利用者:Sin1024

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スーラクは[[アタルカ氏族/The Atarka clan]]の[[アタルカ氏族/The Atarka clan#役割|狩猟の統率者/Hunt Caller]]として、巨大な[[クルショク/Krushok]]を追っていた。だが犠牲を出しながらもクルショクを仕留めた彼らの頭上から、1体のアタルカ氏族の[[ドラゴン#ストーリー|龍]]が襲いかかってきた。アタルカの龍たちは[[アタルカ/Atarka]]のための狩りを妨げてはならないと知っている。だがその龍は傷ついており、狂って、あるいは追い詰められて彼女の食事を奪おうとしたのだ。スーラクはその龍にただ一人で立ち向かい、その龍を[[勇壮な対決/Epic Confrontation|拳の一撃でしとめた]]。だがその後、嵐が彼らに襲いかかった。
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[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?format=modern&oracle=%22counter+target+spell%22+%21unless+%21%22counter+target+spell+that%22+%21%22counter+target+spell+with%22+%21%22counter+target+spell+if%22 確定カウンター](もみ消し・計略縛り含まず)
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[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?format=modern&text=%E6%89%93%E3%81%A1%E6%B6%88%E3%81%99&oracle=unless 不確定カウンター](血の呼び水/Blood Funnel含む)
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[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?format=modern&text=%E6%89%93%E3%81%A1%E6%B6%88%E3%81%99%E3%80%80%E5%AF%BE%E8%B1%A1&oracle=%21%22counter+target+spell%22+%22counter+target+spell+with%22+%22counter+target+spell+that%22+%22counter+target+spell+if%22&oracle_ope=or 条件付きカウンター]
  
そりを動かすことも、まともに火を焚くことすらできない天候が二日間続いた。このままでは狩りは失敗する、スーラクは決断した。彼は殺した龍から肉を切り出し、内臓から引き出した龍火/dragonfireでその肉を炙った。副官は驚愕し、龍を食べるなど許されていないと言った。無論スーラク自身も龍を食べたことなどなかったが、彼は言い返した。俺たちはこの龍を殺した。またこれはアタルカの食事ではない。だから食うことができる。そして肉を食わなければ、アタルカに食事を届けることもできなくなる――副官はさらに反論しようとしたが、結局は黙った。
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'''ロボット'''/''Robot''とは、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。[[Wikipedia:ja:ロボット|ロボット]]という言葉は幅広い意味合いを持つが、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]においては「生物に似た外見・機能を持つ機械」を表している。
  
スーラクたちは無事[[アタルカ氏族/The Atarka clan#重要地点|アヤゴール/Ayagor]]に肉を運びアタルカへと捧げた。しかしその場に、彼の副官が恐慌して駆け込んできた。副官は叫んだ「スーラクはあなたの龍を殺した。我々にはどうしようもなかった。どうか彼以外の者たちは許してほしい」だがスーラクは動じなかった。アタルカは食事を邪魔されたことに苛立ち、龍詞/draconicで短く答えた「好きにしろ」スーラクは副官を叩きのめし、彼に囁いた「龍が人の上にあるのは、龍が強いからだ。だがあの龍は弱かった。アタルカはそれを分かっている。お前も理解するがいい」と。
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{{カードテキスト
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|カード名=[[設立されたアンサンブル/Assembled Ensemble|Assembled Ensemble / 設立されたアンサンブル]]
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|コスト=(4)(白)
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|タイプ=アーティファクト クリーチャー — 道化師(Clown) ロボット(Robot) バード(Bard)
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|カードテキスト=警戒<br />これのパワーは、あなたがコントロールしているロボットの数に等しい。<br />あなたがアートにアーティファクト・クリーチャーが描かれている呪文1つを唱えるたび、白の1/1の道化師(Clown)・ロボット(Robot)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。<br />[どんぐりシンボル付き - トーナメントでは使用できない。]
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|PT=*/6
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|背景=legal
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}}
  
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{{#Card:Optimus Prime, Hero}}
  
