腐乱
| 腐乱/Decayed | |
|---|---|
| 種別 | 常在型能力、誘発型能力 |
| 登場セット | イニストラード:真夜中の狩り イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ タルキール:龍嵐録 |
| CR | CR:702.147 |
腐乱(ふらん)/Decayedは、イニストラード:真夜中の狩りおよびイニストラード:真夜中の狩り統率者デッキで登場したキーワード能力。これを持つクリーチャーが戦場にあるときに機能する常在型能力と誘発型能力である。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 鳥(Bird)
飛行
異形の隼が戦場に出たとき、腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン1体を生成する。(それではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを生け贄に捧げる。)
2/2
クリーチャー — デーモン(Demon)
トランプル
腐乱(このクリーチャーではブロックできない。これが攻撃したとき、戦闘終了時に、これを生け贄に捧げる。)
相続 ― (X)(黒)(黒),あなたの墓地にあるこのカードを追放する:クリーチャーX体を対象とする。それらの上にそれぞれ腐乱カウンター1個を置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
5/5
定義
[編集]腐乱/Decayedは、「このクリーチャーではブロックできない。」と「このクリーチャーが攻撃したとき、戦闘終了時にこのクリーチャーを生け贄に捧げる。」を意味する。
解説
[編集]イニストラード:真夜中の狩りおよびイニストラード:真夜中の狩り統率者デッキでは青と黒に割り振られ、元々この能力を持つカードは存在せず「腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ・トークン」を生成するカードか、他のパーマネントに腐乱を与えるカードのみが存在する。純粋なペナルティ能力だが、そのぶんトークンを生成する効果としてのコスト・パフォーマンスは良くデザインされている。タップ・アウトレットやサクり台、クリーチャーの死亡を参照するカードなどで有効活用できるようになっている。
タルキール:龍嵐録では腐れ呪いのラクシャーサ/Rot-Curse Rakshasaのみのカメオ採用で登場した。初めてカードの能力として登場し、かつキーワード・カウンターとしても設定され対戦相手のクリーチャーにデメリット能力として与えるデザインとなった。
ルール
[編集]- 「攻撃したとき」とは、「攻撃クリーチャー指定ステップのターン起因処理において、クリーチャーを攻撃クリーチャーとして指定したとき」を意味する。腐乱を持つクリーチャーを攻撃している状態で戦場に出しても誘発しない。詳細については攻撃の項を参照。
開発秘話
[編集]ゾンビ・トークンといえば長年2/2であったが、これをもっと低コストや低レアリティの呪文のおまけとしてゾンビらしい「軍団・大群/horde」となるほど数多く生成するには何らかの欠点が必要だった[1]。
元々はイニストラード:真夜中の狩りではなく、イニストラード:真紅の契りの焦点を吸血鬼にするかゾンビにするかを決めるための「ゾンビのブレインストーミング」の中で生まれた[2]。トークン生成の抱える「盤面の動きを悪くする」という問題を改善するため、最初は単純に「ブロックできない」だけであったがまだ強すぎた[1]。そこへAndrew veenが、彼の携わるデュエル・マスターズにあった名前のないメカニズム(通称クランチ/crunchy)を提案し現在の形に[2]。
クリエイティブ・チームは横並びのグール/Ghoulを前編で・墓地利用のスカーブ/Skaabを後編で扱うと決めたため、各セット内のシナジーも考慮した結果Erik Lauerはグール向けのメカニズムである腐乱をイニストラード:真夜中の狩りに前倒し(それと交換する形で降霊オーラをイニストラード:真紅の契りへと先送り)。スカーブのためには濫用が再録された[2]。
- 主にグールをイメージしたメカニズムではあるが、戯れ児の縫い師/Poppet Stitcherのようにスカーブを扱っているイラストも存在する。
- Blogatogによると、もし腐乱に人気がありゾンビ以外のフレイバーでも使いたくなった場合には「腐乱」でない新しい名前で再録する可能性もあるとのこと[3]。