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落魄

提供: MTG Wiki

落魄(らくはく)とは、

  1. 「落魄した/Descended」というルール用語。
  2. 「落魄N/Descend N」、または「底なしの落魄/Fathomless descent」として表記された能力語。
Enterprising Scallywag / 実業的な悪党 (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 海賊(Pirate)
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたが落魄していた場合、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。(パーマネント・カードがいずこかからあなたの墓地に置かれたなら、あなたは落魄する。)
2/2
Coati Scavenger / ハナグマのあさり屋 (2)(緑)
クリーチャー — アライグマ(Raccoon)
落魄4 ― ハナグマのあさり屋が戦場に出たとき、あなたの墓地に4枚以上のパーマネント・カードがある場合、あなたの墓地にあるパーマネント・カード1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
3/2
Terror Tide / 恐怖の潮流 (2)(黒)(黒)
ソーサリー
底なしの落魄 ― ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたの墓地にあるパーマネント・カードの枚数に等しい。

定義

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いくつかの効果は、プレイヤーがこのターンに落魄した/Desecended this turnかどうかを参照する。これは、パーマネント・カードがいずこかからそのプレイヤーの墓地に置かれるというイベントを指している。

このターンに[プレイヤー]が落魄した回数/The number of times [a player] descended this turnとは、このターンにいずこかからそのプレイヤーの墓地に置かれたパーマネント・カードの枚数を指す。

「落魄N/Descend N」および「底なしの落魄/Fathomless descent」は能力語であり、ルール上の定義は存在しない。

解説

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地底により深く潜っていくことを表現する能力語およびイベント。イクサラン:失われし洞窟で初登場し、同時登場のイクサラン:失われし洞窟統率者デッキでも使用されている。

能力語としての落魄Nは、墓地にN枚以上のパーマネント・カードがあることを閾値とした能力を指す。底なしの落魄は、墓地にあるパーマネント・カードの枚数に応じて効果量が変化する能力語である。イベントとしての落魄は、単にパーマネント・カードが墓地に置かれることを指す。

イクサラン:失われし洞窟では落魄4、8と底なしの落魄、および落魄したことを参照するカードが収録されている。色の上では全色および無色に存在するが、白には遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat1枚しか存在せず、一方で青黒・黒赤・緑黒の色の組み合わせではリミテッド・アーキタイプとなっている。また、赤の落魄はすべて「落魄した」というイベントを参照するタイプで、緑・青の落魄はすべて能力語型である。黒には両方存在する。

  • 日本語名は落魄Nと底なしの落魄はどちらも「落魄」表記だが、英名ではDescend、(Fathomless)descentと微妙な表記の違いがあるため注意。
  • 底なしの落魄は宿根の参照範囲が拡大された形。能力語の比較に意味はないが、宿根の上位互換に相当する。
  • 落魄(らくはく)とは、落ちぶれること、零落することを意味する。
    • 英名のDescendは上記の意味以外にも単に「降下する」という意味もある。後述の開発秘話やMTGアリーナにおける落魄のアイコンがツルハシであることを考えると、精神性や身分の問題ではなく単に「地下へ降りる」要素が強いようだ。なお、対義語であるAscendは以前のイクサラン・ブロックにおいて昇殿を表すために使われていた。
  • イベントと能力語の二種類が存在し、更に後者は閾値型と底なしの落魄に細分化されることから非常に混乱を呼びやすいメカニズムである。先述した訳し分け問題のない英語圏ですら不評であったようで、Mark Rosewater曰く、イクサラン:失われし洞窟で最も否定的なフィードバックが多い要素だったとのこと[1]。

ルール

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パーマネント・カードの定義については当該項目を参照。

能力語としての落魄

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  • 誘発型能力の落魄Nはif節ルールの影響下にあるものが存在する(イクサラン:失われし洞窟では、誘発条件の直後に「あなたの墓地にN枚以上のパーマネント・カードがある場合」と表記されている)。これらは、誘発時だけでなく解決時にも条件をチェックし、墓地のパーマネント・カードの枚数が規定値以下ならば何も起こらない。
  • 起動型能力の落魄Nはif節ルールの影響を受けないため、解決時に墓地のパーマネント・カードの枚数が指定枚数以下であっても問題なく解決される。

