カバル市/Cabal City
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カバル市/Cabal City[1]はオデッセイ・ブロックで登場したドミナリア/Dominariaの地名。
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[編集] 解説
オタリア/Otaria大陸中部東方に存在した都市(地図、ミラーリ予想の地図で沿岸部に菱形がある辺り)。南はIlesemare Sea(アイルズメア海)に面した港であり、北門の外には荒れ果てた平地が広がる。東への交易路を30マイル行くとサマイトの聖域/Samite Sanctuaryがあった。
その名の通り陰謀団/The Cabalの本拠地として繁栄した都市であった。巨大なクレーターの内面に沿って街が作られ、その一番奥底に最大規模の陰謀団のピット/Cabal Pitが置かれていた。また、大陸最大の港湾都市でもあった。
4305AR、チェイナー/Chainerはミラーリ/Mirariの力によって、カバル市から陰謀団の総帥/The First of the Cabalを南の街アフェット/Aphettoへと追放し、陰謀団の実権を握った。続いて、チェイナーが開催したミラーリ争奪の大トーナメントとそれによって発生した騒動、ミラーリの暴走でカバル市は崩壊してしまう。
カバル市崩壊後はアフェットが(新)カバル市と呼称されることがある。
[編集] カバル市の位置
カバル市の位置および周囲の地勢は各種ソースによってまちまちで、互いに矛盾していることも少なくない。
オタリアの構想段階[2]ではカバル市の周囲は沼地に囲まれているとされたが、オデッセイ小説三部作の描写では都市の周囲に沼地は描かれなかった。小説Odyssey付属の(大雑把で曖昧な)地図においては内陸に位置するが、続く小説Chainer's Tormentでは港湾都市であり、小説Judgmentでは北門の外は平地が広がると記述されている。次元カードのオタリア/Otariaでは内陸に描かれている(イラスト)[3]。
ドミナリアにおいてミラーリ予想/The Mirari Conjectureのイラストに正確な位置が初めて描かれた[4]。周囲に沼地はなく内陸でもないが、オデッセイ小説三部作での描写を基にして整合性の取れる場所となっている。
[編集] 脚注
- ↑ 「カバル市」はオデッセイ・ブロック当時の雑誌の非公式ストーリー紹介連載記事での翻訳だが、初期には「カバル・シティ」表記も見られる。
- ↑ Caught in the Mirari's Wake, Part 2
- ↑ The Planes of Planechase
- ↑ The Magic Story Podcast: Otaria and The Cabal