帽子
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帽子/Hatとは、アートやプレイヤーの持ちうる要素。頭に被って寒暑や埃を防ぎ、身なりを整えるもの。
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解説
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Goblin Haberdasher / ゴブリンの小間物屋 (2)(赤)クリーチャー ― ゴブリン(Goblin) 帽子の匠(Hatificer)
威迫(このクリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。)
あなたがコントロールしていて、アートで帽子をかぶっている他のクリーチャーは威迫を持つ。
透かし:ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers
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“Brims” Barone, Midway Mobster / 会場内マフィア、「ブリムス」バローネ (3)(白)(黒)伝説のクリーチャー ― 人間(Human) ならず者(Rogue)
会場内マフィア、「ブリムス」バローネが戦場に出たとき、あなたがコントロールしていて帽子を持ちこれでない各クリーチャーの上にそれぞれ、+1/+1カウンターを1個置く。
あなたが帽子を被っているかぎり、これは威迫を持つ。
[どんぐりシンボル付き - トーナメントでは使用できない。]
Unstableで導入された。通常のゲームにおいては参照されず、アン・ゲームにおいてのみ参照される。
初出のUnstableではゴブリンの小間物屋/Goblin Haberdasherのみがこの要素を参照していた。Unfinityで再登場し、白黒のアーキタイプとして割り当てられたほか[1]、赤やアトラクションにも帽子を参照するカードが存在する。
ルール
- 「帽子」とは、他の衣服の一部分でなく、頭を覆う服飾品で、かつ他の服飾品の一部でないものをいう。衣服の一部であるフードや、頭頂部を覆わないフェイスマスクは帽子として認められない[2][3]。
- 帽子のアート・ステッカーを用いることで、カードに帽子を被らせたり持たせることが可能である。
- アート・ステッカーは情報を追加するが削除はしない。帽子を覆い隠してもそれは依然として帽子を被ったり持ったままである[3]。
帽子を被っている/Wearing a hat
- クリーチャーが帽子を被っている/Wearing a hatことを参照する場合、そのカードが表しているクリーチャー自身が帽子を被っていなければならない。背景の人物が帽子を被っているだけでは、帽子を被ったものとしてみなされない[2][3]。
- カードが複数の人物を表している場合は、そのうちの少なくとも1人が帽子を被っていればよい[2]。
- クリーチャー・トークンの場合、それが公式のトークン・カードで表されており、アートで帽子を被っているなら、それは帽子を被っているものとみなす[7]。
- カルドラの兜/Helm of Kaldra等のヘルメット系装備品を装備しているクリーチャーも帽子を被っていると判断される[8]。
- なんとか隷属機/Kindslaverのような、それ自体が帽子の条件を満たすアーティファクトがクリーチャー化した場合、それは帽子を「被っている」とみなす[9]。
- プレイヤーが帽子を被っていることについても、基本的には上記と同様の基準を用いる。
帽子を持っている/Has a hat
- アートで帽子が描かれていたり、プレイヤーの手元に帽子がある場合、それは帽子を持っている/has a Hatことになる。物理的に手で帽子を持っている必要はない[3]。
- それ以外の基本的な判定基準については「帽子を被っている」と同様である。
脚注
- ↑ Making Space, Part 2宇宙を作る その2(Making Magic 2022年9月27日 Mark Rosewater著)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT/『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集(News 2017年12月6日 Mark Rosewater著)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 Unfinity Release Notes(Daily MTG 2022年10月7日)
- ↑ Blogatog(Mark Rosewaterのブログ 2017年11月22日)
- ↑ Blogatog(2017年11月22日)
- ↑ Blogatog(2017年12月16日)
- ↑ Blogatog(2017年12月2日)
- ↑ Blogatog(2017年12月16日)
- ↑ Blogatog(2017年12月6日)
参考
- Unfinity Mechanics/『Unfinity』のメカニズム(Daily MTG 2022年9月20日 Matt Tabak著)
- ルーリング