貴族
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貴族/Nobleは、クリーチャー・タイプの1つ。血統や家柄などによって様々な特権が認められている者。
初出はホームランドのFaerie Noble。1体しか存在しなかった上、後に登場したスプライトの貴族/Sprite Nobleも貴族ではなかったため絶滅が危ぶまれていたが、実際に2007年9月のオラクル改訂により廃止されてしまった。しかし、アーサー王伝説とおとぎ話をモチーフとしたエルドレインの王権の登場に合わせて12年ぶりに復活。新規カードが多数登場したほか、前述の2枚を含む「貴族・王族・有権者」に該当する多数のカードがオラクル更新により貴族となった[1][2]。
全色に存在する。サイズや能力はまちまちだが、ロードのような指導者然とした影響力の高い能力を有するものが多い。伝説のクリーチャーの割合も比較的多い。
伝説の貴族は機械兵団の進軍現在、両面カードの第2面も含め38体存在する(「伝説の(Legendary)・貴族(Noble)」でWHISPER検索)が、第1面・第2面ともに伝説の貴族である王国の未亡人、アヤーラ/Ayara, Widow of the Realmを2体分として数えると39体存在することになる。
- エルドレインの王権はその元ネタ故に王/女王、王子/姫が必要だったため、それらを表すために貴族が用いられることになり、晴れて復活する運びとなった[3]。
- 「Noble」は「貴族」という意味のほかに「気高い、高潔な」という意味も持っており、マジックのカード名ではこちらの意味で使われることも多い(気高き豹/Noble Panther、高潔な旗騎士/Noble Banneretなど)。
脚注
- ↑ Throne of Eldraine Update Bulletin(Internet Archive)(News 2019年9月27日 Eli Shiffrin著)
- ↑ Theros Beyond Death Update Bulletin(Internet Archive)/『テーロス還魂記』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2020年1月10日 Eli Shiffrin著)
- ↑ Eldraine Check, Part 1/エルドレイン・チェック その1(Making Magic 2019年9月23日 Mark Rosewater著)