増分
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| 増分/Increment | |
|---|---|
| 種別 | 誘発型能力 |
| 登場セット | ストリクスヘイヴンの秘密 |
| CR | CR:702.191 |
増分/Incrementとは、ストリクスヘイヴンの秘密で制定されたキーワード能力。クリーチャーが持つ誘発型能力である。
*
腹ぺこグラファロン / Hungry Graffalon (3)(緑)クリーチャー ─ キリン(Giraffe)
到達
増分(あなたが呪文1つを唱えるたび、あなたが支払ったマナの点数がこのクリーチャーのパワーやタフネスよりも大きい場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
定義
[編集]増分/Incrementは「あなたが呪文1つを唱えるたび、このパーマネントがクリーチャーでありかつその呪文を唱えるために支払われたマナの点数がこのクリーチャーのパワーまたはタフネスの値より大きい場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。」を意味する。
解説
[編集]自身のパワーかタフネスどちらかより多くのマナを呪文に支払うことで強化されるメカニズム。
ストリクスヘイヴンの秘密ではクアンドリクス大学/Quandrix College(緑青)の魔道士が数学を操り自身を強化する様子を表している。
- キッカーやX呪文など支払うマナの点数を変化させられるメカニズムと相性が良く、マナカーブを歪めることなくゲームのどの段階でも強化を見込みやすくなる。フラッシュバックも1枚で2度唱えられるうえ、大多数はマナ・コスト<フラッシュバック・コストであるため強化回数を稼ぎやすい。
- 進化を元に考案されたメカニズム[1]。自身のP/Tより大きい数字に反応して自己強化する点や、緑青の陣営に割り当てられたメカニズムという点で類似性がある。
- 一方、直接的にP/T同士を比較した進化と異なり、比較対象が支払ったマナの点数になっている。また、進化はクリーチャーが戦場に出たことを参照する一方、増分は唱えたときの誘発型能力になっており、クリーチャー以外の呪文も参照できる。
- ウルザの空戦艇、リベレーター号/Liberator, Urza's Battlethopterはこれとよく似た能力を有している。
ルール
[編集]「唱えるために支払われたマナの点数」については、野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild#ルールを参照。
- 呪文を唱えることで誘発するので、呪文を唱え終えた後、プレイヤーが優先権を得る前にスタックに置かれ、誘発させた呪文より必ず先に解決される。
- 「呪文を唱えるたび」に誘発する能力であるため、メイジタワーのキャプテン、アジザ/Aziza, Mage Tower Captainのような「スタック上の呪文をコピーする」効果では誘発しない。
- 増分はif節ルールの制約下にある。そのため誘発時に条件を満たしていなければ誘発することはなく、また解決時にも条件が満たされていなければ+1/+1カウンターは置かれない。ただし、パワーとタフネスのどちらが支払われたマナの点数より小さいかは、誘発時と解決時に違っていてもよい。
- 例1)0/2の沈思の教授/Pensive Professorをコントロールしている時に1マナを支払って選択/Opt(Aとする)を唱え、それにより誘発した増分の解決前に1マナを支払って別の選択(Bとする)を唱えた。この場合、まずBによって誘発した増分が解決することで沈思の教授は1/3となる。選択Bの解決後、Aにより誘発した増分が解決するが、この時にはP/Tのいずれもが増分の条件を満たしていないため、+1/+1カウンターは置かれない。
- 例2)0/2の沈思の教授をコントロールしている時に2マナを支払って悪魔の教示者/Demonic Tutorを唱え、それにより誘発した増分の解決前に1マナを支払って沈思の教授を対象に悪意の打ちつけ/Lash of Maliceを唱えた。この場合、まず悪意の打ちつけで誘発した増分で沈思の教授は1/3となり、次に悪意の打ちつけの+2/-2修整で3/1となる。その後、悪魔の教示者により誘発した増分を解決する際、誘発時と異なり「支払われたマナ<パワー」になっているものの、「支払われたマナ>タフネス」は満たしているため+1/+1カウンターを置ける。
- 増分は、それを持つパーマネントがクリーチャーである場合のみ誘発する。解決時点でそのパーマネントがクリーチャーでなくなっていた場合、既に誘発した増分は何もしない。
- 増分を持つクリーチャーのパワーが負の値である場合、0マナ以上の呪文を唱えれば誘発条件を満たす。(CR:107.1b)
脚注
[編集]参考
[編集]- Secrets of Strixhaven Mechanics/『ストリクスヘイヴンの秘密』のメカニズム(Daily MTG 2026年4月1日 Matt Tabak著)
- Secrets of Strixhaven Release Notes/『ストリクスヘイヴンの秘密』リリースノート(PDF文書)(Daily MTG 2026年4月11日 Eric Levine著)
- 「増分」でテキスト検索
- キーワード能力
- ルーリング
引用:総合ルール 2026.04.17
[編集]- 702.191. 増分/Increment
- 702.191a
- 増分は誘発型能力である。「増分」は「あなたが呪文を唱えるたび、このパーマネントがクリーチャーでありかつその呪文を唱えるために支払われたマナの点数がこのクリーチャーのパワーやタフネスの値よりも大きい場合、このクリーチャーに+1/+1カウンター1個を置く。」を意味する。
- 702.191b
- クリーチャー1体が複数の増分を持つなら、それらはそれぞれ個別に誘発する。