ユウマ/Yuma

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ユウマ/Yumaはサンダー・ジャンクションの無法者初出のキャラクター。カードとしての初出はサンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキの誇らしい守護者、ユウマ/Yuma, Proud Protector。

[編集] 解説

サンダー・ジャンクション/Thunder Junctionに定住する、ニューカペナ/New Capenna出身の人間/Human。女性の身体で産まれたが、性別違和を抱えており、性転換術者の魔術により男性の身体となった（イラスト）。

土建組一家/The Riveteersの熟練した戦士であった彼は、植物と話せるというユニークな能力を持っている。植物は喜んで彼の話を聞いてくれて、ピンチの時は助けてくれたりもするが、サンダー・ジャンクションの植物の言語を彼はまだよく理解できていない。彼は自分自身とその信念に忠実で、常に自分が正しいと思う事を実行する。

[編集] 経歴

[編集] サンダー・ジャンクションの無法者

土建組のやり口に辟易していた彼は、エルノア/Elnor、シャドレス/Shadressら6人の仲間と共に一家からの独立を目指した。しかし生活は立ち行かず、金のために犯罪を繰り返すこととなったが、それゆえにシャドレスとは疎遠となりチームに不和が生じてしまう。その後も犯罪により生じた悪名と積もる借金に悩まされたユウマは、一人領界路/Omenpathでサンダー・ジャンクションへ逃亡する。

熱中症になりながらも荒野を彷徨う中、彼はカクタスフォークの幼児、キリ/Kirriを発見する。無条件に自分へと好意を向けてくれる存在と出会ったことで、自分を客観視できた彼は、冷静な判断のもと水を探し当て生き延びることに成功する。その後はニューカペナから持ち込んだ金で酒場を建て、カクテルやギャンブルで好評を博していた。

だがニューカペナから逃げた1年後、復讐に燃えるエルノアが金を返すよう押し入ってくる。彼女が連れ込んだ蛇の悪魔により酒場が炎に包まれる中、エルノアの別人めいた戦いぶりから、彼女の恋人のシャドレスが死んだのではないかと察してしまう。意表を突いた戦法でエルノアを追い詰めたユウマであったが、彼女に止めは刺さなかった。そして砂漠の雨が酒場の火を消すと、いつも酒場の新顔にかけるものと同じ言葉を告げた――ここの人々は過去を捨て、新たな人生を始めるためサンダー・ジャンクションに来たのだと。

自分自身を新しく生み出すという気持ちがエルノアに伝わったその時、キリが突然何かを言い始めた。すると雨は突然止み、未知の蔦が生えだして酒場を修繕した。キリの起こした不思議な現象を見届けたエルノアは、蛇を再び肩に載せると、ユウマの方を振り返らずに去っていった。