上位種
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サイズ、能力、マナ・コストなどが全体的に大きくなったカードのこと。主にクリーチャーに対して言う。 上位互換とは意味が違う。 また、これに対して小型のものを「下位種」と呼んだりもする。
ルール上定義されている言葉ではない俗語。「ひとまわり大きい」「大型版」などと表現されることもある。
「上位/下位」という語感から「より使いやすい(上位互換)」と勘違いされやすいが、そういう意味の言葉ではない。「上位種」だからといって実用上より有利になる保証はない。
- もちろんそれが使われてしまえばその効果自体は「上位種」のほうが大きくなるが、その分マナ・コストが大きいため使用できるタイミングが遅くなりがち。安く・早期にだせることがプラスになるケースも少なくないため、小回りが効く小さいほうが選択されることも多い。
- 逆に、下位種では効果が小さすぎて役に立たず、上位種が選択されることも。
- 有名な例として、ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalkerがあげられるだろう。これには上位種(ヴィーアシーノの殺し屋/Viashino Cutthroat)と下位種(ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscoutがいるが、実用上はこの「真ん中の種」が使いやすく、選択されやすい。
- 「甲鱗のワーム/Scaled Wurmは灰色熊/Grizzly Bearsの上位種である」などと言い出すとキリがないので、バニラにはあまり使わない(誤用ではない)。
- また、同系統といっても能力に大きな差がある場合…例えば、「せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiroはラノワールのエルフ/Llanowar Elvesの上位種である」といった言い方もあまりしない。