ナメクジ
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(16人の利用者による、間の21版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''ナメクジ'''/''Slug'' | + | '''ナメクジ'''/''Slug''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。 |
− | {{#card: | + | {{#card:Giant Slug}} |
− | {{#card: | + | {{#card:Thermopod}} |
+ | {{#card:Toxrill, the Corrosive}} | ||
− | + | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[大ナメクジ/Giant Slug]]。長い間これと[[ザ・ダーク]]の[[毒吐きナメクジ/Spitting Slug]]しか存在しなかったが、[[アン・セット]]の[[アンヒンジド]]で登場した[[Rocket-Powered Turbo Slug]]によって少し有名になった。 | |
− | + | [[ミラディン]]の[[腐食ナメクジ/Molder Slug]]は[[ビースト]]だったため絶滅するかと思われたが、[[コールドスナップ]]で新種が登場。[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で腐食ナメクジもナメクジの[[サブタイプ]]を取得した。その後も少数の[[カード]]が登場しており、どうやら絶滅は免れた模様。 | |
− | + | カードは[[黒]]、[[赤]]、[[緑]]に存在するが、共通したデザインは特に無い。 | |
+ | |||
+ | [[タイプ的カード]]は[[蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive]]、[[昆虫]]、[[ヒル]]、[[蟲]]と兼用で[[寄生するもの、フムルス/Fumulus, the Infestation]]が存在する。 | ||
+ | |||
+ | ナメクジ・[[トークン]]を[[生成]]するカードは蝕むもの、トクスリルが黒の1/1を生成する。 | ||
+ | |||
+ | [[伝説の]]ナメクジは[[イニストラード:真紅の契り]]現在[[蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive]]のみ。 | ||
+ | |||
+ | *Rocket-Powered Turbo Slugは「素早いナメクジ」という[[アン・ゲーム|ジョーク]]だったのだが、直後に[[速攻]]を得られる[[熱足ナメクジ/Thermopod]]が(しかも[[黒枠]]で)登場してしまったため、「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]世界のナメクジは速い」というイメージが強く定着してしまった。当時のナメクジ総数4体のうち2体が速攻(超速攻)持ちとあっては致し方なし。 | ||
+ | *[[ゼンディカー・ブロック]]を描いた小説[[Zendikar: In the Teeth of Akoum]]にて、[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]が巨大な砂ナメクジの丸焼きを食べるシーンがあり、いつの間にか「ナメクジといえばニッサ」というイメージが定着してしまっている。同行していた[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]は嫌そうにしていたが、[[ゴブリン/Goblin#ゼンディカー|ゴブリン/Goblin]]達は群がるように食し、[[吸血鬼/Vampire#ゼンディカー|吸血鬼/Vampire]]の[[アノワン/Anowon]]もニッサに倣って口にしている。その他、[[ミラディン・ブロック]]の小説[[The Moons of Mirrodin]]でも、[[グリッサ/Glissa]]家の食卓にパリパリに焼いた[[腐食ナメクジ/Molder Slug]]が並んでいる。[[多元宇宙/Multiverse]]の[[エルフ/Elf]]にとっては一般的な食材なのかもしれない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Slug|ナメクジ(Slug)}} | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Slug|ナメクジ(Slug)}} | ||
+ | *{{WHISPER検索/カードテキスト|{Slug}|ナメクジ(Slug)}} | ||
*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] | ||
+ | |||
+ | [[Category:クリーチャー・タイプ|なめくし]] |
2024年11月22日 (金) 14:02時点における最新版
ナメクジ/Slugはクリーチャー・タイプの1つ。
クリーチャー — ナメクジ(Slug)
(5):あなたの次のアップキープの開始時に、基本土地タイプを1つ選ぶ。大ナメクジはそのターンの終了時まで、選ばれたタイプの土地渡りを得る。(それは、防御プレイヤーがそのタイプの土地をコントロールしているかぎりブロックされない。)
1/1氷雪クリーチャー — ナメクジ(Slug)
(氷):ターン終了時まで、熱足ナメクジは速攻を得る。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払うことができる。)
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:(赤)を加える。
伝説のクリーチャー — ナメクジ(Slug) ホラー(Horror)
各終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしていない各クリーチャーの上にそれぞれスライム(slime)・カウンター1個を置く。
あなたがコントロールしていない各クリーチャーは、それぞれその上にあるスライム・カウンター1個につき-1/-1の修整を受ける。
スライム・カウンターが置かれていてあなたがコントロールしていないクリーチャー1体が死亡するたび、黒の1/1のナメクジ(Slug)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(青)(黒),ナメクジ1体を生け贄に捧げる:カード1枚を引く。
初出はレジェンドの大ナメクジ/Giant Slug。長い間これとザ・ダークの毒吐きナメクジ/Spitting Slugしか存在しなかったが、アン・セットのアンヒンジドで登場したRocket-Powered Turbo Slugによって少し有名になった。
ミラディンの腐食ナメクジ/Molder Slugはビーストだったため絶滅するかと思われたが、コールドスナップで新種が登場。クリーチャー・タイプ大再編で腐食ナメクジもナメクジのサブタイプを取得した。その後も少数のカードが登場しており、どうやら絶滅は免れた模様。
カードは黒、赤、緑に存在するが、共通したデザインは特に無い。
タイプ的カードは蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive、昆虫、ヒル、蟲と兼用で寄生するもの、フムルス/Fumulus, the Infestationが存在する。
ナメクジ・トークンを生成するカードは蝕むもの、トクスリルが黒の1/1を生成する。
伝説のナメクジはイニストラード:真紅の契り現在蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosiveのみ。
- Rocket-Powered Turbo Slugは「素早いナメクジ」というジョークだったのだが、直後に速攻を得られる熱足ナメクジ/Thermopodが(しかも黒枠で)登場してしまったため、「マジック世界のナメクジは速い」というイメージが強く定着してしまった。当時のナメクジ総数4体のうち2体が速攻(超速攻)持ちとあっては致し方なし。
- ゼンディカー・ブロックを描いた小説Zendikar: In the Teeth of Akoumにて、ニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneが巨大な砂ナメクジの丸焼きを食べるシーンがあり、いつの間にか「ナメクジといえばニッサ」というイメージが定着してしまっている。同行していたソリン・マルコフ/Sorin Markovは嫌そうにしていたが、ゴブリン/Goblin達は群がるように食し、吸血鬼/Vampireのアノワン/Anowonもニッサに倣って口にしている。その他、ミラディン・ブロックの小説The Moons of Mirrodinでも、グリッサ/Glissa家の食卓にパリパリに焼いた腐食ナメクジ/Molder Slugが並んでいる。多元宇宙/Multiverseのエルフ/Elfにとっては一般的な食材なのかもしれない。