イベントとしての落魄

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  • 墓地に置かれたパーマネント・カードが後で他の領域に移動しても、落魄したというイベントが取り消されるわけではない。
  • トークンはカードではないため、それが墓地に置かれても落魄したことにはならない(CR:111.6)。
  • あなたがコントロールしているが他のプレイヤーがオーナーであるパーマネントを墓地に置いた場合、落魄するのはあなたではなくオーナーである(直接オーナーの墓地に置かれるため、CR:400.3)。
  • 「あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたが落魄していた場合」という誘発条件を持つパーマネント・カードが存在する。これらはそのパーマネントが戦場に出る前に起こった落魄イベントも参照する。また、これらの能力はif節ルールが適用されるため、終了ステップ開始時よりも前(≒戦闘後メイン・フェイズの終了時)までに落魄していなければ能力が誘発しない。
  • MTGアリーナにおいては、繁殖の原基/Propagator Primordium等で墓地に直接パーマネント・カードを創出した場合も落魄したものとして扱われる。

開発秘話

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作製の存在から、セット・デザインは墓地をリソースとする別のメカニズムをセットに追加することとなった。彼らは「地底にどれだけ深く潜ったか」というフレイバーに興奮しており、その点からもゲームが進むことで自然と増える墓地を参照することとなった。

当初は能力語・イベントともにパーマネントでないカードも参照できるようにしていたが、それではイベント型の落魄の達成が容易すぎたため、パーマネント・カードのみを参照することとなった。また、パーマネント・カードのみを参照するのは、イクサランの相克における昇殿(=戦場のパーマネントの数を参照する能力)と対にするためという意図もある[2]。

脚注

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参考

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引用:総合ルール 20260925.0

引用:総合ルール 20260925.0

  • 2 カードの部分
    • 207 文章欄
      • 207.2 文章欄には、ゲーム上意味を持たないイタリック体の(日本語版では文字サイズが小さいまたは教科書体である)文章が書かれていることがある。
        • 207.2c 能力語は、能力の最初にイタリック体で書かれている(以前の日本語版ではフォントが区別されておらず、―で区切られていることで区別する必要があった)。能力語は、同様の機能を持ったカードを区別できるようにするために定められたキーワードのようなものであるが、ルール上の意味を持たず、総合ルールに独立した項目を持たない。能力語には、「一徹(いってつ)/Adamant」「附則(ふそく)/Addendum」「団結(だんけつ)/Alliance」「大隊(だいたい)/Battalion」「湧血(ゆうけつ)/Bloodrush」「祝祭(しゅくさい)/Celebration」「魂力(こんりき)/Channel」「彩色(さいしょく)/Chroma」「盟友(めいゆう)/Cohort」「星座(せいざ)/Constellation」「収斂(しゅうれん)/Converge」「動議(どうぎ)/Council's Dilemma」「集会(しゅうかい)/Coven」「昂揚(こうよう)/Delirium」「落魄4(らくはくよん)/Descend 4」「落魄8(らくはくはち)/Descend 8」「離脱(りだつ)/Disappear」「版図(はんと)/Domain」「違和感(いわかん)/Eerie」「威光(いこう)/Eminence」「激昂(げきこう)/Enrage」「窮地(きゅうち)/Fateful hour」「底なしの落魄(そこなしのらくはく)/Fathomless descent」「獰猛(どうもう)/Ferocious」「疾風(しっぷう)/Flurry」「圧倒(あっとう)/Formidable」「壮大(そうだい)/Grandeur」「暴勇(ぼうゆう)/Hellbent」「英雄的(えいゆうてき)/Heroic」「刻印(こくいん)/Imprint」「注入(ちゅうにゅう)/Infusion」「神啓(しんけい)/Inspired」「同調(どうちょう)/Join Forces」「族系(ぞくけい)/Kinship」「上陸(じょうりく)/Landfall」「副官(ふくかん)/Lieutenant」「魔技(まぎ)/Magecraft」「金属術(きんぞくじゅつ)/Metalcraft」「陰鬱(いんうつ)/Morbid」「演目(えんもく)/Opus」「集団戦術(しゅうだんせんじゅつ)/Pack Tactics」「パラドックス(ぱらどっくす)/Paradox」「協議(きょうぎ)/Parley」「光輝(こうき)/Radiance」「強襲(きょうしゅう)/Raid」「結集(けっしゅう)/Rally」「相続(そうぞく)/Renew」「即妙(そくみょう)/Repartee」「紛争(ふんそう)/Revolt」「秘密会議(ひみつかいぎ)/secret council」「魔巧(まこう)/Spell Mastery」「奮励(ふんれい)/Strive」「掃引(そういん)/Sweep」「誘引(ゆういん)/Tempting Offer」「スレッショルド(すれっしょるど)/Threshold」「宿根(しゅっこん)/Undergrowth」「雄姿(ゆうし)/Valiant」「色彩(しきさい)/Vivid」「ヴォイド(ヴぉいど)/Void」「議決(ぎけつ)/Will of the council」がある。