フェルダグリフ
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フェルダグリフ/Phelddagrifは、クリーチャー・タイプの1つ。 Phelddagrifと探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrifの2体がこのクリーチャー・タイプを持ち、いずれもマナ・コストが(1)(緑)(白)(青)でサイズは4/4、さらに対戦相手にアドバンテージを与えてしまう起動型能力を3つ持っている点も共通している。
伝説のクリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):Phelddagrifはターン終了時までトランプルを得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):Phelddagrifはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):Phelddagrifをオーナーの手札に戻す。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
クリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):探索するフェルダグリフはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):ターン終了時まで、探索するフェルダグリフはプロテクション(黒)とプロテクション(赤)を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):探索するフェルダグリフはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
フェルダグリフとは架空の生物で、伝承などに由来するものではなくマジックオリジナルの存在である。 翼を持った紫色のカバの姿をしている。→画像:Phelddagrif、探索するフェルダグリフ
- このような姿になったのは、Richard Garfield氏が「"Phelddagrif"はどんな風に聞こえる?」という質問に「空飛ぶ紫のカバ」と答えたためである。(Phelddagrifのページやその「参考」の節を参照)
また、名前の由来は「Garfield Ph.D.(ガーフィールド博士)」のアナグラムである。
- 登場したのはPhelddagrifの方が先だが、初めてクリーチャー・タイプのフェルダグリフを持ったのは探索するフェルダグリフである。
どういうことかと言うと、当初はPhelddagrifはフェルダグリフというクリーチャー・タイプを持たず、Oracleの変更でフェルダグリフになったのである。 その背景には、かつては現在の伝説のクリーチャーはレジェンドというクリーチャー・タイプを持っていて、さらに「1つのクリーチャーが持つクリーチャー・タイプは1つ」という方針があったためである。
- カバというクリーチャー・タイプも存在するが、それとは別にこのクリーチャー・タイプが存在するということは、姿は近くてもフェルダグリフとカバは別の生き物なのだろうか。
もっとも、Phelddagrifも探索するフェルダグリフもカバ・クリーチャー・トークンを出す能力を持つので、全くの無関係では無いだろう。