'''カラー・パイ'''/''Color Pie''または'''カラー・ホイール'''/''Color Wheel''とは[[マジック]]において5つの[[色]]にそれぞれ割り当てられた機能的な特徴、及びその背後にある色ごとの思想の関係を指す言葉である。
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{{#Card:Memory Guardian}}
==カラー・パイを表す図==
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カラー・パイまたはカラー・ホイールは、たいてい5つの色を円形に並べた図で表現される。この図はマジックの[[カード]]の裏面をはじめ、Magicに関わる多くの場面で使われている。
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色の並び順は固定されており、時計回りに白、青、黒、赤、緑と並ぶ。この並び方が色ごとの関係性を示すようになっている。円となった時、隣り合う色の組が[[友好色]]であり、向かい合う色の組が[[対抗色]]とされる。友好色同士には共に使うことによって利益を得られるカードがしばしば存在し、逆に対抗色では[[対戦相手]]の使う対抗色カードを狙って攻撃する[[色対策カード]]がしばしば存在する。ただし、対抗色同士が手を組むことを想定した[[ブロック (総称)|ブロック]]やセットもいくらかある。
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初出は[[Unfinity]][[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]<ref>本来はUnfinityが先に発売するはずだったが、販売の遅れにより同時実装となった。</ref>。[[兄弟戦争]][[兄弟戦争#トランスフォーマー・カード/Transformers cards|トランスフォーマー・カード]][[ドクター・フー統率者デッキ]][[Fallout統率者デッキ]]でも登場した。[[霊気走破]]では未知の次元からやってきた自動機械である[[ガイドライト・ボヤージャーズ/The Guidelight Voyagers]]を表すタイプとして、[[本流のセット]]内の[[スタンダード]]で使用可能なカードとしては初めて登場した。
==カラー・パイの価値==
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カラー・パイの役割とはそれぞれの色が何ができて、何が'''できない'''のかを定義することである。[[Mark Rosewater]]はカラー・パイを[[トレーディングカードゲーム]]というアイデアや[[マナ]]のシステムと並ぶマジックの3本柱であり、とりわけ、各色にできないことがあり弱点が存在するという点が重要であると語っている。
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==機能の割り当て==
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メカニズム面での各色の役割分担について重要な事は、役割は変化しうるということである。これについてMark Rosewaterは[http://mtg-jp.com/reading/translated/001731/ 混交の話]「色の哲学」を大きな円とすれば、「現在のメカニズム的実装(色の役割)」は大きな円の中にありその中を動きうる小さな円に当たる、と説明している。実際、ブロックのテーマを示すため、[[サイクル]]を完成させるため、フレイバーを表現するため、など他の様々な理由によってその時の色の役割から外れたカードはたびたび登場する。
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具体的なメカニズムの割り当ての詳細は[[色の役割]]のページを参照。
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[[多色]]を含めれば全ての[[色]]と[[無色]]に存在し、すべて[[アーティファクト・クリーチャー]]である。Unfinityではテーマパークのもてなしロボットを表し、[[道化師]]のクリーチャー・タイプを併せ持つものが多い。
==各色の哲学と関係性==
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各色の哲学とはフレイバー的な「その色らしさ」を保証する背景思想であり、その色に属するキャラクターが持つであろう価値観である。
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===白===
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===関係図===
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[[タイプ的カード]]は[[ロード (俗称)|ロード]]として[[道化師作家、ピエトラ/Pietra, Crafter of Clowns]]の他、[[従業員]]と[[パフォーマー]]と共用で[[日勤の終わり/Done for the Day]]などが存在する。[[まどわしビーブル/Bamboozling Beeble]]や[[サイバネティカ・データスミス/Cybernetica Datasmith]]のように[[プロテクション]]を持つ対策カードも存在する。
思想はそれぞれ、5個隣のもの(円に並べたとき向かうあうもの)と対義語になっている。([http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/fcpics/taste/mc3_pie.jpg 参考])
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(MORALITY-道徳とAMORALITY-非道徳、INSTINCT-本能とTECHNOLOGY-技術など)
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ロボット・[[トークン]]を[[生成]]するカードはUnfinityでは[[白]]の1/1の道化師・ロボット・トークンを生成するカードが多数登場する他、サイバネティカ・データスミスは[[無色]]の[[ブロック制限|ブロックできない]]4/4のロボット・トークンを生成する。[[上級隊長、サウンドウェーブ/Soundwave, Superior Captain]]は[[伝説の]]ロボット・トークンを2種類生成する。Fallout統率者デッキでは無色の3/3のトークンを生成するカードが多数登場した。
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:center; background-color:#a0a0a0"
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|- style="background-color:#eee"
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[[伝説の]]ロボットは[[霊気走破]]現在26枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Robot 「伝説の(Legendary)・ロボット(Robot)」でWHISPER検索])。上級隊長、サウンドウェーブが生成する《ラヴィッジ/Ravage》と《レーザービーク/Lazerbeak》も含めれば28体存在する。
! colspan="2"|<big>[[白]]</big>
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*「自律稼働する機械」には長らく[[構築物]]のタイプが与えられていたためか、実装後しばらくの間は[[多元宇宙/Multiverse]]を舞台とする本家マジックには登場せず、サイエンス・フィクションの雰囲気が濃い[[アン・ゲーム]]や[[ユニバースビヨンド]]専用のタイプかのように扱われていた。
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**[[Mark Rosewater]]は「プログラムが組み込まれた人造物、特に現代的な雰囲気があるもの」がロボットして扱われ、一方の構築物は[[ビースト]]と同様に包括的な分類として用いられる、としている。<ref> [https://markrosewater.tumblr.com/post/773497517773127680/where-do-you-draw-the-line-between-robot-and Where do you draw the line between robot and...] [[Blogatog]] 2025年1月23日 Mark Rosewater</ref>実際[[フレイバー・テキスト]]上でガイドライト・ボヤージャーズの台詞にはプログラミング風の表現がなされている。
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==脚注==
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<references />
| colspan="2" style="background-color:#fff"|保守 平和 法則
+
 
