき、カード1枚を引く。

1/1

適切な色となった[1]エルフの幻想家/Elvish Visionaryになったうえ神河:輝ける世界らしくクリーチャー・エンチャントでもある。

地味ながらエルフの幻想家と同じく取り回しのよいクリーチャー。戦力としては最小限だが、とりあえずハンド・アドバンテージを失わずに序盤を埋めてくれる。エルフの幻想家に比べてタイプ的支援を受けづらいクリーチャー・タイプなので、戦力として使うならば装備品などによる強化が欲しいところ。クリーチャー・エンチャントであるため、同セットのエンチャントシナジーと「アーティファクトとエンチャント両方のコントロール」ボーナスに貢献できる。

登場時のスタンダードでは、エンチャントであることを活かし、樹海の自然主義者/Jukai Naturalist調和の織り手/Weaver of Harmonyらとともに緑白ビートダウンに採用されている。1マナで手札消費なくエンチャントの数と戦力を増やせて、調和の織り手でETBをコピーすればカード・アドバンテージを稼げる。

ローテーション後では、婚礼の発表/Wedding Announcementとの相性の良さ、絶望招来/Invoke Despairへの耐性などが評価され、白単ミッドレンジで採用されている。

パイオニアでは奇怪な具現で採用される。カード・アドバンテージを失わない2マナエンチャントという点では競合先は多いが、岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks奇怪な具現/Enigmatic Incarnationで生け贄に捧げてサーチし、そのまま次ターンの誘発のタネになれるという利点がある。

パウパーではオルゾフ・ブリンクなどで採用されるほか、呪禁オーラ布告避け兼エンチャントの水増しとして採用される。

[編集] 参考

  1. Twitter(2022年12月31日 Megan Smith)
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