Magic Online Vanguard
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− | + | ''Magic Online Vanguard''とは、文字通り[[Vanguard|Vanguard(ヴァンガード)]]の[[Magic Online]]バージョン。[[プレイヤー]]は[[Avatar|Avatar(アバター)]]キャラクターを1つ選び、その[[能力]]を駆使して[[ゲーム]]を行う。 | |
− | + | [[効果]]としては紙版ヴァンガードとほぼ同じで、ゲームの開始時に直接場に出して使う。それぞれの特殊能力のほかに、初期[[ライフ]]と[[手札]]の初期/最大枚数が変動し、より複雑で変化に富んだゲームを楽しめる。プログラムであることを利用した「ランダムに選んだ何か」をする能力を持つものもいる。 | |
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− | + | 紙版はストーリーに登場するキャラクターがモデルとなっていたが、Online版では[[Flametongue Kavu]]や[[Prodigal Sorcerer]]など、[[伝説のクリーチャー]]ではないものも数多く登場している。各アバターの能力は下記[[WotC]]の解説ページおよびカード個別評価を参照。 | |
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強さのバランスをとるために、以下のアバターは初期ライフや初期手札が変更されている。 | 強さのバランスをとるために、以下のアバターは初期ライフや初期手札が変更されている。 | ||
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− | |[[Arcbound Overseer]]||手札7枚(+1)||手札6枚||2005/06/23 | + | |[[Arcbound Overseer]]||手札7枚(+1)||手札6枚||2005/06/23 |
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− | |[[Elvish Champion]]||手札7枚(-1)、ライフ15点(-6)||手札8枚、ライフ21点||2005/06/23 | + | |[[Elvish Champion]]||手札7枚(-1)、ライフ15点(-6)||手札8枚、ライフ21点||2005/06/23 |
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− | |[[Goblin Warchief]]||ライフ22点(+5)||ライフ17点||2005/06/23 | + | |[[Goblin Warchief]]||ライフ22点(+5)||ライフ17点||2005/06/23 |
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− | |[[Ink-Eyes, Servant of Oni]]||ライフ17点(+4)||ライフ13点||2005/06/23 | + | |[[Ink-Eyes, Servant of Oni]]||ライフ17点(+4)||ライフ13点||2005/06/23 |
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− | |[[Seshiro the Anointed]]||ライフ19点(-6)||ライフ25点||2005/06/23 | + | |[[Seshiro the Anointed]]||ライフ19点(-6)||ライフ25点||2005/06/23 |
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− | |[[Hell's Caretaker]]||手札5枚(-2)、ライフ18点(-6)||手札7枚、ライフ24点||2005/12/22 | + | |[[Hell's Caretaker]]||手札5枚(-2)、ライフ18点(-6)||手札7枚、ライフ24点||2005/12/22 |
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− | |[[Mirri the Cursed]]||手札7枚(-1)、ライフ14点(-5)||手札8枚、ライフ19点||2007/09/26 | + | |[[Mirri the Cursed]]||手札7枚(-1)、ライフ14点(-5)||手札8枚、ライフ19点||2007/09/26 |
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− | |[[Oni of Wild Places]]||手札7枚(-1)||手札8枚||2007/09/26 | + | |[[Oni of Wild Places]]||手札7枚(-1)||手札8枚||2007/09/26 |
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− | |[[Platinum Angel]]||ライフ18点(+7)||ライフ11点||2007/09/26 | + | |[[Platinum Angel]]||ライフ18点(+7)||ライフ11点||2007/09/26 |
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− | |[[Prodigal Sorcerer]]||手札7枚(-1)、ライフ25点(+3)||手札8枚、ライフ22点||2007/09/26 | + | |[[Prodigal Sorcerer]]||手札7枚(-1)、ライフ25点(+3)||手札8枚、ライフ22点||2007/09/26 |
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− | * | + | *特に壊れた性能のアバターは手札、ライフ共に減らされる傾向にある。何のデメリットもないアバターが強いのは当然であるので妥当な所。 |
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**[[Elvish Champion]]に関しては、まだヴァンガードのシステムに開発が慣れていなかった為の単純なオーバーパワーと見なせる。 | **[[Elvish Champion]]に関しては、まだヴァンガードのシステムに開発が慣れていなかった為の単純なオーバーパワーと見なせる。 | ||
