アイゾーニ/Izoni

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
1行: 1行:
'''アイゾーニ'''/''Izoni''は[[ラヴニカのギルド]]のキャラクター。[[カード]]としてはラヴニカのギルドの[[千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed]]が初出。
+
'''アイゾーニ'''/''Izoni''は[[ラヴニカのギルド]]初出のキャラクター。[[カード]]としてはラヴニカのギルドの[[千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed]]が初出。
  
 
==解説==
 
==解説==
[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の一つ、[[ゴルガリ団/The Golgari Swarm]]に所属する[[エルフ#ストーリー|エルフ]][[シャーマン]]。女性。顔には[[蜘蛛]]を象った模様が描かれている({{Gatherer|id=452930}})。
+
[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の一つ、[[ゴルガリ団/The Golgari Swarm]]に所属する[[エルフ/Elf#ラヴニカ|エルフ/Elf]]([[ゴルガリ団/The Golgari|デヴカリン/Devkarin]])の[[シャーマン]]。女性。顔には[[蜘蛛]]を象った模様が描かれている({{Gatherer|id=454225}})。
  
[[ラヴニカのその他のキャラクター#ズデニア/Zdenia|ズデニア/Zdenia]]の不審な死の後、アイゾーニはその地位を受け継ぎ、デヴカリン/Devkarinを率いる高司祭マトカ/Matkaとなった。彼女は[[昆虫]]や蜘蛛を操る能力で知られており、姿を現すときには必ず、周囲を這い回る一つ以上の虫の群れを連れている。その歩く姿は、まるで地面を滑るかのように映る。
+
[[ラヴニカのその他のキャラクター#ズデニア/Zdenia|ズデニア/Zdenia]]の不審な死の後、アイゾーニはその地位を受け継ぎ、デヴカリンを率いる高司祭マトカ/Matkaとなった。彼女は[[昆虫]]や蜘蛛を操る能力で知られており、姿を現すときには必ず、周囲を這い回る一つ以上の虫の群れを連れている。その歩く姿は、まるで地面を滑るかのように映る。
 +
 
 +
彼女は毒物や薬物に対して強い免疫を持ち、素手でそれらに触れても何ら害を受けない。
 +
 
 +
==経歴==
 +
===War of the Spark: Forsaken===
 +
アイゾーニはゴルガリを再びデヴカリンのものにすべく、仲間を集めギルドマスター・[[ヴラスカ/Vraska]]への反抗を企てていた。ヴラスカも彼女の野心には気づいていたが、明確な証拠がないまま処分すればギルドに内紛をもたらすことは明らかだった。
 +
 
 +
そんな中、ヴラスカの協力者[[ラヴニカのその他のキャラクター#セヴリヤ/Cevraya|セヴリヤ/Cevraya]]が[[ジャラド・フォド・サーヴォ/Jarad vod Savo|前ギルドマスター]]の遺児であるMyczil Savod Zunich(ミクジル・サヴォド・ズニク)を連れて現れる。セヴリヤが提示した毒蜘蛛入りの瓶は、アイゾーニがデヴカリン内の権力を独占するためにミクジルを暗殺しようとした証拠であった。こうしてアイゾーニの裏切りの噂は広がり、ミクジルは親の仇であるヴラスカと和解した。
 +
 
 +
だが、これこそがヴラスカの、そして彼女についた[[ドビン・バーン/Dovin Baan (ストーリー)|ドビン・バーン/Dovin Baan]]の策であった。ドビンから受け取った毒蜘蛛を悪事の証拠としてでっち上げることで、ヴラスカはゴルガリ内の支配を確実なものにしようとしていた。
 +
 
 +
===ファイレクシア戦争後===
 +
[[機械兵団の進軍|ファイレクシア戦争]]が終結すると、彼女は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の手先に成り下がったヴラスカを大々的に非難し、ゴルガリ全体にヴラスカ不信の流れを作った。ヴラスカの一件でゴルガリの地位は激しく低下したが、それでも彼女は機会を伺っている……新たなギルドマスターになり、ゴルガリを立て直すための。
 +
 
 +
===カルロフ邸殺人事件===
 +
連続殺人事件の証拠と思しき粉末を手に入れた[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]]は、解析のためアイゾーニの元を訪れた。彼女の分析によれば、この粉末が自然物であることは間違いないが、ラヴニカではついぞ見たことがない物であった。人を操る未知の物質という情報は、プロフト達に先の侵略を思い起こさせるのに十分であった。
  
 
==登場==
 
==登場==
 
===登場カード===
 
===登場カード===
*[[千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed]]
+
{{同一の存在を表すカード/アイゾーニ}}
  
 
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
 
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
19行: 35行:
 
;ラヴニカのギルド
 
;ラヴニカのギルド
 
:[[採取+最終/Find+Finality|採取/Find]]
 
:[[採取+最終/Find+Finality|採取/Find]]
 +
;[[カルロフ邸殺人事件]]
 +
:[[花粉の分析/Analyze the Pollen]]
  
 
===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===
 +
;[[ラヴニカのギルド]]~[[灯争大戦]]
 
*[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Ravnica]]
 
