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'''干支プロモ'''は、毎年の干支に因んで配布される[[プロモーション・カード]]の俗称<ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0036650/ スタンプを貯めて卯年プロモをゲット! 「マジック・リーグ」「買ってそのまま!コマンダー・ナイト」配布プロモ紹介]</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0037488/ マジック公認店舗イベント「マジック・リーグ」が2024年より新生!フレンドリーイベントと連動した辰年プロモの配布も]</ref>。
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__NOTOC__
==解説==
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[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)]]草案
[[2021年]]以降、
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==経歴==
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===[[ドミナリア]]===
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リリアナ達が[[ベルゼンロック/Belzenlok]]打破のため[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]でドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。
  
==一覧==
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ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。
===Year of the Ox Store Challenger Series 2021 Promos(丑年プロモ)===
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2021年の干支である丑をテーマに、APAC地域の店頭プレイを支援するために配布されたプロモーション・カード。いずれもStore Challenger Series(下記リンク先参照)で入手可能。
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*日本では後述の[[#マジック夏休みプロモ|マジック夏休みプロモ]]で配布された。
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!配布期間!![[カード名]]!![[コレクター番号]]||[[イラスト]]||備考
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|2021年6月21日-7月18日||[[アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum]]||001/004 P Promo||[[ゼンディカーの夜明け]](通常版)||
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|2021年8月9日-9月5日||[[アゴナスの雄牛/Ox of Agonas]]||002/004 P Promo||[[テーロス還魂記]]||
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|2021年10月11日-11月7日||[[炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained]]||003/004 P Promo||宋其金/Song Qijin||新規イラスト
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|2021年12月6日-翌年1月16日||[[航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate]]||004/004 P Promo||宋其金/Song Qijin||新規イラスト
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|}
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/year-ox-store-challenger-series-2021-promos-2021-05-17 Year of the Ox Store Challenger Series 2021 Promos](Daily MTG [[2021年]]5月17日)
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===APAC League 2022 Promo(寅年プロモ)===
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2022年の干支である寅をテーマに、APAC地域に配布されるプロモーション・カード。いずれもAPAC League 2022予選イベントの参加者に配布され、日本ではキャンペーン参加店舗の[[マジック・リーグ]]で入手可能なほか、6月以降は[[コマンダー・ナイト#買ってそのまま!コマンダー・ナイト|買ってそのまま!コマンダー・ナイト]]でも入手できる。すべて新規イラストのフォイル仕様で、日本語・英語・簡体字中国語、繁体字中国語の四言語に存在している。
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{| class="wikitable" style=" text-align:left;"
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!配布期間<br>''日本での配布期間''!![[カード名]]!![[コレクター番号]]||[[イラスト]]||備考
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|[[神河:輝ける世界]]シーズン<br>''2022年4・5月''||[[ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth]]||001/005 P Promo||TSWCK||
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|[[ニューカペナの街角]]シーズン<br>''2022年6・7月''||[[ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen]]||002/005 P Promo||TCC||テキストレス仕様
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|Commander Leagueシーズン<br>''2022年8・9月''||[[猟の頂点、スナップダックス/Snapdax, Apex of the Hunt]]||003/005 P Promo||WALLEYSTATION||
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|[[団結のドミナリア]]シーズン<br>''2022年10・11月''||[[虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger's Shadow]]||004/005 P Promo||WALLEYSTATION||
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||[[兄弟戦争]]シーズン<br>''2022年12月・2023年1月''||[[通報の角笛/Herald's Horn]]||005/005 P Promo||TSWCK||
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|}
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/celebrate-year-tiger-apac-league-events-and-promos-2022-02-09 Celebrate the Year of the Tiger with APAC League Events and Promos](News [[2022年]]2月9日 [[Wizards of the Coast]]著)
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*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0035910/ スタンプを貯めて寅年プロモをゲット! 「マジック・リーグ」期間限定配布プロモカード紹介](こちらマジック広報室!! 2022年3月29日 [[タソガレ]]著)
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*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0036109/ 統率者デッキでイベントに参加して寅年プロモをゲット! 「買ってそのまま!コマンダー・ナイト」キャンペーン](こちらマジック広報室!! 2022年6月10日 タソガレ著)
