スラクジムンダール/Thraximundar (ストーリー)
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スラクジムンダール/Thraximundarはアラーラの断片ブロックのキャラクター。
A Planeswalker's Guide to Alaraで紹介された後に、アラーラ再誕プレビューウィークの記事The Face of Warでカード化されることが明かされると共に掌編の主役の一人として描写された。
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解説
グリクシス/Grixisのアンデッド戦士。男性。
棘だらけの黒光りする鎧で全身を固め、大剣を携えた身長7フィート(約2.1m)を超える大男(イラスト)。屑肉を引き裂くもの/Dreg Reaverを騎馬として跨り、行く先々で戦いを起こしては愉しんでいる。「スラクジムンダール」とは「地を赤く染める者/he who paints the earth red」を意味する。
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasはスラクジムンダールを素晴らしい産物(beautiful creation)と評価している。アラーラ/Alaraが1つの次元に戻った時代、スラクジムンダールによる無慈悲な破壊と虐殺行為で失われた生命は大渦/The Maelstromへと吸収されている。これは大渦のエネルギーが増大することに繋がり、まさにボーラスの望み通りであった。
目前に迫る戦争
5つの断片/Shardが再び1つの次元に集まった時代、スラクジムンダールは断片を跨いで暴れまわる。スラクジムンダールの軍団が現れる先には、謎の黒髪の少年が訪れ不吉な噂や破滅の予言をもたらしている。それはまるで少年が軍団の先導役を果たしているかのようであった。
スラクジムンダールはジャンド/Jundからグリクシスに転移してきた裂け谷の氏族トル・ブレオ(The Riftclan Tol Breot)に対してアンデッド軍団による急襲を敢行し、酋長のブレオが剣を構える暇も声を発する隙さえも与えずあっけなく切り伏せ、女子供も容赦なく惨殺する。
続いてバント/Bantのヴァレロン/Valeron国方面へ侵攻する。バントの難民に黒髪の少年がスラクジムンダールの恐怖とエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelの死の噂を広めていく。
次にスラクジムンダールは、ジャンドに出現したエスパー/Esperのアントリス市(Antoris City)を攻め滅ぼすと、ナヤ/Nayaの密林へと進軍するのだった。
Choices in the New Alara
記事Choices in the New Alaraでのジョークに登場。バントの役人Fred(フレッド)の入国審査手続きの説明を無視して惨殺する。スラクジムンダールの台詞は全て「DIIIE(死ねぇぇぇ)」である。
登場
登場カード
登場記事・登場作品
- A Planeswalker's Guide to Alara(設定集)
- The Face of War(「目前に迫る戦争」としてマナバーン2009 vol.2で和訳)
訳語
アラーラ再誕のスラクジムンダール/Thraximundarにおいて「Thraximundar」は「スラクジムンダール」と、「he who paints the earth red」は「地を赤く染める者」と訳されている。それに先行してタカラトミーのアラーラ観光ガイドでは「スラクジムンダール」および「地を赤く染め上げる者」と訳されていた。