神憑く相棒/Spirited Companion
提供:MTG Wiki
(6人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Spirited Companion}} | {{#card:Spirited Companion}} | ||
− | [ | + | 適切な色となった<ref>[https://twitter.com/PhaedaMTG/status/1608927320534024192 Twitter]([[2022年]]12月31日 [[Megan Smith]])</ref>[[白]]い[[エルフの幻想家/Elvish Visionary]]。[[犬]]になったうえ[[神河:輝ける世界]]らしく[[クリーチャー・エンチャント]]でもある。 |
− | + | 地味ながらエルフの幻想家と同じく取り回しのよい[[クリーチャー]]。戦力としては最小限だが、とりあえず[[ハンド・アドバンテージ]]を失わずに序盤を埋めてくれる。エルフの幻想家に比べて[[タイプ的]]支援を受けづらい[[クリーチャー・タイプ]]なので、戦力として使うならば[[装備品]]などによる[[強化]]が欲しいところ。クリーチャー・エンチャントであるため、同セットの[[エンチャント]][[シナジー]]と「[[アーティファクト]]とエンチャント両方の[[コントロール]]」ボーナスに貢献できる。 | |
登場時の[[スタンダード]]では、エンチャントであることを活かし、[[樹海の自然主義者/Jukai Naturalist]]や[[調和の織り手/Weaver of Harmony]]らとともに[[白緑ビートダウン/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期#緑白ビートダウン|緑白ビートダウン]]に採用されている。1マナで手札消費なくエンチャントの数と戦力を増やせて、調和の織り手でETBをコピーすれば[[カード・アドバンテージ]]を稼げる。 | 登場時の[[スタンダード]]では、エンチャントであることを活かし、[[樹海の自然主義者/Jukai Naturalist]]や[[調和の織り手/Weaver of Harmony]]らとともに[[白緑ビートダウン/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期#緑白ビートダウン|緑白ビートダウン]]に採用されている。1マナで手札消費なくエンチャントの数と戦力を増やせて、調和の織り手でETBをコピーすれば[[カード・アドバンテージ]]を稼げる。 | ||
ローテーション後では、[[婚礼の発表/Wedding Announcement]]との相性の良さ、[[絶望招来/Invoke Despair]]への耐性などが評価され、白単ミッドレンジで採用されている。 | ローテーション後では、[[婚礼の発表/Wedding Announcement]]との相性の良さ、[[絶望招来/Invoke Despair]]への耐性などが評価され、白単ミッドレンジで採用されている。 | ||
+ | |||
+ | [[パイオニア]]では[[奇怪な具現]]で採用される。[[カード・アドバンテージ]]を失わない2マナエンチャントという点では競合先は多いが、[[岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks]]を[[奇怪な具現/Enigmatic Incarnation]]で生け贄に捧げてサーチし、そのまま次ターンの誘発のタネになれるという利点がある。 | ||
+ | |||
+ | [[パウパー]]では[[ブリンク#パウパー|オルゾフ・ブリンク]]などで採用されるほか、[[緑白呪禁#パウパー|呪禁オーラ]]で[[布告]]避け兼エンチャントの水増しとして採用される。 | ||
*同時収録の[[ウイルスの甲虫/Virus Beetle]]とは対をなしている。さらにもう一つ対称にすると[[黒猫/Black Cat]]とも対である。 | *同時収録の[[ウイルスの甲虫/Virus Beetle]]とは対をなしている。さらにもう一つ対称にすると[[黒猫/Black Cat]]とも対である。 | ||
+ | *[[ファウンデーションズ]]では、真に「白いエルフの幻想家」として、単なるクリーチャーになった[[お手伝いする狩人/Helpful Hunter]]が登場。 | ||
*「Spirited」は「元気のよい」「活発な」といった意味も持つが、日本語訳もそれを踏まえて「神憑く」「噛みつく」のダブルミーニングになっていると思われる。 | *「Spirited」は「元気のよい」「活発な」といった意味も持つが、日本語訳もそれを踏まえて「神憑く」「噛みつく」のダブルミーニングになっていると思われる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]] |
2024年11月12日 (火) 00:59時点における最新版
適切な色となった[1]白いエルフの幻想家/Elvish Visionary。犬になったうえ神河:輝ける世界らしくクリーチャー・エンチャントでもある。
地味ながらエルフの幻想家と同じく取り回しのよいクリーチャー。戦力としては最小限だが、とりあえずハンド・アドバンテージを失わずに序盤を埋めてくれる。エルフの幻想家に比べてタイプ的支援を受けづらいクリーチャー・タイプなので、戦力として使うならば装備品などによる強化が欲しいところ。クリーチャー・エンチャントであるため、同セットのエンチャントシナジーと「アーティファクトとエンチャント両方のコントロール」ボーナスに貢献できる。
登場時のスタンダードでは、エンチャントであることを活かし、樹海の自然主義者/Jukai Naturalistや調和の織り手/Weaver of Harmonyらとともに緑白ビートダウンに採用されている。1マナで手札消費なくエンチャントの数と戦力を増やせて、調和の織り手でETBをコピーすればカード・アドバンテージを稼げる。
ローテーション後では、婚礼の発表/Wedding Announcementとの相性の良さ、絶望招来/Invoke Despairへの耐性などが評価され、白単ミッドレンジで採用されている。
パイオニアでは奇怪な具現で採用される。カード・アドバンテージを失わない2マナエンチャントという点では競合先は多いが、岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocksを奇怪な具現/Enigmatic Incarnationで生け贄に捧げてサーチし、そのまま次ターンの誘発のタネになれるという利点がある。
パウパーではオルゾフ・ブリンクなどで採用されるほか、呪禁オーラで布告避け兼エンチャントの水増しとして採用される。
- 同時収録のウイルスの甲虫/Virus Beetleとは対をなしている。さらにもう一つ対称にすると黒猫/Black Catとも対である。
- ファウンデーションズでは、真に「白いエルフの幻想家」として、単なるクリーチャーになったお手伝いする狩人/Helpful Hunterが登場。
- 「Spirited」は「元気のよい」「活発な」といった意味も持つが、日本語訳もそれを踏まえて「神憑く」「噛みつく」のダブルミーニングになっていると思われる。
[編集] 参考
- ↑ Twitter(2022年12月31日 Megan Smith)