クラーク/Krark
提供:MTG Wiki
クラーク/Krarkはミラディン・ブロックのキャラクター。カードとしては統率者レジェンズの親指なしのクラーク/Krark, the Thumblessが初出。
目次 |
解説
ミラディン/Mirrodinのオキシダ連峰/Oxidda Chainに住むゴブリン/Goblin。男性。肉体の一部が金属化している(イラスト)。
大胆なギャンブラーのクラークは、ヘリオンのレースでダーグ/Durgとの賭けに負け、両手の親指を失った――最も幸運な親指も。クラークはこの親指を取り戻したいと考え、自分がミラディンの中心へ行って帰ってこられるかどうかについて、ダーグと親指一本を賭けた。クラークにはもう親指がないじゃないかとダーグは指摘したが、クラークは大丈夫さと答えた。クラークはミラディン中心内部の奥深くへと旅し、数週間後、旅の詳細をびっしりと記した書物を持って帰還した。ダーグは溜息をつき、クラークの幸運の親指を返した。クラークは死の瞬間まで(彼はその旅によって異端として処刑されたため、あまり長くはかからなかった)、その親指を他の幸運のお守りとともに首から下げていた。彼の死後、その書物をもとに「クラーク教/The Cult of Krark」として知られる教団が成立し、ミラディン内部に秘密の世界があるという説を広めた。
登場
登場カード
カード名に登場
※「クラーク族」についてはクラーク族/The Krark Clanを参照。
フレイバー・テキストに登場
※「クラーク族」についてはクラーク族/The Krark Clanを参照。
イラストに登場
登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 1/『統率者レジェンズ』の伝説たち その1(Card Preview 2020年10月30日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)
その他
- ミラディン・ブロック時点では、クラークは「ミラディン/Mirrodin内部への旅の様子を書物に残し、クラーク族/The Krark Clanの名の由来となった伝説のゴブリン/Goblin」という設定であり、クラークの親指/Krark's Thumbがなぜコイン投げをサポートするのかというフレイバー上の理由は説明されていなかった。これはミラディンでクラークの親指がデザインされたとき、戦場に複数並んでほしくないという理由から伝説のアーティファクトにすることになり、単なるフレイバー付けとしてクラークの名を借りたためである[1]。それから17年後の統率者レジェンズでクラーク本人が親指なしのクラーク/Krark, the Thumblessとしてカード化されるに際し、「クラークはギャンブラーであり、賭けの代償として親指を失い、それを取り戻すためミラディン内部へと旅をした」という設定が追加され、クラークの親指(およびクラークのもう一本の親指/Krark's Other Thumb)についてもフレイバー上の説明が与えられることとなった。