ラマスー
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ラマスー/Lammasuは、クリーチャー・タイプの1つ。
ラヴニカ:ギルドの都の狩り立てられたラマスー/Hunted Lammasuが初出。長い間それ専用のクリーチャー・タイプであったが、タルキール覇王譚にて2体目のラマスーとなる尊いラマスー/Venerable Lammasuが登場した。
どちらも白の大型クリーチャーで、飛行を持つ点が共通している。
- Lammasu(ラマッス、またはラマスー)は古代メソポタミアの神の1つ。別言語ではラマ。アッシリア帝国では「人面に雄牛(または獅子)の体に有翼」と言う姿で守護聖獣とされ、イラストではそれが反映されている。
- この生物を率先してファンタジーに取り込んだのは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』であり、マジックに登場したのはその縁があってのものであろう。これらゲームにおける設定としては、ありとあらゆる善のものの幸福と安全を気にかけている高貴な生き物で、人里はなれた古い寺院や廃墟に住み、悪と戦う知恵を考え続ける存在とされる(WotC社発行のD&D3eモンスターマニュアルより)。
- タルキール覇王譚では多くのラマスーがデザインされたが、開発の過程で尊いラマスー1体になってしまったようだ(Mファイル『タルキール覇王譚』編・パート1)。
- ラマスーはタルキール/Tarkirにおいては歴史の転換点を告げる生物であるとされ、同じく人面牛身で歴史に残る凶事の前兆に現れるとされる妖怪件(くだん)との類似性が見られる。