マジック・プロツアー殿堂

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
'''マジック・プロツアー殿堂'''/''The Magic Pro Tour Hall of the Fame''は、2005年の[[マジック]]開始10周年を記念し、マジックの発展に貢献してきた[[プレイヤー]]の功績を永遠に称えることを目的として創設された。
+
'''マジック・プロツアー殿堂'''/''The Magic Pro Tour Hall of the Fame''は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]を表彰する制度。2005年のマジック開始10周年を記念し、マジックの発展に貢献してきたプレイヤーの功績を永遠に称えることを目的として創設された。
  
 
==概要==
 
==概要==
2005年以降各年度ごとに5名ずつ選出される。
+
殿堂入りしたプレイヤーは毎年[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のレベル3の認定を受けることになる。これによる特典はいくつかあるが、最も大きいのは「今後全ての[[プロツアー]]に無条件参加可能」という点であろう。
ノミネートの条件は
+
#生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]が100点を越えていること
+
#初めて[[プロツアー]]ないし[[世界選手権]]に出場してから10年間が経っていること
+
#現在[[DCI]]から[[出場停止]]処分を受けていないこと
+
の3点。
+
さらに厳選されたプロプレイヤー、マジック記者、高レベル[[ジャッジ]]などの投票により選出される。
+
  
殿堂入りしたプレイヤーは毎年[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のレベル3の認定を受けることになる。これによる特典はいくつかあるが、最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。
+
ノミネートの条件は以下の3点。
 +
#生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]が100点以上であること。
 +
#初めてプロツアーないし[[世界選手権]]に出場してから10年間が経っていること。
 +
#現在[[DCI]]から[[出場停止]]処分を受けていないこと。
  
==2005年==
+
さらに下記の人々による投票が行われ、その投票結果で投票率の高いプレイヤーが選出される。
*[[Jon Finkel]]
+
*[[Darwin Kastle]]
+
*[[Olle Rade]]
+
*[[Tommi Hovi]]
+
*[[Alan Comer]]
+
  
==2006年==
+
投票資格は、マジックの歴史における先駆者、長年プロツアーで務めたマジック記者、高レベルジャッジなどのトーナメントスタッフ、DCIの管理スタッフ、プロツアーを直接守り影響を与えてきたWotC社内外の人々、過去の殿堂入りメンバー、プロツアーの直接の経験を持つWotC従業員で構成される「投票委員会(Selection Committee)」と、(投票委員会・出場停止処分者を除く)生涯獲得プロツアー・ポイントが100点以上のプレイヤーで構成される「プレイヤー委員会(Players Committee)」のいずれかに属する者のみが持つ。
*[[Bob Maher]]
+
*[[Dave Humpherys]]
+
*[[Raphael Levy]]
+
*[[Gary Wise]]
+
*[[Rob Dougherty]]
+
  
==2007年==
+
2005年度では、最初に投票委員会のメンバーがそれぞれ最大5人までに投票し、その投票結果の上位4人を選出してから、プレイヤー委員会のメンバー(1人1票)による投票結果で残り1人を選出していた。2006年度以降は、投票委員会・プレイヤー委員会ともに最大5人まで投票し、(投票委員会の比率×67%+プレイヤー委員会の比率×33%)として求められる比率から順位を決定している。
*[[Kai Budde]]
+
*[[Zvi Mowshowitz]]
+
*[[藤田剛史]]
+
*[[Nicolai Herzog]]
+
*[[Randy Buehler]]
+
  
==2008年==
+
2007年度までは毎年5人選出されていたが、2008年度以降は投票比率が40%以上のプレイヤーが選出されるようになった。
*[[Dirk Baberowski]]
+
 
*[[Mike Turian]]
+
==殿堂入りプレイヤー==
*[[Jelger Wiegersma]]
+
===2005年===
*[[Olivier Ruel]]
+
#[[Jon Finkel]] (67票)
*[[Ben Rubin]]
+
#[[Darwin Kastle]] (43票)
 +
#[[Tommi Hovi]] (36票)
 +
#[[Alan Comer]] (32票)
 +
#[[Olle Rade]] (プレイヤー委員会・16票)
 +
 
 +
===2006年===
 +
#[[Bob Maher]] (60.01%)
 +
#[[Dave Humpherys]] (56.78%)
 +
#[[Raphael Levy]] (42.58%)
 +
#[[Gary Wise]] (39.03%)
 +
#[[Rob Dougherty]] (38.20%)
 +
 
