貴族
提供:MTG Wiki
貴族/Nobleは、クリーチャー・タイプの1つ。血統や家柄などによって様々な特権が認められている者。
クリーチャー — フェアリー(Faerie) 貴族(Noble)
飛行
あなたがコントロールする他のフェアリー(Faerie)・クリーチャーは+0/+1の修整を受ける。
(T):あなたがコントロールする他のフェアリー・クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
飛行、速攻
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:ファルケンラスの貴種はターン終了時まで破壊不能を得る。その生け贄に捧げられたクリーチャーが人間(Human)だった場合、ファルケンラスの貴種の上に+1/+1カウンターを1個置く。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 貴族(Noble)
(赤):ターン終了時まで、すべてのクリーチャーはトランプルと速攻を得る。
(1)(緑):クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(2)(白):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは5点のライフを得る。
(3)(青):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
(4)(黒):墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをオーナーのコントロール下で戦場に出す。
初出はホームランドのFaerie Noble。1体しか存在しなかった上、後に登場したスプライトの貴族/Sprite Nobleも貴族ではなかったため絶滅が危ぶまれていたが、実際に2007年9月のオラクル改訂により廃止されてしまった。しかし、アーサー王伝説とおとぎ話をモチーフとしたエルドレインの王権の登場に合わせて12年ぶりに復活。新規カードが多数登場したほか、前述の2枚を含む「貴族・王族・有権者」に該当する多数のカードがオラクル更新により貴族となった[1][2]。
全色に存在する。サイズや能力はまちまちだが、ロードのような指導者然とした影響力の高い能力を有するものが多い。伝説のクリーチャーの割合も比較的多い。
伝説の貴族は機械兵団の進軍現在、両面カードの第2面も含め38体存在する(「伝説の(Legendary)・貴族(Noble)」でWHISPER検索)が、第1面・第2面ともに伝説の貴族である王国の未亡人、アヤーラ/Ayara, Widow of the Realmを2体分として数えると39体存在することになる。
- エルドレインの王権はその元ネタ故に王/女王、王子/姫が必要だったため、それらを表すために貴族が用いられることになり、晴れて復活する運びとなった[3]。
- 「Noble」は「貴族」という意味のほかに「気高い、高潔な」という意味も持っており、マジックのカード名ではこちらの意味で使われることも多い(気高き豹/Noble Panther、高潔な旗騎士/Noble Banneretなど)。
脚注
- ↑ Throne of Eldraine Update Bulletin(Internet Archive)(News 2019年9月27日 Eli Shiffrin著)
- ↑ Theros Beyond Death Update Bulletin(Internet Archive)/『テーロス還魂記』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2020年1月10日 Eli Shiffrin著)
- ↑ Eldraine Check, Part 1/エルドレイン・チェック その1(Making Magic 2019年9月23日 Mark Rosewater著)