サックビル=バギンズ一家/The Sackville-Bagginses
伝説のクリーチャー — ハーフリング(Halfling) 市民(Citizen)
サックビル=バギンズ一家が戦場に出たとき、クリーチャーやアーティファクトでありこれでない1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、カード1枚を引き、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがトークン1つを生け贄に捧げるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失う。
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戦場に出たとき、クリーチャーかアーティファクト1つを宝物とドローに変換し、トークンを生け贄に捧げるたびライフロスを発生させるハーフリング・市民。
サクリファイス系の戦略に向いた能力構成のクリーチャー。ETB能力は宝物を用意することでライフロス効果の下準備ができるうえ、生け贄部分もトークンを利用して追加のライフロスを発生させたり、他のクリーチャーの死亡誘発を能動的に働かせたりといった運用が可能である。
生け贄を要求するドローとしては堕落した確信/Corrupted Convictionのようにインスタント・タイミングで使えるわけではなく、ライフロス手段としてはトークン限定という狭さがあるなど、個々の能力で言えばその用途に特化したカードに劣る側面がある。しかし、これらが組み合わせられているという点は重要である。サクリファイス系の戦術は「生け贄要員」・「生け贄を行うカード」・「生け贄に反応して恩恵を得るカード」を組み合わせてこそ真価を発揮するため、1枚のカードがこれら複数の役割を担えることで事故を軽減しやすくなることに価値がある。ドローによりそれらを揃える手助けができる点もありがたい。
2025年〜2026年期のスタンダードではジャンド・サクリファイスに採用される。生体工学の専門家/Biotech Specialistと併用することで、アーティファクト・トークン1個あたり3点という高効率でライフを削っていける。
パイオニアでもラクドス・サクリファイスに採用される。1枚で波乱の悪魔/Mayhem Devilのダメージを2点分稼げるほか、大釜の使い魔/Cauldron Familiar+魔女のかまど/Witch's Ovenペアのクロックを加速させたり、ひきつり目/Eyetwitchを能動的に誘発させたりと小回りが利く。
リミテッドでは黒赤アグロに向いており、小粒の軍団やゴブリンの板金鎧/Goblin Plate Mail、あるいは魔の川の呪縛/Enchanted River's Graspのついたクリーチャーをアドバンテージに変換しつつ対戦相手のライフも攻めていけるのが強力。直接ライフを攻められる2マナ域にはアンコモンの見捨てられた者、ゴラム/Gollum the Abandonedもいるが、あちらと異なりETBで自分の手を進めつつ守勢でブロッカーにもなれるのが優秀。一方、黒のウィニーが強力な環境において、漫然と自分のウィニーを生け贄にするとかえってテンポロスになる点・生け贄要員がいなければただの2マナ2/2になる点は少々扱いづらい。「軽いカードを多く搭載し、生け贄がいない状況でも他のアクションを取りやすくする」「生け贄用のカードと雪の丘の狩人/Snowslope Hunterを採用しボード・コントロール寄りに組む」のどちらかが望ましいだろう。
黒赤より遅めで生け贄要員も確保しづらい黒緑では使いづらさが目立つようになり、押し問答/Quarrelなどの無難なコモンより優先しづらくなってくる。とはいえ黒単色でも生け贄要員を確保することはそう難しくないので、黒いデッキなら並以上のカードとして採用できる。ちょうど黒が強い環境ということで、ブースター・ドラフトの初手に来ても弱いデッキカラーに参入するリスクなくピックできる。
- スタンダード範囲では毎ターントークンを出し入れできる応召メカニズムとも相性が良い。また、これ自身が2マナと軽い点を活かし、過去立たせ/Raise the Pastで他のサクリファイス系パーツとまとめてリアニメイトする手法も考えられる。
関連カード
[編集]- ロベリア・サックビル=バギンズ/Lobelia Sackville-Baggins
- 袋小路屋敷を守る者、ロベリアばあさま/Lobelia, Defender of Bag End
- サックビル=バギンズ一家/The Sackville-Bagginses
ストーリー
[編集]オソ・サックビル=バギンズ/Otho Sackville-Bagginsとロベリア・サックビル=バギンズ/Lobelia Sackville-Bagginsは「ホビットの冒険」のキャラクター。中つ国のホビット/Hobbit。
冒険に出た後、死亡扱いにされ競売に出されたビルボ/Bilboの袋小路屋敷に移り住もうとするが、帰ってきたビルボに阻止される。ビルボはこの時競売に出された家具を買い戻したが、お気に入りの銀のスプーンはサックビル夫妻に盗られたと睨んでおり、サックビル一家もこの一件で逆恨みしこの確執は「指輪物語」まで引き継がれる事となる。