| colspan="2" style="background-color:#ccf"|知性 全知 不活発
+
==参考==
| colspan="2" style="background-color:#000; color:#eee"|利己主義 全能 偏執
+
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Robot|ロボット(Robot)}}
| colspan="2" style="background-color:#fcc"|無謀 行動 自由
+
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Robot}|ロボット(Robot)}}
| colspan="2" style="background-color:#cfc"|素朴 生長 自然
+
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
|-
+
 
| style="background-color:#fff"|'''道徳'''<br />精神の<br />法則
+
[[Category:クリーチャー・タイプ|ろほつと]]
| style="background-color:#fff"|'''秩序'''<br />人間の<br />法則
+
| style="background-color:#ccf"|'''論理'''<br />知的な<br />思考
+
| style="background-color:#ccf"|'''技術'''<br />知的な<br />応用
+
| style="background-color:#000; color:#eee"|'''寄生'''<br />犠牲を<br />顧みぬ<br />利己主義
+
| style="background-color:#000; color:#eee"|'''非道徳'''<br />他の全て<br />に対する<br />利己主義
+
| style="background-color:#fcc"|'''混沌'''<br />自発的<br />行動
+
| style="background-color:#fcc"|'''衝動'''<br />感情的<br />行動
+
| style="background-color:#cfc"|'''本能'''<br />自然の<br />判断
+
| style="background-color:#cfc"|'''相互依存'''<br />自然の<br />存続
+
|}
+
<!-- #ref("color_pie_turned.jpg",center,The Color Pie)
+
from http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mc3 -->
+

2025年2月8日 (土) 15:58時点における最新版

確定カウンター(もみ消し・計略縛り含まず) 不確定カウンター(血の呼び水/Blood Funnel含む) 条件付きカウンター

ロボット/Robotとは、クリーチャー・タイプの1つ。ロボットという言葉は幅広い意味合いを持つが、マジックにおいては「生物に似た外見・機能を持つ機械」を表している。


Assembled Ensemble / 設立されたアンサンブル (4)(白)
アーティファクト クリーチャー — 道化師(Clown) ロボット(Robot) バード(Bard)

