ロック鳥
提供:MTG Wiki
ロック鳥/Rocは、かつて存在したクリーチャー・タイプの1つ。現在は廃止され、鳥に統合されている。『千夜一夜物語』などの伝説に登場する巨大な鳥。ルフ鳥(rukh)とも言われる(ただし、マジックにおいては別のクリーチャー・タイプとして扱われていた)。
初出はアルファのRoc of Kher Ridges。ミラージュで2種類目の真紅のロック鳥/Crimson Rocが登場したが、次にウェザーライトで登場した「ロック鳥」を冠するロック鳥の雛/Roc Hatchlingは鳥となっており、以後も長らく登場しなかったため、絶滅が危惧されていた。
そして、真紅のロック鳥/Crimson RocがMagic Onlineでのミラージュのリリースに伴う2005年9月のオラクル更新で鳥に変更され、残るRoc of Kher Ridgesも2007年9月サブタイプ変更で鳥に変更され、ロック鳥のクリーチャー・タイプは廃止された。
廃止された後、「ロック鳥」を冠するカードは、基本セット2011でロック鳥の卵/Roc Eggが登場している。
- 伝説上では白い鳥として描かれることが多いが、マジックのロック鳥は白のロック鳥の卵を除きすべて赤である。
- ラヴニカへの回帰にて、白青の空印のロック/Skymark Rocが登場。しかし、ルール上では白いがその姿は青を基調としており、やはり白い鳥とは言い難い。
関連カード
かつてクリーチャー・タイプがロック鳥であったカード。