コシマ/Cosima

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[[カルドハイム/Kaldheim]]の[[神]]、[[カルドハイム/Kaldheim#スコーティ/The Skoti|スコーティ/The Skoti]]の一柱。女性({{Gatherer|id=505162}})。
 
[[カルドハイム/Kaldheim]]の[[神]]、[[カルドハイム/Kaldheim#スコーティ/The Skoti|スコーティ/The Skoti]]の一柱。女性({{Gatherer|id=505162}})。
  
コシマは海の神だ。彼女は極めて好奇心旺盛かつ激情的で、あまり長くひとところに留まることができない。彼女はもともと海で生まれたため、年長のスコーティを親族と見なすよりも、海の娘を自称する。コシマは他の神々と共に暮らしてはいないが、時折[[イストフェル/Istfell#神々の聖堂/The Gods' Hall|神々の聖堂/The Gods' Hall]]に戻ってきては、好きなだけここにいてよいと歓迎を受ける。
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コシマは海の神だ。彼女は極めて好奇心旺盛かつ激情的で、あまり長くひとところに留まることができない。彼女はもともと海で生まれたため、年長のスコーティを親族と見なすよりも、海の娘を自称する。コシマは他の神々と共に暮らしてはいないが、時折[[イストフェル/Istfell#神の間/The Gods' Hall|神の間/The Gods' Hall]]に戻ってきては、好きなだけここにいてよいと歓迎を受ける。
  
コシマは[[カルドハイム/Kaldheim#星界の怪物/Cosmos monster|星界の怪物/Cosmos monster]]として生まれた――[[カルドハイム/Kaldheim#領界/Realm|領界/Realm]]間の[[カード名百科事典#オーロラ|オーロラ]]を泳ぎ回る大きなイルカだ――だが神々の領界/The Gods' Realmに入り込んだ際に、彼女は[[人間]]の姿を取り、神性を獲得した。コシマは[[アールンド/Alrund]]との間に三人の子をもうけ(長男[[トラルフ/Toralf]]、長女[[ビルギ/Birgi]]、次女[[コルヴォーリ/Kolvori]])、神々の聖堂で家族と二十年間一緒に暮らした。これは今でも、彼女がひとところに留まった期間の最長記録である。しかし彼女が海の呼び声に耳を塞ぐことはなく、やがて聖堂を離れて元来た場所へと戻っていった。
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コシマは[[カルドハイム/Kaldheim#星界の怪物/Cosmos monster|星界の怪物/Cosmos monster]]として生まれた――[[カルドハイム/Kaldheim#領界/Realm|領界/Realm]]間の[[カード名百科事典#オーロラ|オーロラ]]を泳ぎ回る大きなイルカだ――だが神々の領界/The Gods' Realmに入り込んだ際に、彼女は[[人間]]の姿を取り、神性を獲得した。コシマは[[アールンド/Alrund]]との間に三人の子をもうけ(長男[[トラルフ/Toralf]]、長女[[ビルギ/Birgi]]、次女[[コルヴォーリ/Kolvori]])、神の間で家族と二十年間一緒に暮らした。これは今でも、彼女がひとところに留まった期間の最長記録である。しかし彼女が海の呼び声に耳を塞ぐことはなく、やがて聖堂を離れて元来た場所へと戻っていった。
  
 
コシマは海中に潜るや否やイルカの姿に戻り、あらゆる領界の海を自由に楽しく泳ぎ回る。一部の者は、彼女はほとんどの時間を[[リトヤラ/Littjara]]で謎めいた[[多相の戦士/Shapeshifter (ストーリー)#カルドハイム|多相/Shapeshifter]]たちに交じって過ごしているのではないかと考えているが、神々の領界を長く留守にしている間に彼女がどこにいるのかは、実のところ誰も知らない。
 
コシマは海中に潜るや否やイルカの姿に戻り、あらゆる領界の海を自由に楽しく泳ぎ回る。一部の者は、彼女はほとんどの時間を[[リトヤラ/Littjara]]で謎めいた[[多相の戦士/Shapeshifter (ストーリー)#カルドハイム|多相/Shapeshifter]]たちに交じって過ごしているのではないかと考えているが、神々の領界を長く留守にしている間に彼女がどこにいるのかは、実のところ誰も知らない。

2021年1月29日 (金) 07:11時点における版

コシマ/Cosimaカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイムの航海の神、コシマ/Cosima, God of the Voyageが初出。

目次

解説

カルドハイム/Kaldheimスコーティ/The Skotiの一柱。女性(イラスト)。

コシマは海の神だ。彼女は極めて好奇心旺盛かつ激情的で、あまり長くひとところに留まることができない。彼女はもともと海で生まれたため、年長のスコーティを親族と見なすよりも、海の娘を自称する。コシマは他の神々と共に暮らしてはいないが、時折神の間/The Gods' Hallに戻ってきては、好きなだけここにいてよいと歓迎を受ける。

コシマは星界の怪物/Cosmos monsterとして生まれた――領界/Realm間のオーロラを泳ぎ回る大きなイルカだ――だが神々の領界/The Gods' Realmに入り込んだ際に、彼女は人間の姿を取り、神性を獲得した。コシマはアールンド/Alrundとの間に三人の子をもうけ(長男トラルフ/Toralf、長女ビルギ/Birgi、次女コルヴォーリ/Kolvori)、神の間で家族と二十年間一緒に暮らした。これは今でも、彼女がひとところに留まった期間の最長記録である。しかし彼女が海の呼び声に耳を塞ぐことはなく、やがて聖堂を離れて元来た場所へと戻っていった。

コシマは海中に潜るや否やイルカの姿に戻り、あらゆる領界の海を自由に楽しく泳ぎ回る。一部の者は、彼女はほとんどの時間をリトヤラ/Littjaraで謎めいた多相/Shapeshifterたちに交じって過ごしているのではないかと考えているが、神々の領界を長く留守にしている間に彼女がどこにいるのかは、実のところ誰も知らない。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

カルドハイム
軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke乗り上げ/Run Ashore

登場作品・登場記事

その他

  • モチーフは北欧神話の神、ニョルズおよびエーギルだろう。どちらも海の神だが、ニョルズが海にまつわる人間の活動に関係しているのに対し、エーギルは人間に対して無慈悲な海の自然現象を象徴している。
  • 星界の怪物から神になった点は、北欧神話に複数登場する、アース神族の配偶者となった巨人(スカジゲルズなど)がモチーフと思われる。

参考

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