− | **[[Hell's Caretaker]]は、当時[[明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star]]と組み合わせた[[ロック]]デッキが環境に氾濫したため。 | + | **[[Hell's Caretaker]]は、当時[[明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star]]と組み合わせた[[ロック]]デッキが環境に氾濫したため。[[スタンダード]]に陽星が居なくなったため、再び調整された。 |
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**[[Mirri the Cursed]]は、このアバターの為にクリーチャーデッキが壊滅してしまったため。 | **[[Mirri the Cursed]]は、このアバターの為にクリーチャーデッキが壊滅してしまったため。 | ||
− | *導入最初期にはバグのせいで[[サイドボード]] | + | *導入最初期にはバグのせいで[[サイドボード]]から何枚でもヴァンガード・カードを入れることが出来た。その状態だと[[Goblin Warchief]]+[[Elvish Champion]]×10等で確定先手[[1ターンキル]]が出来てしまったりと、もはやマジックではなかった。 |
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**現在ではこのバグは取り除かれ、ゲームごとに1枚しか入れることは出来ないが、[[フリーフォーム]]においては好きなだけヴァンガードを入れることが出来る。 | **現在ではこのバグは取り除かれ、ゲームごとに1枚しか入れることは出来ないが、[[フリーフォーム]]においては好きなだけヴァンガードを入れることが出来る。 | ||
2008年6月21日 (土) 13:43時点における版
Magic Online Vanguardとは、文字通りVanguard(ヴァンガード)のMagic Onlineバージョン。プレイヤーはAvatar(アバター)キャラクターを1つ選び、その能力を駆使してゲームを行う。
効果としては紙版ヴァンガードとほぼ同じで、ゲームの開始時に直接場に出して使う。それぞれの特殊能力のほかに、初期ライフと手札の初期/最大枚数が変動し、より複雑で変化に富んだゲームを楽しめる。プログラムであることを利用した「ランダムに選んだ何か」をする能力を持つものもいる。
紙版はストーリーに登場するキャラクターがモデルとなっていたが、Online版ではFlametongue KavuやProdigal Sorcererなど、伝説のクリーチャーではないものも数多く登場している。各アバターの能力は下記WotCの解説ページおよびカード個別評価を参照。
強さのバランスをとるために、以下のアバターは初期ライフや初期手札が変更されている。
名前 | 変更後(修正幅) | 変更前 | 変更日 |
Arcbound Overseer | 手札7枚(+1) | 手札6枚 | 2005/06/23 |
Elvish Champion | 手札7枚(-1)、ライフ15点(-6) | 手札8枚、ライフ21点 | 2005/06/23 |
Goblin Warchief | ライフ22点(+5) | ライフ17点 | 2005/06/23 |
Ink-Eyes, Servant of Oni | ライフ17点(+4) | ライフ13点 | 2005/06/23 |
Seshiro the Anointed | ライフ19点(-6) | ライフ25点 | 2005/06/23 |
Hell's Caretaker | 手札5枚(-2)、ライフ18点(-6) | 手札7枚、ライフ24点 | 2005/12/22 |
Erhnam Djinn | 手札7枚(+1) | 手札6枚 | 2007/09/26 |
Goblin Warchief | 手札8枚(+1) | 手札7枚 | 2007/09/26 |
Hell's Caretaker | 手札6枚(+1)、ライフ16点(-2) | 手札5枚、ライフ18点 | 2007/09/26 |
Ink-Eyes, Servant of Oni | 手札7枚(+1) | 手札6枚 | 2007/09/26 |
Jaya Ballard, Task Mage | 手札7枚(+1)、ライフ21点(-1) | 手札6枚、ライフ22点 | 2007/09/26 |
Mirri the Cursed | 手札7枚(-1)、ライフ14点(-5) | 手札8枚、ライフ19点 | 2007/09/26 |
Oni of Wild Places | 手札7枚(-1) | 手札8枚 | 2007/09/26 |
Platinum Angel | ライフ18点(+7) | ライフ11点 | 2007/09/26 |
Prodigal Sorcerer | 手札7枚(-1)、ライフ25点(+3) | 手札8枚、ライフ22点 | 2007/09/26 |
- 特に壊れた性能のアバターは手札、ライフ共に減らされる傾向にある。何のデメリットもないアバターが強いのは当然であるので妥当な所。
- Elvish Championに関しては、まだヴァンガードのシステムに開発が慣れていなかった為の単純なオーバーパワーと見なせる。
- Hell's Caretakerは、当時明けの星、陽星/Yosei, the Morning Starと組み合わせたロックデッキが環境に氾濫したため。スタンダードに陽星が居なくなったため、再び調整された。
- Mirri the Cursedは、このアバターの為にクリーチャーデッキが壊滅してしまったため。
- 導入最初期にはバグのせいでサイドボードから何枚でもヴァンガード・カードを入れることが出来た。その状態だとGoblin Warchief+Elvish Champion×10等で確定先手1ターンキルが出来てしまったりと、もはやマジックではなかった。
- 現在ではこのバグは取り除かれ、ゲームごとに1枚しか入れることは出来ないが、フリーフォームにおいては好きなだけヴァンガードを入れることが出来る。
参考
- Magic Online Vanguard(WotCによるFAQ、および全アバターリスト)
- MTGO Gumbo: A Little of This, A Little of That(WotC、初期ライフや手札の変更について)
- カード個別評価:Vanguard
- 用語集