 +
===2007年===
 +
#[[Kai Budde]] (90.42%)
 +
#[[Zvi Mowshowitz]] (62.28%)
 +
#[[藤田剛史]] (49.74%)
 +
#[[Nicolai Herzog]] (41.50%)
 +
#[[Randy Buehler]] (35.58%)
 +
 
 +
===2008年===
 +
#[[Dirk Baberowski]] (52.36%)
 +
#[[Mike Turian]] (50.13%)
 +
#[[Jelger Wiegersma]] (48.19%)
 +
#[[Olivier Ruel]] (46.01%)
 +
#[[Ben Rubin]] (45.62%)
 +
 
 +
===2009年===
 +
#[[Antoine Ruel]] (63.43%)
 +
#[[Kamiel Cornelissen]] (62.48%)
 +
#[[Frank Karsten]] (44.79%)
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hof/welcome Magic Pro Tour Hall of Fame]
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hof/welcome Welcome : Magic Pro Tour Hall of Fame] ([[WotC]])
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/268 The Magic Hall of Fame][http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/rule/20050611/index.html 邦訳]
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/268 Magic Pro Tour Hall of Fame] (WotC、文:[[Chris Galvin]]、マジック・プロツアー殿堂の発表)
 +
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/rule/20050611/index.html マジック・プロツアー殿堂] ([[タカラトミー]]、上の記事の邦訳)
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2009年11月22日 (日) 03:17時点における版

マジック・プロツアー殿堂/The Magic Pro Tour Hall of the Fameは、マジックプレイヤーを表彰する制度。2005年のマジック開始10周年を記念し、マジックの発展に貢献してきたプレイヤーの功績を永遠に称えることを目的として創設された。

目次

概要

殿堂入りしたプレイヤーは毎年プロプレイヤーズ・クラブのレベル3の認定を受けることになる。これによる特典はいくつかあるが、最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。

ノミネートの条件は以下の3点。

  1. 生涯獲得プロツアー・ポイントが100点以上であること。
  2. 初めてプロツアーないし世界選手権に出場してから10年間が経っていること。
  3. 現在DCIから出場停止処分を受けていないこと。

さらに下記の人々による投票が行われ、その投票結果で投票率の高いプレイヤーが選出される。

投票資格は、マジックの歴史における先駆者、長年プロツアーで務めたマジック記者、高レベルジャッジなどのトーナメントスタッフ、DCIの管理スタッフ、プロツアーを直接守り影響を与えてきたWotC社内外の人々、過去の殿堂入りメンバー、プロツアーの直接の経験を持つWotC従業員で構成される「投票委員会(Selection Committee)」と、(投票委員会・出場停止処分者を除く)生涯獲得プロツアー・ポイントが100点以上のプレイヤーで構成される「プレイヤー委員会(Players Committee)」のいずれかに属する者のみが持つ。

2005年度では、最初に投票委員会のメンバーがそれぞれ最大5人までに投票し、その投票結果の上位4人を選出してから、プレイヤー委員会のメンバー(1人1票)による投票結果で残り1人を選出していた。2006年度以降は、投票委員会・プレイヤー委員会ともに最大5人まで投票し、(投票委員会の比率×67%+プレイヤー委員会の比率×33%)として求められる比率から順位を決定している。

2007年度までは毎年5人選出されていたが、2008年度以降は投票比率が40%以上のプレイヤーが選出されるようになった。

殿堂入りプレイヤー

2005年

  1. Jon Finkel (67票)
  2. Darwin Kastle (43票)
  3. Tommi Hovi (36票)
  4. Alan Comer (32票)
  5. Olle Rade (プレイヤー委員会・16票)

2006年

  1. Bob Maher (60.01%)
  2. Dave Humpherys (56.78%)
  3. Raphael Levy (42.58%)
  4. Gary Wise (39.03%)
  5. Rob Dougherty (38.20%)

2007年

  1. Kai Budde (90.42%)
  2. Zvi Mowshowitz (62.28%)
  3. 藤田剛史 (49.74%)
  4. Nicolai Herzog (41.50%)
  5. Randy Buehler (35.58%)

2008年

  1. Dirk Baberowski (52.36%)
  2. Mike Turian (50.13%)
  3. Jelger Wiegersma (48.19%)
  4. Olivier Ruel (46.01%)
  5. Ben Rubin (45.62%)

2009年

  1. Antoine Ruel (63.43%)
  2. Kamiel Cornelissen (62.48%)
  3. Frank Karsten (44.79%)

参考

QR Code.gif