カルロフ/Karlov

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カルロフ/Karlov統率者2015初出のキャラクター。カードとしては統率者2015の幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Councilが初出。

目次

[編集] 解説

ラヴニカ/Ravnicaギルド/Guildの1つ、オルゾフ組/The Orzhov Syndicateを統べる幽霊議員オブゼダート/The Obzedatの一員。男性。でっぷりと肥えた体形(イラスト)。テイサ・カルロフ/Teysa Karlovの祖父に当たる。

死すらも彼から富と権力と強欲さを奪うことはできなかった。彼はオブゼダート内での自身の地位が生み出す影響力の、どんな小さな一欠片にも貪欲に執着している。

[編集] 経歴

[編集] 一族の値打ち/Family Values

オブゼダート打倒計画の決行予定日の前日、自室で物思いに耽るテイサの前に、突如壁を通り抜けてカルロフが現れた。テイサの抗議を気にも留めず、彼はテイサに「家族からの助言」を与えた。曰く、自惚れた行動にかまけないこと、そして自分の血筋を考えること。

翌日、テイサはタージク/Tajicとともにオブゼダートの部屋/The Obzedat's Chamberに侵入し、不正な取引の証拠となる帳簿を法魔術/Law magicを用いて差し押さえようとした。だが、帳簿はまるで床の一部と化したかのようにびくともしなかった。何らかの古い魔法により、この部屋ではギルドパクト/Guildpactの効力が発揮されないのだとテイサが気づいたとき、その場にカルロフが現れた。

カルロフは非難の表情を作り、恩着せがましい溜息の仕草をして、テイサに失望を告げた。彼はオブゼダートを部屋に招集すると、タージクを捕らえ、本来その権利を有するはずのアゾリウス評議会/The Azorius Senateに代わり、テイサから弁護士/Advokistの地位を剥奪した。この部屋では法ではなく、オブゼダートが絶対なのだ。テイサは自分がこの部屋にまんまと誘い込まれたのだと知った。

[編集] The Gathering Storm

カルロフは自身に反抗したテイサを「カルロフ家で最も重い罰」、幽霊化を防ぐ処置を施した上での処刑にかけようとしていた。だが幽閉中のテイサの元に、ケイヤ/Kayaという女性が現れる。彼女はニコル・ボーラス/Nicol Bolasからの依頼を請け、オブゼダートを暗殺しテイサをオルゾフの長に据えようとしていた。テイサやその秘書トミク・ヴロナ/Tomik Vronaの協力もあり、ケイヤはオブゼダートの潜む地下墓地への侵入に成功する。

慌てる幽霊議員たちが次々とケイヤの刃に消される中、カルロフは玉座から動かず彼女を睨みつけていた。我が孫娘は信用ならないと忠告するカルロフは、そのまま抵抗するそぶりもなく心臓を貫かれた。だがその直後、カルロフの身体から黒い何かがケイヤへと流れ込み、彼女は意識を失ってしまった。

翌日に目を覚ましたケイヤは、何故かオルゾフの人々からギルドマスターと呼ばれていることに気づく。当惑するケイヤの元にテイサが現れ、事情を説明した。曰く、オルゾフ組の契約はほとんど法人名義で行われているものと彼女は考えていたが、実際はカルロフが個人の名義で行ったものが数多くあり、彼を殺した際にケイヤにそれらの契約が移ってしまったのだという。ケイヤが死亡したりラヴニカを離れたりすれば、オルゾフ組も滅びかねない。こうして、彼女は契約を取り除く手段を見つけるまでギルドマスターを務めることになってしまった。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

統率者2015
幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council
ラヴニカのギルド
刎頸の友/Sworn Companions

[編集] 登場作品・登場記事

ラヴニカのギルドラヴニカの献身

[編集] 参考

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