警戒
これのパワーは、あなたがコントロールしているロボットの数に等しい。
あなたがアートにアーティファクト・クリーチャーが描かれている呪文1つを唱えるたび、白の1/1の道化師(Clown)・ロボット(Robot)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
[どんぐりシンボル付き - トーナメントでは使用できない。]

*/6



Optimus Prime, Hero / 英雄、オプティマスプライム (3)(青)(赤)(白)
伝説のアーティファクト クリーチャー — ロボット(Robot)

見た目以上のもの(2)(青)(赤)(白)(あなたは(2)(青)(赤)(白)を支払ってこのカードをトランスフォームした状態で唱えてもよい。)
各終了ステップの開始時に、鼓舞1を行う。(あなたがコントロールしているクリーチャーの中で最も小さいタフネスを持つクリーチャー1体を選び、それの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
英雄、オプティマスプライムが死亡したとき、これをオーナーのコントロール下でトランスフォームした状態で戦場に戻す。

4/8
Optimus Prime, Autobot Leader / オートボット部隊長、オプティマスプライム
〔青/赤/白〕 伝説のアーティファクト — 機体(Vehicle)

金属生命体(あなたのターンの間、この(Vechile)はクリーチャーでもある。)
トランプル
あなたが攻撃するたび、鼓舞2を行う。ターン終了時まで、その選ばれたクリーチャーはトランプルを得る。このターン、そのクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、オートボット部隊長、オプティマスプライムをトランスフォームさせる。

6/8


Memory Guardian / 記録の守護者 (4)(青)
アーティファクト クリーチャー — ロボット(Robot) 工匠(Artificer)

親和(アーティファクト)(この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。)
飛行

3/4

初出はUnfinityウォーハンマー40,000統率者デッキ[1]兄弟戦争トランスフォーマー・カードドクター・フー統率者デッキFallout統率者デッキでも登場した。霊気走破では未知の次元からやってきた自動機械であるガイドライト・ボヤージャーズ/The Guidelight Voyagersを表すタイプとして、本流のセット内のスタンダードで使用可能なカードとしては初めて登場した。

多色を含めれば全ての無色に存在し、すべてアーティファクト・クリーチャーである。Unfinityではテーマパークのもてなしロボットを表し、道化師のクリーチャー・タイプを併せ持つものが多い。

タイプ的カードロードとして道化師作家、ピエトラ/Pietra, Crafter of Clownsの他、従業員パフォーマーと共用で日勤の終わり/Done for the Dayなどが存在する。まどわしビーブル/Bamboozling Beebleサイバネティカ・データスミス/Cybernetica Datasmithのようにプロテクションを持つ対策カードも存在する。

ロボット・トークン生成するカードはUnfinityではの1/1の道化師・ロボット・トークンを生成するカードが多数登場する他、サイバネティカ・データスミスは無色ブロックできない4/4のロボット・トークンを生成する。上級隊長、サウンドウェーブ/Soundwave, Superior Captain伝説のロボット・トークンを2種類生成する。Fallout統率者デッキでは無色の3/3のトークンを生成するカードが多数登場した。

伝説のロボットは霊気走破現在26枚存在する(「伝説の(Legendary)・ロボット(Robot)」でWHISPER検索)。上級隊長、サウンドウェーブが生成する《ラヴィッジ/Ravage》と《レーザービーク/Lazerbeak》も含めれば28体存在する。

  • 「自律稼働する機械」には長らく構築物のタイプが与えられていたためか、実装後しばらくの間は多元宇宙/Multiverseを舞台とする本家マジックには登場せず、サイエンス・フィクションの雰囲気が濃いアン・ゲームユニバースビヨンド専用のタイプかのように扱われていた。
    • Mark Rosewaterは「プログラムが組み込まれた人造物、特に現代的な雰囲気があるもの」がロボットして扱われ、一方の構築物はビーストと同様に包括的な分類として用いられる、としている。[2]実際フレイバー・テキスト上でガイドライト・ボヤージャーズの台詞にはプログラミング風の表現がなされている。

[編集] 脚注

  1. 本来はUnfinityが先に発売するはずだったが、販売の遅れにより同時実装となった。
  2. Where do you draw the line between robot and... Blogatog 2025年1月23日 Mark Rosewater

[編集] 参考

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