指針アンコモン
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指針アンコモン/Signpost Uncommonは、リミテッドのアーキタイプの指針となる2色のアンコモンのカード。テーロスから導入された。
解説
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
英雄的 ― あなたが戦識の重装歩兵を対象とする呪文を1つ唱えるたび、戦識の重装歩兵の上に+1/+1カウンターを1個置き、その後占術1を行う。(占術1を行うには、あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
2/2クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
瞬速
飛行
対戦相手1人の墓地にカードが8枚以上あるかぎり、あなたがコントロールしているならず者(Rogue)は+1/+0の修整を受ける。
あなたがコントロールしているならず者が1体以上攻撃するたび、各対戦相手はそれぞれカードを2枚切削する。
リミテッドで遊べるように作られたカード・セットは、基本的に2色の組み合わせそれぞれにアーキタイプが用意されている。指針アンコモンは、各ペアのアーキタイプが何かを示す助けとなり、特にブースター・ドラフトをするプレイヤーに明確な方向性を与えるためにデザインされるカード群である。
その性質上、多くの場合は2色の組み合わせそれぞれに存在する10枚サイクルとなる。例外もあり、例えばイクサランの指針アンコモン(饗宴への召集/Call to the Feastなど)は8枚サイクルである。プレイ・ブースターへの移行後は、1セットあたり「アーキタイプを機能させる前段カード」と「アーキタイプを実行することで恩恵が得られるカード」の2サイクル20枚が標準の収録数とされる。
基柱カードの一種と言え、リミテッドに限らず構築でデッキのキーカードとなるケースもある。例としては、青白英雄的の戦識の重装歩兵/Battlewise Hopliteや、ディミーア・ローグの空飛ぶ思考盗み/Soaring Thought-Thiefなど。
関連ページ
- Color Pairs in Limited, Part 1/リミテッドでの色のペア・パート1(Latest Developments 2013年9月27日 Sam Stoddard著)
- The M-Files: Ixalan Edition, Part 2/Mファイル『イクサラン』編・パート2(Play Design 2017年10月20日 Melissa DeTora著)
- Even More Words with R&D/開発部語辞典2022(Making Magic 2022年1月10日 Mark Rosewater著)
- Nuts and Bolts #16: Play Boosters/基本根本 #16:プレイ・ブースター(Making Magic 2024年3月4日 Mark Rosewater著)