*[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Ravnica]]
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/war-spark-ravnica-desperate-operatives-2019-05-29 War of the Spark: Ravnica—Desperate Operatives]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/WAR/0032570/ ラヴニカ:灯争大戦――退路なき任務](Magic Story [[2019年]]5月29日 [[Greg Weisman]]著)
+
*[[War of the Spark: Ravnica]](小説)
 
+
**[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/war-spark-ravnica-desperate-operatives-2019-05-29 War of the Spark: Ravnica—Desperate Operatives]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/WAR/0032570/ ラヴニカ:灯争大戦――退路なき任務](Magic Story [[2019年]]5月29日 [[Greg Weisman]]著)
 +
*[[War of the Spark: Forsaken]](小説)
 +
;[[カルロフ邸殺人事件]]
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-7-rot-before-recovery Murders at Karlov Manor | Episode 7: Rot before Recovery]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037506/ 第7話 復活の前に腐敗あり](Magic Story 2024年1月15日 Seanan McGuire著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-8-gods-of-chaos Murders at Karlov Manor | Episode 8: Gods of Chaos]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037507/ 第8話 混沌の神々](Magic Story 2024年1月16日 Seanan McGuire著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-9-beauty-in-destruction Murders at Karlov Manor | Episode 9: Beauty in Destruction]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037508/ 第9話 破壊の中の美](Magic Story 2024年1月17日 Seanan McGuire著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/story-spotlight-cards-for-murders-at-karlov-manor Story Spotlight Cards for Murders at Karlov Manor]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037560/ 『カルロフ邸殺人事件』注目のストーリー・カード](Card Preview [[2024年]]1月24日 [[Natalie Kreider]]、[[Harless Snyder]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legends-and-characters-of-murders-at-karlov-manor The Legends (and Characters) of Murders at Karlov Manor]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037609/ 『カルロフ邸殺人事件』の伝説(とキャラクター)たち]([[Daily MTG]] 2024年2月6日 Emily Teng著)
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2024年3月21日 (木) 02:03時点における最新版

アイゾーニ/Izoniラヴニカのギルド初出のキャラクター。カードとしてはラヴニカのギルドの千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyedが初出。

目次

[編集] 解説

ラヴニカ/Ravnicaギルド/Guildの一つ、ゴルガリ団/The Golgari Swarmに所属するエルフ/Elfデヴカリン/Devkarin)のシャーマン。女性。顔には蜘蛛を象った模様が描かれている(イラスト)。

ズデニア/Zdeniaの不審な死の後、アイゾーニはその地位を受け継ぎ、デヴカリンを率いる高司祭マトカ/Matkaとなった。彼女は昆虫や蜘蛛を操る能力で知られており、姿を現すときには必ず、周囲を這い回る一つ以上の虫の群れを連れている。その歩く姿は、まるで地面を滑るかのように映る。

彼女は毒物や薬物に対して強い免疫を持ち、素手でそれらに触れても何ら害を受けない。

[編集] 経歴

[編集] War of the Spark: Forsaken

アイゾーニはゴルガリを再びデヴカリンのものにすべく、仲間を集めギルドマスター・ヴラスカ/Vraskaへの反抗を企てていた。ヴラスカも彼女の野心には気づいていたが、明確な証拠がないまま処分すればギルドに内紛をもたらすことは明らかだった。

そんな中、ヴラスカの協力者セヴリヤ/Cevraya前ギルドマスターの遺児であるMyczil Savod Zunich(ミクジル・サヴォド・ズニク)を連れて現れる。セヴリヤが提示した毒蜘蛛入りの瓶は、アイゾーニがデヴカリン内の権力を独占するためにミクジルを暗殺しようとした証拠であった。こうしてアイゾーニの裏切りの噂は広がり、ミクジルは親の仇であるヴラスカと和解した。

だが、これこそがヴラスカの、そして彼女についたドビン・バーン/Dovin Baanの策であった。ドビンから受け取った毒蜘蛛を悪事の証拠としてでっち上げることで、ヴラスカはゴルガリ内の支配を確実なものにしようとしていた。

[編集] ファイレクシア戦争後

ファイレクシア戦争が終結すると、彼女は新ファイレクシア/New Phyrexiaの手先に成り下がったヴラスカを大々的に非難し、ゴルガリ全体にヴラスカ不信の流れを作った。ヴラスカの一件でゴルガリの地位は激しく低下したが、それでも彼女は機会を伺っている……新たなギルドマスターになり、ゴルガリを立て直すための。

[編集] カルロフ邸殺人事件

連続殺人事件の証拠と思しき粉末を手に入れたアルキスト・プロフト/Alquist Proftは、解析のためアイゾーニの元を訪れた。彼女の分析によれば、この粉末が自然物であることは間違いないが、ラヴニカではついぞ見たことがない物であった。人を操る未知の物質という情報は、プロフト達に先の侵略を思い起こさせるのに十分であった。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

ラヴニカのギルド
張り出し櫓のコウモリ/Bartizan Bats泥棒ネズミ/Burglar Ratゴルガリのギルド門/Golgari Guildgateコレクター番号249)
ラヴニカの献身
地底街のゴミあさり/Undercity Scavenger

[編集] イラストに登場

ラヴニカのギルド
採取/Find
カルロフ邸殺人事件
花粉の分析/Analyze the Pollen

[編集] 登場作品・登場記事

ラヴニカのギルド灯争大戦
カルロフ邸殺人事件

[編集] 参考

QR Code.gif