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===APAC League 2023 Promo(兎年プロモ)===
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2023年の干支である[[兎]]をテーマに、APAC地域に配布されるプロモーション・カード。すべて新規イラストのフォイル仕様で、日本語・英語・簡体字中国語の三言語に存在している。日本ではキャンペーン参加店舗の[[マジック・リーグ]]および[[コマンダー・ナイト#買ってそのまま!コマンダー・ナイト|買ってそのまま!コマンダー・ナイト]]で入手できる。
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===[[灯争大戦]]===
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ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは[[次元間の標/Interplanar Beacon]]に導かれラヴニカへと向かう。
!配布期間<br>''日本での配布期間''!![[カード名]]!![[コレクター番号]]||[[イラスト]]||備考
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ラヴニカへ到着した直後、[[次元橋/Planar Bridge#ストーリー|次元橋/Planar Bridge]]がギルドパクト庁舎を飲み込み、[[永遠衆/Eternal]]による侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。
|rowspan="2"|シーズン1(2月10日~3月19日)<br>''2月・3月''||[[兎電池/Rabbit Battery]]||P 0001 2023 Lunar New Year||逍/TSWCK||
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さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。
|[[食物]][[トークン・カード]]||P 0002 2023 Lunar New Year||逍/TSWCK||
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暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる[[再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged#ストーリー|黒き剣/Blackblade]]も破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が[[ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm|瞑想領土/Meditation Realm]]に片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。
|シーズン2(2022年6・7月)<br>''4月・5月''||[[巡歴の干渉者、クウェイン/Kwain, Itinerant Meddler]]||P 0001 Year of the Rabbit||宋其金/Song Qijin||
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===[[War of the Spark: Forsaken]]===
|シーズン3(6月23日~7月30日)<br>''6月・7月''||[[速足のブーツ/Swiftfoot Boots]]||P 0002 Year of the Rabbit||WALLEYSTATION||
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===[[ゼンディカーの夜明け]]===
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ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波で[[エレメンタル]]が死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。
|シーズン4(9月8日~10月30日)<br>''8月・9月・10月''||[[天上の鎧/Ethereal Armor]]||P 0003 Year of the Rabbit||宋其金/Song Qijin||
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歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、[[乱動/The Roil]]が止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。
||チャンピオンシップ・シーズン(11月17日~12月10日)<br>''11月・12月''||[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]||P 0004 Year of the Rabbit||WALLEYSTATION||
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ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/2023-apac-league-and-the-year-of-the-rabbit 2023 APAC League and The Year of the Rabbit]([[Daily MTG]] [[2023年]]1月19日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0036650/ スタンプを貯めて卯年プロモをゲット! 「マジック・リーグ」「買ってそのまま!コマンダー・ナイト」配布プロモ紹介](こちらマジック広報室!! 2023年1月30日 タソガレ著)
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===[[ファイレクシア:完全なる統一]]===
==脚注==
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===侵略後===
<references />
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===サンダー・ジャンクションの無法者===
==参考==
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*[[プロモーション・カード]]
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2024年5月15日 (水) 00:55時点における最新版

ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)草案

[編集] 経歴

[編集] ドミナリア

リリアナ達がベルゼンロック/Belzenlok打破のためウェザーライト/Weatherlightでドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。

ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。

[編集] 灯争大戦

ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは次元間の標/Interplanar Beaconに導かれラヴニカへと向かう。

ラヴニカへ到着した直後、次元橋/Planar Bridgeがギルドパクト庁舎を飲み込み、永遠衆/Eternalによる侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。

さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。

暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる黒き剣/Blackbladeも破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が瞑想領土/Meditation Realmに片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。

[編集] War of the Spark: Forsaken

[編集] ゼンディカーの夜明け

ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波でエレメンタルが死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。

歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、乱動/The Roilが止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。

ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。

[編集] ファイレクシア:完全なる統一

[編集] 侵略後

[編集] サンダー・ジャンクションの無法者

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